香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

走~はしる

2018年09月17日 13時26分25秒 | 文字の成り立ち

「走」の漢字の成り立ちは、「夭」+「止」。

篆文では、「夭」は走る人の姿を象り、その下に足を意味する「止」が書き込まれています。

ようやく涼しくなり、ジョギング始めました。

といっても、歩くくらいのスピードで20分程度ですが

健康診断のコレステロール値が高いにもかかわらず、バターの入ったお菓子を制限なく食べていたら、体重が激増

コレステロール値もさらにUPしていると思います

で、健康体に近づけるべく、走ろう!と思ったわけで

3日坊主にならないように、無理せず、細く長く、ブログと同じように続けていきたいものです

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2014年02月10日 16時44分09秒 | 文字の成り立ち

          

 

雪は、篆書体では「雨」+「彗」と書きます。

電子辞書によると、「彗」は先端をそろえたほうきを手にする形で、掃き清めるという意味を表すようです。

 

一昨日は、東京も記録的な大雪。

我が家の庭もすっかり雪に埋もれました。

花を咲かせたクリスマスローズの植木鉢にも、どっさり降り積もっていましたが、

今朝、雪が溶けて元気に顔を出しました。

新たに蕾も発見!掃き清められて、いっそう元気になったかな。

 

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有楽町ルミネ散策&丸の内のイルミネーション

2011年12月02日 21時57分53秒 | 文字の成り立ち

               

OL時代の同僚と有楽町マリオンで待ち合わせ。
 
10月28日にオープンしたルミネ散策。
の前に、まずは腹ごしらえ。

銀座ベルビア館8階の「トラットリア ラ・ココリコ」でレディースプレートランチを頂きました。
ロティサリーチキン半身の2分の1に前菜とドリンクが付いて1200円です。

 
前菜もチキンも美味しかった~♪
デザートは、ルミネに戻りウィンドウショッピングの後、2階のハーブスで。
美味しそうなケーキの中から迷った末に、ミルクレープをチョイスしました。

フルーツたっぷりで、生クリームとカスタードを合わせたクリームもサッパリしていて美味しいです♪♪

帰りは、丸の内仲通りのイルミネーションを見ながら東京駅にでることに。
でも、点灯の5時まで、まだ時間があったので、東京会館に寄ったり、

丸ビルのクリスマスツリーを見たり、

時間をつぶした後、仲通りに戻って、念願のイルミネーションが見れました。


見出しの書は、金文の「光」です。
「光」は、「火」+「儿」で、「儿」(じん)は人の象形。
人の頭の上の火が光っている様子を表しています。




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「前」は剪定の「剪」の原字

2011年10月20日 21時11分19秒 | 文字の成り立ち
          

前々回のブログ「剪定後の柏葉アジサイ」に剪定という漢字についてコメントを頂き、「剪」という字に興味が湧いて調べてみました。

「剪」は切りそろえるという意味ですが、もともとは「前」がその意味を持っていました。
「前」の成り立ちの漢字は、見出しの書に書いてみましたが、上部が「止」で下部は「舟」と立刀(りっとう)でした。
もとは、「止」(あし)と「舟」を組み合わせた文字に、「進む」から転じた「まえ」の意味がありましたが、後世、「前」を「まえ」の意に用いるようになり、「切りそろえる」の意には、更に「刀」を加えて、「剪」の字を作ったそうです。

このように、漢字が複数の意味を持つ場合や字の意味を明確にしたい場合、別の要素を加えて新たな漢字が作られました。
そして、もとの漢字は新たな漢字の「原字」と言うそうです。


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「栄」の旧字体「榮」

2011年10月15日 01時01分43秒 | 文字の成り立ち

               

滞りがちのブログに、友人から「榮」の書を書いてUPして!と、リクエストもらってから2か月以上経ってようやく書きました。

「栄」の旧字体「榮」は、上の部分が火が二つ。
金文では、燃えるたいまつを組み合わせて立てた、かがり火の象形で、さかんにかがやくさまから、さかえるの意味を表すそうです。

その金文風の書を「榮」のバックに薄墨で書いてみました。

栄えると言えば、東京マラソンも来年で6回目。
抽選結果の発表が始まりました。
毎年エントリーしている主人は、残念ながら今回は落選で3勝3敗。
主人の知り合いは6年連続落選だったそうです。


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和ーやわらぐ

2010年08月19日 09時51分49秒 | 文字の成り立ち

          

東京では、4日間続いた猛暑がようやく「和らぎ」ました。

ホッとした気持ちを「和」にしました。

「和」の成り立ちは、口+禾。
「禾」は、「會(会)」に通じ、あうの意味。
「會」は、象形文字で、「こしき(せいろ)にふたをした形にかたどり、湯を沸かす部分と湯気を通す部分とふたとが、うまくあう」の意味を表します。
「會」の意味と「口」を合わせて、「和」は人の声と声とが調和する、なごむの意味を表します。
「和」は、ひらがなの「わ」が生まれた字でもありますね。

和らいだとはいえ、30度前後。
ちょっと動くと汗が出ます。
また暑さがぶり返すようなので、まだまだ油断はできませんね。
西日本は、まだ猛暑が続いているようですし、引き続きご自愛ください。

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蒸 - 一字書

2010年06月29日 11時39分41秒 | 文字の成り立ち

蒸し暑い季節になりました。
特に家の中は、ものすごい蒸し暑さです。

で、「蒸」、一文字書いて見ました。

「蒸」は、形声文字で、漢字の成り立ちは、艸+烝。「烝」は火+丞。
音符の「丞」(ジョウ)は、象形文字を組み合わせて、落とし穴に落ちた人を両手で助け上げるさまを表した甲骨文から生まれ「たすける」という意味を表します。
「烝」に含まれる「丞」は、「下から上におしあげる」の意味で、「火」(列火ー下の点4つ)がついて、熱気があがって「むす」の意味を表します。
「蒸」は、むすための燃料となる草の意味ですが、現在は、「烝」の意味に通じて用いています。

今日も蒸し暑くなりそうです。
今晩は、暑さに負けず応援しなくては!


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一字書「闊」 - 篆書

2010年06月02日 12時12分21秒 | 文字の成り立ち

今月の一字書の競書課題は「闊」です。
見慣れない漢字なので、早速、文字の成り立ちと意味を電子辞書で調べました。

「闊」」は形声文字。「門」+「活」で、「カツ」と読みます。
「活」の旁「舌」は、もと「氏」の下に「口」を書いた形で、固い誓いを破るさまを表し、
それに「さんずい」をつけると、水がせきをきってほしいままに流れるの意味になりなす。
「闊」は、「活」が通る「門」、つまり往来自由の門のさまから、「とおる」「ひろい」の意味を表します。

なので、門から活が流れ出る感じで、篆書(金文)で書いてみました。



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一字書「歡」  行書・篆書

2010年03月31日 23時47分04秒 | 文字の成り立ち

今月の一字書随意課題の「歡」を行書で書きました。
行書は楷書に近い楷行から草書に近い草行まで幅広いです。
これは口を簡略化したので、どちらかと言えば草行でしょうか。

「歡」は「歓」の旧字体です。
左側の部分の「雚」は「喚」に通じ、呼ぶ意味で、
「欠」は人が口をあけている形をかたどり、
口をあける・あくびの意味を表します。
「雚」+「欠」で、人が大声で呼び合うさまから、
「歡」は、よろこぶ意味を表します。

篆書でも書いてみました。

中国の秦(紀元前221年~)以前の春秋・戦国時代に、
多く発見された印のことを古璽といいます。
これは、その古璽の書体をもとにしました。

どっちを提出しようか迷います。

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2010年03月22日 00時23分46秒 | 文字の成り立ち

昨日の春分の日は、夜中に激しい風の音で何度も目が覚めました。
日中は暖かでしたが、夕方から冷たい風が吹きました。

「風」という漢字は、虫+凡からなります。

「凡」は風をはらむ帆の象形です。
甲骨文では、「凡」一文字でかぜの意味を表しました。(①)

 ①
 

篆文の「虫」は風雲に乗るたつの意味です。(②)

 ②
 

この虫を凡に付して風の意味を表します。
篆書で風を書いてみました。(③)

 ③
 

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焦(篆書)

2010年03月17日 23時16分45秒 | 文字の成り立ち

競書の提出に追われて焦っている時に、書きたいと思った「焦」を書いてみました。

「焦」の上部の「隹」は尾の短いずんぐりした小鳥の象形で、もとは3つ書いた形でした。
下部の4つの点(列火)は火のことなので、多くの小鳥をあぶるの意味から、
焦げるの意味を表すそうです。
焦げる→焦がれる→焦る・・・というように意味も広がっていったようです。

目の前で小鳥が焼かれるのを見たら、焦るなあ。

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新(甲骨文)

2010年03月16日 21時27分52秒 | 文字の成り立ち

一字書の競書課題です。

「新」(シン)は、斤+木+辛の3つの漢字で成り立つ形声文字です。

「辛」(シン)は音符で、「斤」と「木」は意味を表します。
木を切ってたきぎにするというのがもともとの意味でしたが、
切り口があざやかなところから転じて「あたらしい」の意味に用いられるようになり、
艸を付けて「薪」という字ができたようです。

「斤」は甲骨文では、「曲がった柄の先に刃をつけた手おのの形」と辞書にあったので、
字書で「新」の甲骨文を調べて、それをもとに書きました。
甲骨文では刃が矢印のようで面白いです。

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雪(篆書)

2010年02月02日 17時07分59秒 | 文字の成り立ち

今朝起きたら、外は一面の雪。

昨晩から降り積もった雪で、景色は一変した。
雪が降ると困ることも多いが、子供の頃のわくわく気分が蘇る。

篆書で書くと文字の成り立ちがよくわかる。
雨冠の下の部分はは「彗」。
彗の形は先端をそろえたほうきを手にする様子を表し、掃き清めるという意味がある。
古代の人々は、雪が降って一面、真っ白になった様子を見て、地上が清められたと思ったのだろう。

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