栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

クリーニングでシミが付く

2010-10-14 15:48:15 | 視点
 クリーニングとは本来汚れを落とすものである。
ところが、そのクリーニングで汚れが付いてきたら誰でも驚くに違いない。
いままでクリーニングは福岡でも高いとされているH洋舎に長年出してきた。
受付がある天神のデパートまで持っていっていたのだ。

 しかし、昨夏から夏物はそこに出すのをやめた。
というのもその前年の夏、買ってから2回しか履いていない綿のパンツを出したところ、シミが付いて帰ってきたのだ。
その場で気付きやり直してもらったが、「洗い直しましたが、これ以上は落ちません。これ以上すると生地が傷みますから」という返答と共にパンツが帰ってきたのにはさらに驚いた。

 実はH洋舎は上手という話だったのだが、夏物のジャケットを出すと袖口の汚れは落ちないし、白のジャケットにシミが付いて来たりしていた。
 しかし、出す前に入念にチェックしているわけではないので、新品でない限り着ている内に付いたのかクリーニングに出して付いたのかが分からない。
 それに普通、汚れを落とすクリーニングに出して汚れが付いて帰ってくるなどとは思いもしないので、多少合点がいかなくても、最初からシミが付いていたのだろうと納得せざるを得ない。
 ところが、パンツはそのシーズンに新たに買ったもので、しかもシーズン中わずか2回しか履いていなかったし、白色はちょっとした汚れでも目立つから、出す前にチェックもしていた。
 それにシミが付いて帰ってきたのだ。
これ以上どうしようもありませんと言われれば仕方ない。
まあ、コットンパンツだからそれほど高価なものでもないしと諦め、今夏まで全く履くこともなく仕舞い込んでいた。

 それがある時、洋服タンスから出してみてビックリ。
写真(ちょっとわかりにくいかも)のように一面シミだらけになっていたのだ。
そこで「染み抜きはお任せください」と書かれていたクリーニング店に持って行ってみた。
「これはカビかも分かりませんね。クリーニングから帰ってきた後も袋に入れっぱなしにされていたのではありませんか。袋から出して保管してください」
 この時初めて不織布付きの袋から出さないといけないのだと知った。
それにしてもクリーニングで汚れてくるなんて信じられない。
デラックスやロイヤルで出しているというのに。

 ところで件の麻ジャケット、ダイエー笹丘店内のクリーニングに出してみた。
やはり「染み抜きはお任せください」と表示されていたから。
すると袖口の汗ジミがきれいになって帰ってきた。
料金はH洋舎より安かったと思う。

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