栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

売れる秘訣は「簡単、安い、面白い」 ~ 日本の製造業はなぜ衰退したのか。

2012-12-24 00:24:02 | 視点
歴史は繰り返す

 デジカメ各社が低価格コンデジから撤退する動きを見せ始めたのは、ケータイや

スマートホン(スマホ)に役目とシェアを奪われ、儲かる商品ではなくなったからである。

 過去何度も目にした光景である。

「ユーザーニーズがある」「消費者は便利なものを求めている」という思い込みから

多機能競争に走る。ところが、案に相違して


売れる秘訣は「簡単、安い、面白い」

 デジタルが社会の様々なもの、システムさえ変えてしまい、

それに伴い日本メーカーの優位性がなくなってきた


 ミラーレス市場をリードしているのはパナソニック、オリンパス、ソニーの3社。

ソニーはミノルタのカメラ部門を買収しはしたが、パナソニックと同じく家電メーカーである。

ミラーレス御三家の中でフィルム時代からカメラを作っているのはオリンパスだけだが、

オリンパスも業界シェア下位企業だ。

 常に時代を変えるのは下層階級、よそ者、下位企業であり、売り上げ上位企業は

高みの見物をしばらく決め込むのはどこでも、いつでも同じ構図である。

そして新市場が拡大し始めた頃


新カテゴリーの創造に3社の協力

         (中 略)

モノではなく文化を作る発想がない

         (中 略)

強迫観念に苛まれ、本質を疎かに

         (以下 略)




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