栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

パソコンの動きが不安定なら一度掃除をしてみよう。

2007-04-17 02:10:33 | 視点
 Windows XPになってからフリーズすることはなくなったが、それでも長時間使っているとパソコンの動きが遅くなったり、不安定になることがある。
この傾向は特にノートパソコンで顕著に見られる。
原因はCPUが熱くなりすぎ、制御が効かなくなって暴走するのである。
熱くなると暴走するのは人間もCPUも一緒ということだろう。

 ノートパソコンは狭い筐体の中にいろいろ詰め込まれているため、風通しも悪く、どうしても中に熱が籠もりがちになる。
対策はCPUを冷やすしかなく、一番いいのはスイッチを切ってしばらく休めることだ。
しかし、そうもいかないときはノートパソコンの下からファンで風を送り、筐体を冷やす方法がある。
こうした冷却装置も売っているので試してみるといいだろう。

ネットで買えば断然お得!お買い物なら楽天市場


 デスクトップパソコンの場合は風通しがいいようにケースに風穴も空いているし、ファンで強制換気をするようになっている。
 ケースに穴が空いているということは、それだけホコリが内部に入りやすいということでもある。
タワー型の場合はスペースの関係で机の上ではなく下に置くことが多い。
逆いえば、それだけホコリが入りやすいということだ。

 このホコリが大敵で、CPUの発熱暴走を防ぐためにCPUの上にはクーラー(ファン)が付いているが、このクーラーがホコリで汚れてしまうのだ。
扇風機の羽根やエアコンのフィルターにホコリがたまると効きが悪くなるのと同じで、CPUクーラーにホコリがたまるとCPUを冷やすことができなくなる。
結果、暴走することになる。

 実はかくいう私もあまりデスクトップパソコンの内部を掃除したりはしないのだが、メモリーを増設したついでにCPUクーラーを見てホコリだらけなのに驚いて、早速、綿棒でクーラーの掃除をした。
いやー、取れるわ、取れるわ。
よくもまあ、これほど汚れていたというぐらいホコリがクーラーにこびりついていた。
CPUクーラーだけでなく、ケース内全般の掃除もしたのとメモリーの増設で、以来デスクトップパソコンの動きは速くなった。

 古いパソコンの改造に一番のお勧めはメモリーの増設。
これだけで随分動きが快適なる。
ハードディスクドライブを大容量のものに替えれば、さらに動きが速くなる。
そして、お金を1銭もかけずにできるパソコン快適化がCPUクーラーの掃除である。
ぜひ一度試して欲しい。

 これは直接速度に関係ないが、こまめに実行して欲しいのがディスプレイの掃除。
特にブラウン管ディスプレーを使用している人は画面上のホコリをこまめに除去することをお勧めしたい。
ディスプレー上に付いたホコリがまるで弾丸のように目を襲っているからだ。
液晶ディスプレーはブラウン管ほどではないとはいえ、ホコリが目を襲っていることに変わりはないので、目の保護のためにもディスプレーの掃除はこまめに行いたい。
 いずれにしろパソコンも大敵はホコリと覚えておくといい。

楽天市場なら新作パソコンや中古パソコンが激安に