原稿を書くため、長年キーボードを打ち続けたせいで左手小指が腱鞘炎のようになり、まっすぐ伸ばせなくなったのはすでに10年余前。
最近は、痛い小指をかばっていたら薬指までが伸びなくなり、今では左手は人差し指1本で打っている。
キーボード入力ぐらいならまだいいが、この頃では日常生活にも差し支えるようになってきた。
恐らくこのまま行けば近い将来にパソコンを使えなくなる、という恐怖感から、今年になり音声入力を試してみた。ところが変換効率の問題もさることながら、周囲に人がいると書きにくく(声が他人にうるさい。書いている内容が知られる)、メールも書けないので使うのを諦めた。
結局、手書きしかない。そこで手書き文章をスキャナで読み取ることを考えた。
しかし、これも案外面倒くさい。
ケーブルでパソコンとつないで、スキャナの電源を入れて、と手間がかかる。
第一、スキャナは場所を取るし、持ち運びもしにくい。
そこで次に日本語入力を替えることにした。
打鍵数が多いローマ字入力をやめ、かな入力に変更した。
ところが長年やってきたローマ字入力をかな入力にかえるのは、覚えるまでに結構時間がかかる。
キーの位置を探すことに手間取り、思考が途切れてしまうので、即使えるというわけには行かず、取り敢えず時間をかけてかな入力の文字配列を覚えることにした。
そうこうしている時、Baidu(バイドゥ)という日本語変換システムがキー入力が少なく、しかも変換が速いと知り、長年親しんできたATOKをBaiduに替えた。(Baiduならすべて速いわけではなく、オプション設定で「アドバンススタイル」を選んだ時)
それでもキーボードを打つということに変わりはなく、さらにキータッチを減らすためには、やはり手書きしかないと思っている時、「MVPen」を使ってみたらという情報を以前、友人の社長からもらっていたことを思い出し、思い切って購入することにした。
結果は予想以上に使えそうだ、ということだ。
詳しい使用感は後日にまわすが、ビックリしたのはマニュアルの不親切さ。
「クイック・スタート・ガイド」という薄っぺらな説明書は文字中心。
じっくり目を通せば分かるのだろうが、あまりよく考えもせず取り敢えず「MyScriptNotes」というソフトウェアをインストールした。
次は紙に専用デジタルペンで原稿を書き、読み取らせたユニット本体をUSBケーブルでパソコンに繋いだが、アップロードしない。
おかしいなと思いながら何度かその動作を行った後、もう一度マニュアルを一字一句きちんと読みなおすと「PC上のノートテイカーを起動」とあった。
そう、CDには「NoteTaker」というソフトもあり、先の「MyScriptNotes」というソフトと2つインストールしないといけないのだ。
それにしてもいまどき珍しく読みにくい、不親切なマニュアルである。
マニュアルはほかにもいくつかの問題点がある。
もう少しユーザーサイドに立ったマニュアルに作り替えるべきだろう。
最近は、痛い小指をかばっていたら薬指までが伸びなくなり、今では左手は人差し指1本で打っている。
キーボード入力ぐらいならまだいいが、この頃では日常生活にも差し支えるようになってきた。
恐らくこのまま行けば近い将来にパソコンを使えなくなる、という恐怖感から、今年になり音声入力を試してみた。ところが変換効率の問題もさることながら、周囲に人がいると書きにくく(声が他人にうるさい。書いている内容が知られる)、メールも書けないので使うのを諦めた。
結局、手書きしかない。そこで手書き文章をスキャナで読み取ることを考えた。
しかし、これも案外面倒くさい。
ケーブルでパソコンとつないで、スキャナの電源を入れて、と手間がかかる。
第一、スキャナは場所を取るし、持ち運びもしにくい。
そこで次に日本語入力を替えることにした。
打鍵数が多いローマ字入力をやめ、かな入力に変更した。
ところが長年やってきたローマ字入力をかな入力にかえるのは、覚えるまでに結構時間がかかる。
キーの位置を探すことに手間取り、思考が途切れてしまうので、即使えるというわけには行かず、取り敢えず時間をかけてかな入力の文字配列を覚えることにした。
そうこうしている時、Baidu(バイドゥ)という日本語変換システムがキー入力が少なく、しかも変換が速いと知り、長年親しんできたATOKをBaiduに替えた。(Baiduならすべて速いわけではなく、オプション設定で「アドバンススタイル」を選んだ時)
それでもキーボードを打つということに変わりはなく、さらにキータッチを減らすためには、やはり手書きしかないと思っている時、「MVPen」を使ってみたらという情報を以前、友人の社長からもらっていたことを思い出し、思い切って購入することにした。
結果は予想以上に使えそうだ、ということだ。
詳しい使用感は後日にまわすが、ビックリしたのはマニュアルの不親切さ。
「クイック・スタート・ガイド」という薄っぺらな説明書は文字中心。
じっくり目を通せば分かるのだろうが、あまりよく考えもせず取り敢えず「MyScriptNotes」というソフトウェアをインストールした。
次は紙に専用デジタルペンで原稿を書き、読み取らせたユニット本体をUSBケーブルでパソコンに繋いだが、アップロードしない。
おかしいなと思いながら何度かその動作を行った後、もう一度マニュアルを一字一句きちんと読みなおすと「PC上のノートテイカーを起動」とあった。
そう、CDには「NoteTaker」というソフトもあり、先の「MyScriptNotes」というソフトと2つインストールしないといけないのだ。
それにしてもいまどき珍しく読みにくい、不親切なマニュアルである。
マニュアルはほかにもいくつかの問題点がある。
もう少しユーザーサイドに立ったマニュアルに作り替えるべきだろう。