

庭の山茶花(さざんか)は昔娘の誕生記念樹として
植えたものです。
あのころはひ弱な稚樹でした。
年をとったら手が届かなくなるからと高さ3メートル
に抑えて細長の樹形に作り上げました。
紅色の花がたくさん咲きましたが、気に入ったのは
テッペンに咲いた一輪の花でした。
脚立を出して空に向かって撮りました。
歌は遠い過去をよみがえらせます。
山茶花が咲くと昭和50年代の後半にカラオケで
「さざんかの宿」を歌った亡き先輩のことを思い
出します。
当時はカラオケが流行り出したころでした。
昨日はこの秋はじめてシジュウカラの群れが庭に現れ、
山茶花を吸蜜していました。