ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

春蘭(シュンラン)の咲く市民の森を歩いて

2010年03月22日 | 日記
今日東京では桜の開花発表がありました。
今日は花の管理人を誘っていつも行く市民の森と違う
市民の森に行きました。
桜が咲くころにその森の尾根に春蘭が咲くことを思い出したからです。

尾根を歩いてすぐ花の管理人は春蘭を見つけました。
春蘭の葉はヤブランの葉によく似ているので
なかなか見つかりませんが、花の管理人は
葉の見分けが早くすぐ探し出しました。

それからカワセミのいる池のそばを通って別の尾根に入りました。
さっそく”あったけど自分で探してみて”と
私の発見力をテストされました。
5メートル以内をキョロキョロ見渡しましたが、
ヤブランやリュウノヒゲの細長い葉はありますが、
春蘭は見つかりませんでした。

5メートル先の木の根元を指差されたので、
そこに行ったら枯れ枝に少し隠れて春蘭の大株がありました。
花が7個ついていて、こんな素晴らしい春蘭との出会いに
興奮しながらカメラを向けました。

ところが花の管理人は春蘭に近寄ることもなく
先を歩いていたので、引き返して春蘭を見るよう勧めました。
それから枯れ枝を上に乗せて、来年も無事にこの大株の春蘭が
見られることを祈ってその場を去りました。

春蘭を自分で探せないことに口惜しい思いをしていましたが、
最後に辛うじて1株見つけられてほっとしました。
駐車場に戻る途中、この森でも桜の開花を確認しました。

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市民の森の菜の花畑は見ごろでした

2010年03月22日 | 日記
昨日は明け方悪天候でしたが、日中は快晴になりました。
よく行く市民の森に行ったら、道路が車でいっぱいで驚きました。
この3連休は菜の花と花桃が見ごろで、
家族連れで賑わっていました。

菜の花畑に通路があるので中に入って写真を撮る人が多かったです。
いままで気がつきませんでしたが、道路に看板が立っていました。
山際の水路沿いのコナラやシラカシやキブシを伐採して、
樹木を若返らせる「萌芽更新」を行っていると書いてありました。

現場は急な斜面で「萌芽更新」する場所に適さないところがあり、
人が安心して歩けないような狭い山際の水路そばに、
スミレの仲間やワレモコウが咲くように復元します、
若返った樹木はいきものの住処になりますと
書いてあってもにわかに信じられませんでした。

私も菜の花畑に入ってカメラを構えました。
普段静かなところなので菜の花畑に人がいると絵になると
思いましたが、少し離れすぎでした。

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山にキブシの花穂が垂れていました

2010年03月22日 | 日記
桜のシーズンが近づくと、山や林にキブシが咲きます。
咲くというより長い花穂が垂れます。
キブシの和名は木五倍子で、由来はキブシの果実に
含まれるタンニンが黒色染料の五倍子(ふし)の
代用になったのでこの名がつきました。

春を実感するものは人さまざまでしょうが、
私はキブシの淡黄緑色の花穂が垂れているのを見ると
春がきたなと実感します。

子どもたちが以前通園した幼稚園の山際にキブシの成木があり、
よくここにキブシを見にきました。
ところが一昨日行って見たら、キブシが見当たりません。
近寄ってみたら、倒木していました。
わずかに花が咲いていましたが、根が上がっているので
残念ながら助かりそうもありませんでした。

写真のキブシは市民の森に隣接した水路の山際で撮ったものです。
ここに歩いてくる途中、突然キジが飛び立ち、
バタバタバタと大きな音を出して山の中に飛んでいきました。
これからキブシを見るにはここまで来ることにそうです。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。