栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

援けを待っている人がいます。善意の志を届けませんか。

2015-12-26 11:54:19 | 視点
 いよいよ今年も残すところ数日になりました。
大過なく無事に過ごせたことを感謝する一方、目を世界に向ければ住む場所すら奪われ、食べる物もなく困っている人も大勢います。
 フランスは今年、スーパーマーケットの食品廃棄処理を禁止し、売れ残りの食品を慈善団体に寄付するか肥料、飼料として転用することを義務付ける法案を成立させました。
飽食日本ではスーパー、コンビニから大量の食品が廃棄処分にされています。賞味期限が近いという理由だけでです。
あまりにもモッタイナイ話です。
もちろん中にはそれらをフードバンク等に寄付している企業もあります。
そうした行為でどれだけの人が助かっていることか。
できるだけこうした活動を広げていきたいものです。

 個人的には極々わずかばかりの金額を慈善団体に送るよう心がけています。
私が寄付をしているのは「国境なき医師団」と、ホームレス支援団体です。
もし同じような気持ちをお持ちの方がいらっしゃれば善意の志を届けてみませんか。

 「国境なき医師団」の活動はご存知だと思いますが(ご存じでない方は同組織のHP、http://www.msf.or.jp/を)、時には銃弾が飛び交う戦地で文字通り命をかけて、医療支援を待つ人達のために活動している組織です。
 先頃、米軍の誤爆で支援活動をしている彼らが犠牲になったことはご存知と思います。

 医療関係者でない私は現地に赴いて活動することはできないが、少しでも彼らの活動に協力できないかと考え、極々わずかばかりの金額を、それも一度にできず、年数回に分けて送り続けています。
 今年はもう少し有志を募りたいと考え、「チャリティ忘年会」を呼びかけたところ、 ”世界中で、これだけ紛争が起こると「国境なき医師団」の存在感が注目されるところです。微力ながらご協力出来れば幸いです”(Aさん)
 と即座に参加申し込みをいただいたり、

 ”その日は上海ですので忘年会に参加することが叶いません。その代わりに気持ち程度ですが、寄付金をお送りさせて頂きたい”(Iさん)

 ”「国境なき医師団」の献身的活躍は、崇高な行為で、チャリティー忘年会へ参加したいところですが、現在、化粧品のOEM製造の依頼で、休日なしで働いているところです。寄付金を送ることで、ご容赦願いたい”(Wさん)

 などという声が上がりました。やはり善意の志を持った人は多いのだと多少気をよくしたところです。


 もし、「国境なき医師団」の活動を支えたいとお考えの方は善意の志を同組織に直接、届けませんか。
 寄付はネットからでもできるようです。

「国境なき医師団」 http://www.msf.or.jp/


       ◇       ◇

 また、年末に路上で過ごさなければならない人達もいます。
ホームレスの人達ですが、食事や医療提供などで彼らを献身的に支えている組織もあります。
 私が会員(会費2000円)になっているのは福岡市博多区美野島にあるNPO法人「美野島めぐみの家」です。
 キリスト教の教会を毎週火曜日だけ借りて、炊き出し、食事、衣料その他を提供しています。
 ここの活動を知ってから、私も会員になり、コート等の中古衣料やタオル、アルミ缶を時々持参しています。
アルミ缶は結構金になるようです。
 食材はコストコがパンを、グリーンコープが野菜その他を毎週提供してくれているようです。


「美野島めぐみの家」 http://www.megumihome.sakura.ne.jp
  福岡市博多区美野島2-5-31
  tel 080-6439-3294(瀬戸さん)

「国境なき医師団」 http://www.msf.or.jp/




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