7月20日(日)、アミュゼ柏にてピアノコンペティション(コンクール)があり、
当教室から、3名の生徒さんが出演しました
実は私はコンクールやオーディションが大の苦手
高校時代に自分が参加した苦い思い出もあり、音楽の演奏で人と争い、優劣を
つけるということにとても疑問を感じていたこともあって、生徒さんを出場
させることにも、今までずっと消極的でした。
長くいらっしゃる生徒さんも、私からオススメされたことはないと思います。
でも今年、「出演してみたい」という生徒さんがいたので、じゃぁ…
とブログにも紹介したところ、他にも2名の方が「やってみたい」と
希望して下さったので、一念発起して出演して頂くことにしたのです。
結果はともかく、このコンペティションに向けての練習を始めて、3人とも
本当に成長しました
発表会とはまた違った緊張感で、複数の課題曲を5ヶ月近く色んな角度から
練習して、音楽の美しさを味わいながら演奏し、何より本当に楽しんで演奏する
ことを知ってくれたのではないかと思います。
練習を重ねるに連れ、ぐんぐんその曲が魅力的になっていくのを聴かせてもらうのが、
毎週驚きであり、本当に楽しみでした
私も色々と深く勉強させて頂き、今まで気付かなかったことを学ばせて頂く
良い機会になりました。ありがとう
コンペティションに対する考えも、少し変わりました。
やっぱり好きとは言えないし、是非是非出演しましょうとは
思えないのですが、目標を設定することで、こんなにも大きく成長することができ、
またかけがえのない経験をして頂けるとしたら、それは誰かに勝るとか劣るとかの
問題ではなく、ピアノを、音楽を続けていく上で、とってもプラスになる一つの
機会ではないかな…と思うようになりました。
他の人に勝つためでなく、あんなにも素晴らしい演奏をして下さった生徒に、
本当に惜しみない拍手を送りたいと思います
そして、もっともっと一人一人の魅力を引き出して、導いていけるように私自身も
努力し、勉強し、向上していかなければ…と真剣に思いました。
出演した生徒さん、応援に来て下さった方、ありがとうございました
次回、挑戦してみようと思う方、頑張りましょう
頑張りたいけど、コンクールはちょっと…という方、次回の発表会
に向けて、がんばっていきましょう
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