香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

書道講座の作品展示

2021年07月26日 17時42分53秒 | 講師のお仕事

シニア講座の見本用に書いた団扇と短冊と暑中見舞いはがきです。
暑中見舞いはがきは先日も載せましたが()、さらに追加して書きました。
短冊は七夕に合わせて書いた芭蕉の句です。
団扇は、百均の柄の入った小ぶりのもので、白い裏面にも書きました。
団扇の裏面はコチラ↓

受講生の皆さんの作品は、ほかの講座の作品と一緒に、素敵に展示していただきました。
どの講座もコロナ禍で受講生は絞られ、緊急事態宣言で半分休講になってしまったので作品は少なめです。
半紙作品「永寿」は緊急事態宣言前に書いたものをご持参いただきました。
お名前は隠しています。

団扇には、夏に因んだ漢字を一文字か二文字書いていただきました。
上が表、下が裏面です。
団扇の展示も工夫が凝らされ、涼しげです。
団扇を立てた土台の絵柄が、漢字とぴったり!😍 

暑中見舞いはがきも短冊も色画用紙を上手に使った展示で、作品がさらに引き立っていました。

暑中見舞いはがきも短冊も好きな書体で書いていただきました。

水彩画や日本画など絵画や絵手紙の講座作品も楽しませていただきました。

来期も頑張ります。

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最近読んだ小説から

2021年07月25日 07時59分23秒 | 本(紹介・レビュー感想)

「100パーセントぴったりの人なんているはずがないのよ」
角田光代さんの小説『太陽と毒ぐも』に出てくる一文を書いてみました。

『太陽と毒ぐも』は、ハッピーエンドで結ばれた一見幸せそうな11組の恋人たちのちょっと毒のある日常を描いた短編集です。


「100パーセントぴったりの人なんているはずがないのよ」のあとには、「だから我慢しあっていくしかないんだ」と続きます。
我慢し合えれば、うまくいくってことかな。
我が家の場合は、文句言い合って乗り切ってきたって感じです😅  

コロナ禍で読書に勤しむようになって101冊目。
最近はちょっとスローペース。
特に冒頭部分は眠くなりがちで進まないので、短編集は読み始めのたびにてこずります😅 

オリンピックが始まりましたね。
ほんとにやるの?と思っていたけど、始まるとやっぱりテレビにくぎ付け。
応援頑張ります!😄 

 

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清八山と酒粕かき氷

2021年07月21日 18時46分29秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、清八山。
笹子駅からピストンしました。
6時間の行程ですが、笹子駅から登山口までの舗道歩きが半分くらいあります。

清八山は本社ケ丸と共に秀麗富嶽十二景の12番山頂ですが、この蒸し暑さでは富士山は拝めないだろうと諦めていました。
が、山頂に登り出た瞬間、真正面になんと真っ黒な富士山が現れました!

暑さで消耗し切っていましたが、一気に疲れが吹っ飛びました!
肉眼では、山頂近くの黒い土に僅かに残る雪渓やその下の緑の斜面も確認できました。


右側に広がる裾野にポコポコ突き出た噴火口がいくつも見えました、


山頂標は草木に隠れそうでした。

山頂の日陰で富士山見ながら涼みましたが、下り始めると標高が低くなるにつれ、どんどん暑くなりました。

下る途中、開けたところから、正面に笹子雁ヶ腹摺山が見えました。

山名の通り、尖った山容は飛んでいる雁がお腹を摺りそうです。

炎天下の舗道歩きは日傘をさしました
ゴールの笹子駅を越えて、笹一酒造へ!



前回、笹子雁ヶ腹摺山の帰りに感動した酒粕かき氷いただきました!



前回は2人で一つでしたが、今回は一つずつ♪
でも、ちょっと多かった😅
次回は、新たにメニューに加わっていたパフェにしよう!

本日の歩行時間は、上り3時間15分、下り2時間15分、笹一酒造の往復10分を足すと合計5時間40分でした。

清八山は3度目。
初回に登った時は雪の富士山が見えました→2014.5.3

2回目は本社ケ丸とセットで登りました→2015.5.6
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一新~最近読んだ小説から

2021年07月18日 10時39分14秒 | 本(紹介・レビュー感想)

浅田次郎さんの「五郎治殿御始末(ごろうじどのおしまつ)」を読んで、「一新」と書いてみました。(サイズ65×35cm)

御一新(明治維新)によって、行き場をなくした侍たちのその後を描く短編集です。
ある者は商人となり、ある者は旧暦から新暦に変わり職を失い、ある者は現在の西洋定時になかなか馴染めず、一新された世の中に苦悩する一介の武士たちの姿は、教科書や大河ドラマでは知りえなかったなあ~と思いました。

コロナ禍で読書に勤しむようになって、丁度100冊になりました。
ためになったし、100冊目にふさわしい小説でした。

おうち時間中心の生活が、早く一新されますように!

 
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伊豆ヶ岳と浅見茶屋

2021年07月16日 20時05分18秒 | 山歩き
     

大気が不安定な状態が続いていましたが、久々のピーカンの今日、関東は梅雨明けしました!

そして、猛烈な暑さの中、3週間ぶりの山歩きに行ってきました。
2年半ぶり4回目の伊豆ヶ岳です。

西武秩父線「正丸」駅から、馬頭観音(登山口)〜大蔵山〜五輪山〜伊豆ヶ岳〜古御岳〜高畑山〜中の沢頭〜天目指峠〜子の権現を巡り、浅見茶屋に寄って吾野駅まで、約5時間40分の行程です。
(見出しに載せた折帖には、古御山と書いてしまいました!)

伊豆ヶ岳は低山ですが、いくつもピークを超えるので、アップダウンが激しいです。

はじめのピーク大蔵山は、標高が低いので、山名は道標と一体化です。


五輪山は古い山頂標がありました。
括りつけられた五輪の文字もちょっと寂しげ。

そして、伊豆ヶ岳↓

伊豆ヶ岳山頂は、道幅の狭い登山道にあります。



残念ながら、眺望は生い茂った木々の葉に隠されていました。
代わりに青天に伸びる枝の花を撮りました。

紫陽花に似てるけど、なんの花だろう?

ここからは、吾野駅に向けて下り。
といってもいくつか山を越えるので、上りも多いです。

古御岳山頂↓


高畑山山頂↓


中ノ沢ノ頭↓

古いので読みにくいですが、中ノ沢ノ頭ってなんだろう?

天目指峠↓


子の権現は、足腰の神様です。

門の奥に見えるカラフルな仁王様は、巨大で近くで見るとなんだか怖い😅 

伊豆ヶ岳登山のお楽しみは、浅見茶屋さん♪

こしのある手打ちうどんは絶品です!

冷たい「もりうどん」にしました。

デザートは一番人気の天草きなこ黒みつアイス♪

寒天も黒みつもアイスも手作りです!

浅見茶屋からゴールの吾野駅までは約50分。
そして、今回の歩行時間は約5時間50分。
歩きにくい下りに手こずり、予定より10分遅れでした。

それにしても暑かった〜
汗びっしょりになりました

今日は、いつも山頂標に載せて記念撮影するマスコットの「ツキノワグマ君」はお留守番でした(持っていくのを忘れました😥 )。

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暑中見舞いはがき いろいろ

2021年07月10日 17時35分28秒 | 講師のお仕事
     
本日は、シニア向け講座の今期最終日。
授業内容は暑中見舞いはがきにしました。

参考手本として、いろいろ書いて行きました。
書道講座なので、ワンポイントの絵にも文字を入れました。
色は、朱墨やマーブリング用の彩液を使いました。

見ていた夫もチャレンジ↓ 好きな絵を書き入れていました。

せっかくなので、夫の暑中見舞いはがきも参考見本として、教室のホワイトボードに貼りました。
失敗作も貼ったので、結構な量になりました😅 

シニア講座は市の主催なので申し込みが多く、コロナ禍で人数も減らしているので、抽選倍率が高いようです。
今期は4月から始まりましたが、途中緊急事態宣言で中断したため、全12回のところ、前半3回と後半3回の計6回でした。
皆さん、残念がっていましたが、前半3回で基本が済んでいたので、後半3回は七夕の短冊と団扇、そして暑中見舞いはがきに挑戦していただき、素敵な作品が仕上がりました。
皆さんの作品は展示していただけるので、後日ご紹介できればいいな、と思います。

今日は梅雨明けしたような暑さでした。
皆様、お気をつけて。
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短冊に和歌〜最近読んだ小説から

2021年07月07日 20時45分57秒 | 本(紹介・レビュー感想)

「おほかたに さみだるるとや 思ふらむ 君恋ひわたる 今日のながめを」
今日、読み終わった宇山佳佑さんの小説『この恋は世界でいちばん美しい雨』に出てくる和泉式部の和歌です。



和歌の意味は本文に、「あなたはこの雨を普通の雨と変わらない五月雨と思っているのでしょうか。あなたを想う、私の“恋の涙”であるこの長雨を」とヒロインの言葉で書かれています。

旧暦の5月は現在の6月なので、五月雨(さみだれ)は梅雨のことです。
丁度今の季節で、恋人たちのせつない小説で、今日は七夕なので、短冊に仮名で書いて、笹にぶら下げてみました。

その他、最近読んだ小説は、伊坂幸太郎さんの「バイバイ、ブラックバード」、町田その子さんの「コンビニ兄弟」、山田あかねさんの「犬部!」、中井由梨子さんの「20歳のソウル」、小野寺史宜さんの「ひと」。
優しい感動作が多かったです。

コチラ↓は夫の願い事と団扇作品です😄 

今、空を見たら、残念ながら雲に覆われて、天の川は見えないです。
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