栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

感心しない小沢民主党代表の態度

2009-02-13 21:50:17 | 視点
小沢氏と米長官会談見送りの公算 地方遊説優先のため(共同通信) - goo ニュース

 また小沢一郎民主党代表の鎖国主義が始まった。
クリントン米国務長官が訪日中に民主党の小沢代表と会談したいと打診してきているのに小沢氏は会わないつもりらしい。

民主党の意向というより小沢氏の意向のようだ。
理由は総選挙に向けた地方遊説を優先しているためのようだが、この態度はほめられない。

 クリントン国務長官が野党の党首にわざわざ会おうとしているのは、次期政権は民主党が中心になって担うであろうと踏んでいるからだ。
 本来なら民主党の方からクリントン国務長官にアプローチしていいのに、逆に先方からアプローチしてきているのを拒否するのはどう考えてもおかしい。

 オバマ政権誕生前には民主党議員団が訪米し、米民主党の幹部連に会っているではないか。
それはオバマ政権になったときの対応やパイプづくりを考えてのことだったはず。
とすればこんな好機を逃すべきではないだろう。

 小沢氏は外国の要人と会談するのが嫌いなのだろうか。
嫌いだとすれば、その理由は何なのか。
口べただから? 
まさかね。選挙結果如何では首相にもなろうかという人が口べただからという理由で外国のトップ・要人との会談を拒否なんかしていたら国の外交はできないだろう。

 彼は過去にも数度外国の要人との会談を「すっぽかした」ことがあるようだが、そのような態度を続けるなら、やはり民主党には任せられない、と国民は思ってしまうだろう。

 それとも本気で政権を奪取するつもりがないのか。
仮に小沢氏に本気がなくても民主党に本気度があるなら、この際、党首を替えてでも本気で政権奪取に臨んだらどうだ。


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