三文字を重ねて、一つの言葉を絵のように表現した書です。
黒い墨で書いた「木」の上部に、青墨でひらがなの「の(乃)」を書き、その中に緑色で「葉」を書き入れて、「木の葉」にしました。
ふっと閃いた葉書作品。
前回UPした「道」と色違いの額に入れました。
三文字を重ねて、一つの言葉を絵のように表現した書です。
黒い墨で書いた「木」の上部に、青墨でひらがなの「の(乃)」を書き、その中に緑色で「葉」を書き入れて、「木の葉」にしました。
ふっと閃いた葉書作品。
前回UPした「道」と色違いの額に入れました。
はがきサイズの黒い画用紙に、白い墨汁で書いた「道」です。
以前、書いて、しまいこんでいたのを見つけて作品にしました。
個展では、遊び心をさらに盛り込んだ閃書エリアに展示しました。
ここに展示した作品も一つずつ紹介していきたいと思いますm(__)m
手作りの竹筆を2種類いただいたので、固めの「矢竹」でバックの竹3本を青墨で書いて、もう1本の竹筆で篆書体の「竹」を節をつけて書きました。
表具にしたすだれは、百均の巻きす3枚をタコ糸で繋げ、山で拾った竹を上下に付けました。
さらに、余った竹と竹筆2本も両側にぶら下げて飾りました。
↓ 右側は、筆のアップです。
個展では、水屋の両脇に「朝顔」と一緒に飾りました。
色墨を作って個展作品制作中、抹茶色ができたので、書き損じの画仙紙に何気なく書いた「抹茶」。
せっかくなので、作品にしちゃいました。
直径10㎝の円窓のミニ掛けを見つけたので、書き損じの墨をよけるようにカットして、はめ込みました。
個展では、前回投稿した「朝顔」のとなりに飾りました。
漢字の「朝」と「顔」をそれぞれ花が咲いている朝顔の形に見立てて書きました。
赤と青、白、黄色の固形墨(彩煙墨)を使って、花と蕾になる部分と葉や蔓になる部分を色分けしました。
「朝」の「月」の部分を、「蕾」にしようと閃いた時は嬉しかったです
画仙紙に書きましたが、大きさが色紙サイズにぴったりだったので、色紙仕立てにしていただきました。
個展では、落款印もすべて自作のものを押印しています。
作品に合うものがなければ、その作品用に作ります。
この作品の印は以前作ったものですが、迷わず香彩の「彩」にしました。
「いろどり」ってことで
先日UPした「紫陽花」は、たくさん書いた中から選んだもので、これは、そのボツになった中からの復活作品。
「花」だけ可愛く書けていたので、切り取って作品にしました。
作品サイズ(マットの窓枠)は、約11cm角です。
グラデーションになっていますが、塗り重ねたわけではなく、筆に赤や紫、青の墨をつけて一筆で書いています。
自然にできるグラデーションなので、書いてみないと思い通りの色合いになるかわからず、かなりのボツ紫陽花を出しました
藤の木で作られた筆で、藤棚にぶら下がる藤の花をイメージして藤色で書いた「藤」です。
藤色は、青と白と赤の固形墨(彩煙墨)をそれぞれ摺って、混ぜ合わせて作りました。
画像だと、藤色に見えないかな。
藤の木の筆は、叩いた繊維が毛の部分になるので、濡らすとものすごく柔らかくなります。
今回は、はがき作品なので、小さい方で書きました。
「藤」の最終画のふにょふにょの線が、その柔らかさを物語っています。
春先に、百均で季節限定のピンクの濃淡のLサイズの写真立てを見つけたので、濃い方に「梅」、薄い方に「桜」を入れました。
「桜」は、以前UPして、初個展でも展示しました。
今回は、梅と並べて飾りました。
真っ赤なバラをイメージして書いた「薔薇」を、赤い額に入れました。
14cm角の小作品です。
個展開催月の5月に入ってから、ご近所に咲いているバラを見て、思い立って書きました。
個展では、テーブルの上に立てて飾りました。
椿の花が咲いているように書いた「椿」です。
「木」ヘンを蕾をつけた木に、旁(ツクリ)の「春」をその枝から咲いている花に見立てました。
緑色をベースにした額に、クリーム色のマットを入れて、額装しました。
個展には、こんな感じで展示しました。↓
色を使って、絵のように書いた「紫陽花」です。
青・赤・白の固形墨(彩煙墨)で作った、いろいろな紫色を筆につけて、塗り重ねず、ひと筆ずつ書いています。
楕円にカットした3枚のマットを重ねて、額装しました。
はじめは、ピッタリ合う紫色のマットを見つけたので、それに入れて額に入れてみたら、家紋のようになってしまったため↓
考えた末、大きめの楕円にカットしてもらった2枚重ねのマットと合体させて、額も大きくしました。
個展では、和紙作品の「百花繚乱」に合わせて、数種の花の名を絵のように書いて展示しました。
この作品は、その一つ。
入口入って右側の額作品の筆頭で、展示しました。
他の絵のように書いた花の名も、後日UPさせていただきます
山で拾ってきた松葉に墨を付けて、書いた「松」です。
松の盆栽をイメージして、枯れた松葉で「木ヘン」を、緑の松葉で旁(ツクリ)の「公」を書きました。
個展では、筆代わりにした松葉も一緒に展示しました。
絵のような「松」が書きたくて、いろいろな大きさの紙や様々な筆で書きまくりましたが、納得いくものが書けず、諦めかけた時、山で落ちている松葉を見つけて閃きました。
半切4分の1(約34×35cm)に、一画一画墨を付けて、じっくり墨をのせるように書いて、軸装にしました。
「書を絵のように書く」というのが、私が生み出した書のスタイルですが、「書く文字と同じ素材で書く」というのも楽しみの一つです
「松」を中心に撮った個展の展示風景です。
個展には、以前紹介した銭湯絵に書をコラボさせた作品や自作の紙漉き作品も展示しました。
乾く前に書いた富士山の紙漉き作品は、乾くにつれて滲んでしまい、制作当日は、どうなるかと思いましたが(☆)、なんとか読める状態になりました。
一緒に紙漉きした「百花繚乱」も反物を利用して展示しました。
隣は、扇の透かし和紙の作品です。
外階段から見えるように飾って、ポスターにも使った作品は、昨年秋の墨遊楽展で使った和紙と拾った木の棒で作ったタペストリーに貼りました。
ひっくり返して、裏に、墨遊楽展の作品を貼りました。
墨遊楽展に展示した時の様子はこちら→第6回「墨遊楽」書道展 1
第2回香彩閃書展の撤収作業も終了して、また通常の生活が始まりました
4日間開催した2回目の個展が、昨日終了しました。
8年前から始めた顔出しNGのブログで、初の顔出し~
還暦を記念して、ほんの小さくですが
お忙しい中、来てくれた遠方の友人やいつもお世話になっている先輩や先生方、受講生の皆様、ブログでつながって初対面だった方、ご近所の皆様、口コミでいらしてくださった方や通りすがりにお立ち寄りくださった方など、本当にありがとうございました。
「ひらめくままに」のポスターを見て、急な階段を上って覗きにきてくださった方々から、「想像以上」「楽しさが伝わってくる」「来て良かった」などのお言葉をいただけて嬉しかったです
初個展にも来てくれた友人たちからは、前回より良いという声ももらえて、ホッとしました。
次回は、だいぶ先になると思いますが、さらにパワーアップしなくちゃ
今日は、撤収作業!
個展の様子は、この後も徐々にUPしていきたいと思います。
おつきあいくださいませ
第2回赤塚香彩閃書展も本日、最終日。
山歩きの度に書いてきた折帖も4冊目まで広げて展示しています。
間には、昨年秋に山で拾って、冷凍しておいた落ち葉も飾りました。
3日目もいろいろな方々がいらして下さり、楽しく過ごせました。
今日は、どんな出会いがあるかな♪