ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

バス停のそばに乙女椿が咲いていました

2010年03月05日 | 日記
椿は種類が多く世界に500種あるといわれていますが、
その中で薮椿と乙女椿はよく見かける椿です。
乙女椿は12月にも少し咲きますが、その後しばらく休んで
3月になって八重咲きのピンクの花が咲きはじめます。

数年前に民家の裏の竹林の端に咲いた乙女椿を見て、
乙女椿の美しさに気がつきました。
乙女椿という名前からくるイメージと実際に見た清純な乙女のような
花の美しさがよくマッチしています。
乙女椿は咲き始めがよく、時間がたつと木いっぱいにたくさんの花が
咲いて、黄ばんだ花が出てくる頃には美しさを失います。
大木なら乙女の学級が数クラスはできるほどピンクの花があふれます。

一昨日行った乙女椿の大木のあるお寺では、まだ花が咲いていませんでした。
近くのバス停のそばの会社の敷地の中に数本の乙女椿が
咲き始めていました。
咲き始めの乙女椿は花の数が少なく限られますが、
ひとつひとつの花の品定めに熱中し、
気がついたら会社の敷地の中に入っていました。

フェンス越しにバスを待っている人たちはこちらを見て
怪訝な顔をしていました。
正直なところ、この椿の名前が乙女椿でなかったら、
これほど執着しなかったでしょう。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。