栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

師走の恒例行事

2010-12-30 12:14:41 | 視点
栗野的視点読者の皆様へ

 この1年、何度もお会いした人、あまりお会いできなかった人など色々ですが、何事もなく1年を終えられたことと思います。

 それにしても12月は異常な暖かさで、いよいよ日本列島も亜熱帯地方の仲間入りかと思っていましたが、クリスマスから一変して寒波襲来。

列島はほぼスッポリ雪に覆われたようです。

 私は26日帰省の予定(1000円高速利用のため)でしたが、26日は中四国は雪との予報で急遽予定を1日早め、25日の午後慌ただしく福岡を車で出発しました。

 ところが中国自動車道の徳地を過ぎた途端に降雪、積雪に見舞われ、ついには深谷PAで止められ、ノーマルタイヤ車はUターンを命じられました。

そして六日市インターチェンジから岩国に出、そこから山陽道を走り帰省しましたが、本当に命拾いをした思いです。

 ところで、私は12月に必ず実行していることがあります。

それはユニセフ等への寄付と忘年会です。

 ユニセフへの寄付は妻が他界した10年前から毎年必ず実行しています。

金額はわずかなものです。

それでも飽食の日本と違い、世界中ではまだ貧困で死亡する子供、教育を受けられない子供達の方が圧倒的に多いと知り、少しでも役立ちたいとの思いから細々と続けています。

 忘年会は個人的にお会いしたい人7、8人に声をかけ、じっくり話し込むようにしています。

そして参加者から1人数100円を寄付してもらっています。

それを私が毎年行なっている寄付とは別にユニセフに寄付しています。

なぜ1000円単位ではなく100円単位なのか。

それは飽食の日本とは違い、世界中にはまだ飢餓で死ぬ人の方が圧倒的に多いこと、わずか300円で子どもの命が救われるということを知ってもらいたいからです。

寄付はある意味、累進課税と同じです。

多く収入がある人は多く寄付すればいいし、そうでない人はそれなりに、でいいと思っています。

 大事なのは寄付をする行為と、それを続ける行為、それに善意の心だと思っています。

今年は「国境なき医師団日本」にリエゾン九州の名前で送りました。


 年末年始は岡山の生家で過ごします。

今年は少し長めの滞在です。

母は88歳になりました。

デイケアーに通いだしてから元気になりました。

それでも一人暮らしは寂しい、と口にし出しました。

側にいてやることが親孝行と思い、1月9日まで岡山県にいます。

 来年が皆様にとってよいお年でありますように。