香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店~最近読んだ小説から

2024年12月22日 13時54分24秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

長月天音さんの小説「たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店」は、心温まる再生の物語。

     

長月天音さんの小説を読むのは初めて。
焼きたてのたい焼きと雑貨を売る銀座のちぐさ百貨店のお話。題名そのまんまですが😅 お店を訪れたお客さんたちの心が癒されます。
ちぐさのたい焼きには、しっぽの先に味変のアレが隠されています。どんな味がするのか気になります。どこかに売ってないかな~😄 

シリーズ化されそうな小説。続きが読んでみたいです!


 
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迷犬(めいけん)マジック4~最近読んだ小説から

2024年12月10日 19時22分42秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

山本甲士さんの小説「迷犬マジック」の第4弾!早速読了しました!

     

黒柴と洋犬のミックスと思われるふわふわの犬が、迷い込んできた人は、人生が好転するってお話😄

     

第3弾までは、 首輪に書かれた「マジック」っていう名前が読めたけど、迷犬マジック4では、名前がかすれて読めず、いろんな名前で呼ばれます。
4つのお話はしっかりつながっていて、あれ、この人、確かさっきのお話に出てきたな!って感じ…忘れっぽいので、登場人物をメモしながら読めばよかったな~と思いました😅 
間違いなく面白いです!
第3弾までのブログ記事はこちら→迷犬マジック迷犬マジック2迷犬マジック3

 
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片をつける~最近読んだ小説から

2024年11月28日 16時27分09秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

初めて読んだ越智月子さんの小説の「片をつける」は、感動の片づけ小説。

     

小説の中に片づけの仕方が散りばめられていて、片付け下手の私でも、やらなくちゃ!っていう気持ちになります😅 
巻末に主人公の阿砂の片づけレシピ付き!
年末に向けて、コツコツ始めねば~😓 

 
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婚活マエストロ~最近読んだ小説から

2024年11月18日 18時55分31秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

2024年本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りに行く」の著者 宮島未奈さんの新作「婚活マエストロ」、読みやすくて、あっという間に読めました😊 

     

40歳のこたつ記事ライターの主人公が、婚活会社の紹介記事を引き受けることになり、婚活パーティに参加したり、手伝ったりする中で、婚活マエストロと言われる脅威のカップル成立率を誇る伝説の美人司会者と・・・

これも続編が読みたくなります😄 

 
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オオルリ流星群~最近読んだ小説から

2024年11月11日 13時13分13秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

伊与原 新さんの小説「オオルリ流星群」読了!

     
最後に私も泣きました!😅 

舞台は、神奈川県秦野市。主人公たちは、45歳。
手作りの天文台を建てるという同級生の天文学者 彗子の計画に、高校時代に空き缶で巨大なオオルリタペストリーを作った仲間が集まります。
     
解説の言葉を借りれば、科学知識と人間ドラマの融合にミステリ要素もある物語です。
丹沢を山歩きした時の地名もたくさん出て来てきて、親近感が湧きました。

 


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たそがれ大食堂~最近読んだ小説から

2024年10月29日 14時16分19秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

初めて読んだ坂井希久子さんの小説は、お仕事グルメ小説「たそがれ大食堂」。
面白かったです😊 

     

舞台は、伝統ある百貨店の最上階にある大食堂。時代の変化とともに廃れ、存続の危機に直面する大食堂を復活させるため、奮闘する従業員たち。
     
     

定番のお料理がリニューアルされる中、ハラハラの人間模様も面白く、気持ちの良い読了感です😊 

 
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あきらめません!〜最近読んだ小説から

2024年10月15日 10時32分52秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     
久々に読んだ垣谷美雨さんの小説は「あきらめません!」、痛快選挙小説です!
     
あらすじは、裏面をご覧ください😄 
     
郁子は、市議会議員になって、男尊女卑の閉鎖的でしがらみだらけの地域社会を変えられるのか?事態は思わぬ方向へ!?

垣谷美雨さんならではの、期待を裏切らない結末に大満足です

国の政治も見習って欲しいなあ〜😅  

 
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日本人の知らない日本語

2024年10月07日 22時25分38秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

「面白いから」といただいた「日本人の知らない日本語」、面白かったです😄 

     

日本語教師の海野凪子さんの日本語学校のお話が、蛇蔵さんの漫画になっていたりして、読みやすくてあっという間に読了しました。
外国人生徒たちのさまざまな疑問は、副題の「なるほど~×爆笑!の日本語❝再発見❞」です!
ブログを書く時、この言い回しは合っているのかなあ~と検索することもありますが、気づかずに間違えていることもいっぱいありそう😅 
日本語は、本当に難しいです😓 

 
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残照の頂~最近読んだ小説から

2024年10月05日 17時57分49秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

湊かなえさんの「残照の頂」は、「山女日記」の続編で山を舞台にした連作小説。

     

収録されている4つの短編は、さまざまな事情を抱えた女性たちが、それぞれ思い出の山を歩きながら、過去の出来事に重ね合わせます。
今の私には登れない憧れの高山が舞台になっているので、細かい描写では、一緒に歩いている気分になってドキドキしました。

 
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母親からの小包は なぜこんなにダサいのか~最近読んだ小説から

2024年09月19日 10時21分44秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

原田ひ香さんの小説「母親からの小包は なぜこんなにダサいのか」は、「三千円の使いかた」に続く感動家族小説でした。

     

あとがきに、「三千円の使いかた」を書いたすぐあと、ツイッター(現X)で大学生の女の子が「うちのおかんの小包見て!」と上げていた写真が、子どもの頃、祖母から届いた小包にそっくりだったそうで、それがこの小説を書こうと思ったきっかけになったそうです。
5つの様々な親子の物語が収録された短編集、時間のある時に、一日一編ずつ読みました😊 

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母の待つ里~最近読んだ小説から

2024年09月08日 15時56分30秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

久々に浅田次郎さんの小説を読みました。テレビドラマ化された「母を待つ里」です。

     

ネタバレになってしまうので、内容には触れないですが、田舎に故郷を持たない人が増える中、「人生の楽園」の視聴率が高いように、田舎暮らしに憧れる人は多いのだろうし、そういう人たち向けのビジネスも増えていくのかも・・・益々詐欺に気を付けなければ!あ、これは内容に関係ないです~たぶん😄 

8月にNHK BSプレミア4Kで放送され、9月21日か28日にNHK BSで放送されるようです。我が家はBS見られないので(なんで見られないの?と不思議がられたことがありましたが😅 )、NHKの地上波で放送されるのを待ちたいと思います😊  

 
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アルプス席の母~最近読んだ小説から

2024年08月16日 12時50分21秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

早見和真さんの単行本「アルプス席の母」、読み始めたらどんどん面白くなって、一気に読了しました!

     

母親の目線で描かれた高校野球小説です。
帯の裏面に書かれた書店員さんたちのご感想通りです↓
いろんなジャンルが書けちゃう早見さん、ほんと、すごい!!

 
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猫を処方いたします。3 ~最近読んだ小説から

2024年07月26日 14時49分00秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

石田祥さんの人気シリーズ「猫を処方いたします。」の第3弾が出たので、早速読みました。

     

たいていのことは猫で治る、ということで、様々な悩みを持つ患者さんたちに、猫を処方する「中京こころのびょういん」のニケ先生と看護師の千歳さんのコンビ。待っていた予約の患者さんは来てくれたけど・・・まだまだ続きそうです😄
登場する猫ちゃんたちが、表紙に描かれるので、イメージが湧きやすいです! 
裏面の帯によると、漫画化されるようです!
     

第4弾、楽しみです!

 
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古本食堂 新装開店

2024年07月20日 16時37分23秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

以前読んだ原田ひ香さんの小説「古本食堂」の続編「古本食堂 新装開店」を単行本で読みました。以前読んだ「古本食堂」のブログ記事はこちら→

     

神保町を舞台に、急逝した兄の古書店を継いだ珊瑚さん。大学院を卒業してその古書店に就職を決めた姪孫の美希喜ちゃんの案で、古書店はカフェスペースを作り、新装開店!
今回も本を探しに来る人達に寄り添い、様々な本と神保町の美味しいお店が登場します。
その中で、時代の変化も感じられ、70代の珊瑚さんと20代の美希喜ちゃんにも変化が・・・

このあとはどうなるんだろう~第三弾は、あるのかなあ~気になります~

 
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赤と青とエスキース~最近読んだ小説から

2024年07月11日 14時16分21秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

2022年本屋大賞第2位の青山美智子さんの小説「赤と青とエスキース」、ソフトカバーの単行本で読みました。9月に文庫本が出版されるようです。

     
下絵を意味する「エスキース」という題の赤と青で描かれた絵画が登場する5つの短編集は、エピローグで見事に仕掛けが回収されます。読み進めるうちにどんどん面白くなりました。

絵画を題材とした小説ならではのその技法が語られる部分は、とても興味深かったです。

 
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