栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

日本の製造業はなぜ衰退したのか。~デジタル革命が原因

2012-12-15 12:28:36 | 視点
デジタル革命が原因

 結局のところ、日本企業が自ら招いた種である。

海外に工場を移転し、生産する以上、技術も一緒に移転、漏洩せざるを得ない。

シャープの亀山工場は情報防衛のためにも国内生産にこだわり、工場を丸ごと

ブラックスボックス化したが、一つの成功に気をよくして、さらなる量産体制に入るべく大設備投資

 原因はデジタル革命である。

デジタル化は処理速度と処理能力を飛躍的にアップし、商品のコンパクト化、新商品の開発に大きく

貢献しただけでなく、製品の作り方そのものまで大きく変えてしまった。

 それでもまだ初期には日本企業の優位性は保たれた

       (以下略)

台湾メーカーに握られた命運

 現在、日本企業が世界で強さを発揮している分野は一眼レフカメラだとは既述したが、

実態は上記のように台湾メーカーなしにはもはや成り立たない構造になっているのだ。

 その中で唯一、自社生産にこだわっているのが

       (以下略)



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