えーと、前回の続き、といきたいところでしたが、雨天中止・・・。ソフトボール大会は、1週間後に延期となりました。そんなわけで、きょうはこんな話をば。
最近、スポーツ中継をよく見るが、どれを見てもなんか面白くない。プロ野球は時間が来たらどんなに盛り上がってても放送がうち切られるし、世界水○はいつのまにか終わっていた。今開催中の世界○上も、中継を見るが、いまいちぱっとしないし、競技場の観客もさほど多くないようす。また一つのグラウンドでいくつもの競技をしている(トラック競技とハンマー投げ、など)とはいえ、中継する競技がころころ変わると、何を注視したらいいのかわからなくなることも。
とあるニュースによると、今回の世界陸上、始まって以来の大失敗に終わる可能性がある、とまで報じている。その理由として、観客が少ない、チケット代が非常に高い、日本人選手のメダル獲得数がいまだない上、期待された選手達が次々と予選落ちになってしまったこと、などなど。
今せっかく盛り上がっている大会にケチを付けるのはあまり好きじゃないが、もう一つだけ言わせて欲しい。開催時期が8月の終わり、というのもあまり良くなかったのでは、と思う。とくに昼間に行う予選で、実力が発揮できず敗退した原因のひとつに、猛暑とよばれる今年の猛烈な暑さも影響しているのはまちがいない。もう少し涼しい時期、せっかく体育の日があるのだから、その時期にしても良かったのでは、そうすればもう少しイイ記録も期待できたのでは、とも思うのだが、どうなのでしょう。
別にこれは世界陸上に限らず、世界を相手にするスポーツ競技全般についていえることだが、大会が始まる前、たとえば、ある陸上選手を「メダルラッシュが期待されます」と華々しく紹介しておきながら、その選手がなかなか結果が出せないでいると、今度は、「今度はぜひファイナルまで行って欲しいですね」、それでもダメなときは、「こうなったら自己記録の更新を期待したいですね」と変わってしまう。時が経つにつれて評価のハードルがだんだん下がっていくのにも、じつは違和感を覚える。で、最後には、目の前のメダルのことはどこへやら、「この結果をバネにして、次のオリンピックへの足がかりにしたいですね」などと何が何でも評価したい、批判は絶対しまい、という意図が見え隠れしている。一生懸命頑張った選手を批判するのは良くないが、過剰な期待を最初に抱かせるのもどうなのかな?と思わずにいられないわけで。