栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

強欲資本主義に毒されていたアメリカ

2009-02-15 23:29:36 | 視点
 市場原理に任せておけば「見えざる神の手」が働き、全体で調和が取れるようになるどころか、市場原理に任せておけば「神の手」ではなく「悪魔の手」が裏で働き、誰かが不正に儲けていたのである。

 新自由主義経済下の政策を進めてきたアメリカではサブプライムローンに端を発した今回の不況で、こうした事実が次々に明るみに出た。

 しかし、アダム・スミス風に言えば「時代の意思」は人間の愚かな行為をいつまでも許さず、修正を加えだす。

 事実、アメリカでは「Change!」という言葉とともに登場したオバマ大統領の下、行き過ぎた新自由主義経済に決別し、その修正に乗り出しつつある。

それは高度な経済理論や金融工学などによるのではなく、ごく普通の人間が持っている

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