帷子川に行く途中にまとまった広さの県の管理地があります。
昨年までミニ植物園と名づけてよく通ったところです。
この春に桜、梅、椿、山茶花、センダン、ムクロジ、トウネズミ
モチなどが伐採されて、その更地にセイタカアワダチソウが
わずか半年で一面に繁茂していました。
なぜか伐採を免れた柿の幼木が道路側にあり、葉がきれいに
紅葉していました。
これを柿紅葉(かきもみじ)といい、季語になっています。
柿紅葉せり纏はる蔦の青き哉 漱石
数日前に追分市民の森に行く途中に見た民家の柿の実は
艶があり美しかったですが、柿紅葉にはほど遠かったです。
写真を見て柿は1個ではさびしいですね。