ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

身近に咲いた酔芙蓉

2012年09月21日 | 日記






酔芙蓉(スイフヨウ)は八重咲きの芙蓉で一重咲きの芙蓉と
比べて身近に少ないです。
偶然車の中から隣の町内に酔芙蓉を見つけました。

朝花が開いたときは白色で、日差しを受けると薄いピンク色に
染まり、夕方には濃いピンク色になり萎れます。
花が赤く染まった状態をお酒に酔った状態に見立てて酔芙蓉
という素敵な名前がつきました。

以前、南足柄市の酔芙蓉祭りの会場に行ったことがあります。
その日は日差しが弱かったせいか昼過ぎに、花が酔芙蓉らしく
赤く染まっていませんでした。
朝、昼、夕方の花の状態を撮れればいいですが、出先では
難しいことがわかりました。

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鋭いトゲのママコノシリヌグイ

2012年09月20日 | 日記


ママコノシリヌグイ(継子尻拭)は初夏から咲いていますが、
肝心のトゲのついた花は撮れませんでした。
紅色の花だけではこの野草の特徴を表現できません。

ママコノシリヌグイが身近に生える場所を思い出した。
鋭いトゲのついた草花で継子の尻を拭ったら痛いだろうなと
いうたとえから、この名前がつけられました。

わが子(実子)でさえも虐待するのが珍しくないご時世ですが、
いじめをイメージするママコノシリヌグイは名前の奇抜さ
からこれからも野草ファンに受け継がれそうです。

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森の中の野草②:ノハラアザミ、ゲンノショウコ

2012年09月19日 | 日記




追分市民の森には水路が通っており、その水路沿いの山側に
野草が生えます。
ここ2,3年下草刈りは通路付近に限定されて野草ファンには
ありがたいです。

ノハラアザミに小さなハチがとまっていました。
こんなに小さなハチを見るのははじめてでネットで調べましたが
わかりませんでした。

ゲンノショウコの紅紫色の小さな花が咲いていました。
昔から下痢止めに使われたそうで、薬効がすぐ現れることから
「現の証拠」が名前の由来です。



ヌスビトハギは節果が盗人の忍び足の足跡に似ていることが
盗人萩(ぬすびとはぎ)の由来です。
花はまばらに咲くので目立ちませんが名前の奇抜さが面白いです。

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森の中の野草:ヤマホホトギス、ヤブラン

2012年09月18日 | 日記


追分市民の森に3週間ぶりに行きました。
檜の森の中を歩くのは今年はじめてです。
昨年の今ごろ来た15号台風でかなりの倒木の被害が
出たスポットはすっかり整理されて野草保護地区に
なっていました。

その付近でヤマホトトギスを見つけました。
ミズヒキの赤い花穂が1本そっと伸びて、その自然な
組み合わせににんまりしました。



遊歩道沿いににヤブラン(藪蘭)が咲いていました。
ヤブランはこの夏何度も見ていますが、
細長い葉の伸びたこの森のヤブランが気に入りました。



森の中は台風による倒木や間伐で明るくなっていました。
以前は「ススズバチに注意」の張り紙がありましたが
気にならなくなりました。
外来種のマルバフジバカマの白い花が咲きはじめていました。
その繁殖を心配しましたが、それほどでなくほっとしました。

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庭のシュウカイドウ(秋海棠)

2012年09月17日 | 日記


庭に淡紅色の秋海棠(シュウカイドウ)が咲いています。
雌雄同株異花で、雄花は花弁が開き黄色く球状に集まった
雄しべが美しいです。

毎年庭の園芸用プレートの下に秋海棠が知らない間に生えて
つぼみをつけます。
真夏になると暑さに弱い植物の鉢を日陰に移動するので、
取り残された秋海棠は強い日差しをまともに受けて萎れてしまいます。
花が咲くのは難を免れたごく一部の株だけです。

秋海棠といえば、10数年前に栃木市郊外の出流山(いづるさん)
満願寺奥の院の山の傾斜に見事に咲いた秋海棠を思い出します。

秋海棠 西瓜の色に咲きにけり 芭蕉

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。