帷子川を10年以上歩いていますが、ツルソバの花を
遊歩道で見るのははじめてです。
ツルソバは真鶴岬から海岸に下りたところに群生して
いるのが印象に残っています。
茎は這うようにつるを長く伸ばし、ソバに似た白い花
を咲かせるのが名前の由来です。
いままで帷子川の中の陸地に群生して咲く白い花をツル
ソバと思っていましたが、あるサイトを見てシュッコン
ソバ(宿根そば)とわかりました。
帰りに、ツルソバに似たヒメツルソバが民家の門扉の
付近に雑草のように密集して咲いていました。
ヒメツルソバは晩秋になると葉が赤く染まります。
7,8年前の晩秋に相模原公園の花壇の中に咲いたヒメ
ツルソバを見て、この野草の意外な美しさに気づいた
ことを思い出します。