香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

最近読んだ小説から~犬から聞いた素敵な話

2021年11月30日 15時08分36秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

「犬から聞いた素敵な話」は、著者の山口 花さんが取材で丁寧に拾い集めた飼い主と愛犬との絆の「涙あふれる14の物語」が収録されています。     
     
前半の第1章は飼い主から愛犬へ、後半の第2章は愛犬から飼い主へ、それぞれ「ありがとう」の気持ちが込められています。
愛情いっぱい14のお話は、どれも20ページ以下の優しい語り口調で、親子で楽しめそうだなと思いました。

 
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書道講座の展示~2022カレンダー

2021年11月27日 14時32分38秒 | 講師のお仕事
     

講師をしているシニア講座の今年度2期(8月~11月2週目)の最終課題は、来年のカレンダー。
「笑門来福」や「寅」などを自由に書いていただきました。
黄色味を帯びた鳥の子紙なので、私は動物展に出品したトラ柄のように書いた漢字の「寅」を描きました。

受講生の皆さんの作品は、他の講座作品と一緒に展示されているので、今日観に行きました。
半紙作品は、期間中に書いた9作品の中からそれぞれ1作品を選んでいただきました。
小さめの色紙に書いた一文字作品も飾っていただきました。

コロナ禍での開講なので、十分間隔を取って、定員は6名でしたが、感染者数が減っているので、来期は11名になりました。
人数が倍近くになるので、ゆったり添削ができなくなると思いますが、書道を楽しんでいただけるよう、また来月からがんばります!

感染者数が増えませんように。


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抜釘手術後の抜糸

2021年11月25日 19時31分18秒 | 鎖骨骨折
     

鎖骨骨折で入れたプレートなどを外す抜釘手術()から一週間経ち、手術時の傷口の抜糸をしました。
抜糸といっても糸ではなく、ホチキスです。
骨折してプレートなど入れた後の抜糸と同様、一つずプチッ、プチッと抜いてもらいました。
あっという間ではありますが、抜くたびにチクッ、チクッと痛いです。
特に最後の1個は取りにくかったようで~、思わず「痛かった~」と言ってしまいました😅 
全部で14個!骨折した時より3個多いです。

手術後は分厚いガーゼが貼られていましたが、抜糸後は透明のテープなので、痛々しい患部が見えます。
明日からは濡らしてもOKになるので、ようやくお風呂に浸かれます。
3日後にはテープも剥がせます。ちょっと心配ですが。
そして、1ヶ月後にレントゲンを撮って終了の予定です。

プレートを外すかどうか迷って先生に相談した時、「入れたまま一生違和感があるか、手術して一週間痛い思いをするか、どちらかです。」と言われ、一週間を選びました。

そして、手術後一週間、抜糸をしたら痛みや違和感から解放されるんだ!と期待していましたが、残念ながらまだ痛いです😅 
テープを貼っているせいもあるかもしれないけど、突っ張るような、筋肉痛のような・・・手術前とは違う違和感です。

急には無理でも、いつかは消える違和感だと思うとすっきりした気分になります。

生活には全く支障はないし、迷いから解放されて、選択は正しかったと思います😄 

2022.12.23追記:レントゲンを撮って、問題なかったので、治療は終了しました。手術で多少神経が傷ついているので、まだ痛みがありますが、自分でマッサージしながら、気長に付き合って行こうと思います。

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最近読んだ小説から~ペンギンのバタフライ

2021年11月24日 12時45分19秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

中山智幸さんの小説『ペンギンのバタフライ』は、時空を超える不思議な5つの物語。
短編集のようで、それぞれの物語に別のお話の登場人物が出てきたり、つながっていたり。
本の帯の書店員さんの言葉通り、「エピローグまで読んだら、絶対にまた最初から読みたくなります!」。
そして、今この時は、気づかないだけで、何度も繰り返していたりして、と思ってしまいました😅 

今日は久々に国立の大学通りをお散歩。
国立駅から1km先の撮影スポットの歩道橋から、銀杏並木をパチリ!
すっかり黄葉して散り始めている木もあったけど、まだ緑色の木も多く、見頃はもう少し先かなあ。
もう見頃を迎えている都心より気温が低いはずなのに、不思議です。
交互に植えてある桜の枯れ木の方が目立っていました。

手術を受けてから丁度一週間。
明日はいよいよ抜糸です。

 
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一文字白文小印2点

2021年11月23日 14時53分49秒 | 篆刻

左が6mm角(2分)、右が9mm角(3分)の落款印です。
それぞれ、プレゼント用にご依頼いただきました。
どちらも仮名作品用です。
白文は印泥の付き具合で線が細くなったりなくなったりするため、太めに刻しますが、右側は細めということでしたので、ご希望通りに仕上げました。仮名用なので、このくらいの細さもいいですね。

左側は、鎖骨骨折の抜釘で入院する前に、右側は退院後にお作りしました。
退院後は作業できるか心配でしたが、問題なくすぐに取り掛かれたのでホッとしました。

お待たせしている方々のご依頼印も順次制作させていただきますので、お待ちください😄 

今日は紅葉の武蔵国分寺公園をお散歩。

広場のまあるい銀杏の木が印象的でした。

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最近読んだ小説から〜常設展示室

2021年11月21日 14時29分46秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

原田マハさんの小説『常設展示室』は、アート短編集。


常設展示室に飾られた一枚の絵をきっかけに、未来が切り開かれる6つの物語。
ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷、実在する6枚の絵画が物語を豊かに彩ります。
行列する企画展ではなく、足を運べば必ず会える常設の展示室、ゆったり眺めながら、人生を変える一枚を見つけてみたくなります。

この短編小説は、左鎖骨骨折 抜釘の手術を受ける前に読みました。
はじめの3つの短編は入院前に、あとの3つは入院してから。前の手術が長引いて、予定より始まりが遅くなったので、手術前に読み終えました。
本の写真も読み終えてすぐ、病室のベッドの上で撮影。
上記文面は翌朝、退院のお許しが出るまでに入力。
そして、見出しに載せた書は今朝、思い出したように書きました。

思い出に残る小説になりそうです😊 

 
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鎖骨骨折 抜釘

2021年11月19日 18時24分40秒 | 鎖骨骨折
    

『抜釘(ばってい)』
釘の字は、一昨日まで私の肩に入っていたプレートとネジとワイヤーを使っています😅 

これらのプレートやネジは、昨年6月に転倒して左鎖骨遠位端骨折した時、固定するために入れたものです。
一昨日、これらを外す手術『抜釘』を受けて、記念にいただきました。
入れたままでも大丈夫な素材と聞いていましたが、ホームセンターで売っているような金具だったので驚きました!😲 


左肩辺りからこんな感じで入っていたのだと思います。
ワイヤーは折れた部分に巻き付けて、外すときにカットしたようです。
場合によっては取り切れないかもと言われていましたが、全部きれいに外せてホッとしました。

外すなら完全に骨がくっついた1年後と言われていましたが、また切るのは怖くて、その時になっても決断がつかずブログにも書いたところ()、「歳を増すごとに身体のお肉が減少してくるので違和感出るかも 」というコメントをいただき、すでに感じている違和感が消えるどころか増してしまう恐れを感じ、先生にも相談して、後で後悔しない選択をすることができました。

ここからは備忘録。長いです。

手術の日程は、講師をしている講座やサークルに支障のない時で、夏を過ぎて涼しくなってから、ということでこの時期に予約しました。

入院は手術日を挟んで2泊3日。骨折した時より1日少ないです。
入院の2週間前に検査と必要書類をいただき、前日にPCR検査を受けました。
コロナ対策は、昨年よりさらに厳しくなっていて、付き添いの夫は、病室はもちろん病棟にも入れず、手術の時も顔を合わせたのは、手術後に手術室の前で一瞬だけでした。

入院初日は夕飯まではゆったり過ごし、夜9時から絶食で翌日朝10時まで500cc以下の水のみ。22時から点滴開始。

手術当日は朝10時からは水も飲めず絶飲食。

手術はこの日3件で、私は3番目。前の手術の進み具合で始まる時間がずれ込みます。その間、待合室で待つ夫とLINEで連絡を取り合い、予定より1時間半遅れで開始!

手術着に着替えて、14時に歩いて手術室前に向かい、ストレッチャーに乗っていよいよ手術室。麻酔科の先生や看護師さんたちの準備が進み、全身麻酔が始まれば、気づいた時はすべて終わっていました。

手術時間は約40分で準備や麻酔で前後30分ずつかかると聞いていましたが、病室を出て帰ってくるまで約1時間半でした。

麻酔中に呼吸を助けるチューブを気管に入れるため、骨折した時は手術後に喉後痛くて眠れませんでしたが、今回は時間が短かったせいか喉の痛みはなかったです。

後はひたすら病室で点滴しながら安静。

21時にお水が飲めるようになり消炎鎮痛剤を服用。車椅子でおトイレ。

翌朝6時に歩行OKになり、朝食もいただきました。
そして、退院したのが昨日です。

傷は痛みますが、我慢できないほどではないです。
先生には普通に動かしていいと言われましたが、動かすと痛みます。
金具を外してあいた穴は塞がるまで3ヶ月かかり、もろくなって折れやすいと聞いているので、大事にし過ぎて動かさないのがいけないのかな。
でもまあ、手術前と同様に普通に生活できています。

1週間後に抜糸をするので、徐々に骨折前のようにすっかり良くなると信じましょう😄 

今日は皆既月食ですが、雲がかかって確認できませんでした。残念。

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朱文落款印

2021年11月15日 15時33分30秒 | 篆刻

7分(2.1cm角)の朱文落款印8種です。
開塾している先輩書友から、中学生のお弟子さん達へのプレゼント用にご依頼いただきました。

印の注文を受けるきっかけを作ってくださった先輩で、11年前から数年おきに、生徒さん用のプレゼント印をご依頼くださいます。
生徒さんたちは、高校に行っても印を愛用してくださり、初めてお作りした生徒さんの中には、大学の書道科に進み、今では高校の書道の先生になった方もいらっしゃるそうです。

3年前から依頼印を押してきた桜柄の集印帳()が、表も裏もいっぱいになりました。
次回から、ストックしている梅の花柄に押してゆきます。

明後日は、いよいよ鎖骨骨折時に入れたプレートを外す手術です。
明日の入院に備え、今日はPCR検査を受けてきました。
鼻からは痛いと聞いていたので、構えてしまいましたが、力を抜いてリラックスして、と優しくしていただきました。
終わってから、鼻から胃カメラをする時にチューブを入れるのと同じだと思いました。

次回ブログを書くのは手術後です!頑張ります(^^)/

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最近読んだ小説から~噛みあわない会話と、ある過去について

2021年11月14日 19時50分44秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

辻村深月さんの小説『噛みあわない会話と、ある過去について』は、人の心裏をあばく短編集。
初版限定のおまけ、著者直筆コメント入り特製しおり入りでした。
しおりの表と裏です。「心に響く一冊になれば光栄です。」という辻村深月さんの直筆入りです。

口は禍の元、嫌な思い出は心に住み着いてしまうこともある、収録された4つの短編は、世にも奇妙な物語を連想させる怖さを感じました。
小説の帯の『あなたの「過去」は大丈夫?』の問いかけに、大丈夫だろうかとそわそわしてしまいます。

 
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陣馬山〜陣馬の湯

2021年11月11日 18時06分38秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、陣馬山&日帰り温泉♪
陣馬高原下バス停から新ハイキングコースを上り、栃谷尾根から下りて陣馬の湯に寄りました。

陣馬高原下バス停までは、高尾駅から西東京バスの『にしちゅんバス』で😄 

山頂までは、約1時間20分。
白馬のマスコットの足元にツキノワグマ君がいますよ!

白馬越しに富士山も!

陣馬山に来ると必ず寄る『清水茶屋』さん越しの富士山もバッチリ!

清水茶屋さんのテラスからの富士山は最高です!
清水茶屋さんのおでん越しの富士山は小さくなってしまった↓😅 

下りの栃谷尾根は富士山を眺めながら歩けます。
下り始めてすぐ、ススキと富士山が撮れました↓

山頂から目的地の陣谷温泉までは、約1時間10分。
でも、残念ながら開店前で入れず。
ここから7~8分先の陣渓園に電話して聞いてみたら、OKだったので早速向かいました。よかった~♪
今日も半袖になるくらい気温が高かったので、さっぱりしました!感謝♨
お茶の用意をしてくれた応接セットの壁には、有名人のサイン色紙がびっしり飾られていました。

帰りは、陣渓園さんから藤野駅まで、約53分歩きました。
せっかくさっぱりしたのに、また汗ばんでしまった😅 

本日の歩行時間は、合計約3時間半でした。

来週は、昨年、左鎖骨骨折をしたときに入れたプレートやネジ、ワイヤーを外す手術をすることになりました。
なので、山歩きはしばらくお休みです。
前回、陣馬山に来たのは左鎖骨骨折の6ヶ月後で、山歩き復帰第一弾でした。
プレートが入った状態の山歩きは約1年間。
そのはじめと終わりが陣馬山になりました。
ネジを外した時にできる骨の穴は、塞がるまで3ヶ月かかるそうなので、山歩きはしばらくお休みです。
前回の陣馬山の記事はコチラ→2020.12.15
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最近読んだ小説から~線は、僕を描く

2021年11月08日 12時05分20秒 | 本(紹介・レビュー感想)

水墨画を題材にした砥上裕将さんの小説『線は、僕を描く』を読んで、書に通じるものを感じ、感銘を受けました。


高校生の時、両親を事故で亡くし、殻に閉じこもってしまった大学生の主人公は、展覧会の設営のアルバイトで、水墨画の巨匠と出会い、水墨画の道を歩み始めます。巨匠の孫や同門の先輩をはじめ素晴らしい絵師との触れ合いを通し、外の世界に目を向け、自分の内面に向かい合い、線を描くことの意味深さにたどり着いていきます。
水墨画を描く細かい描写を読んでいると、その画像が浮かび、まるで漫画を読んでいる気分になりました。
数々の賞を受賞した本作は、実際、漫画化されているようです。アニメでも観てみたいです。

線の技の習得や余白の大切さ、作品に心が反映されてしまうのも、一発書きの線は決して書き直しができないのも、書と同じだなあと思いました。

見出しの書は、主人公がはじめに習った春蘭の葉を1本描いて、題目を表紙の並びで書いてみました。春蘭の葉の描き方は、あらかじめ動画を観ましたが、描けるようになるにはかなりの時間を要しそうなので、練習なしで本当の一発書きです。 題目を書き入れて写真に撮ってみたら、その迷いある線を嘆いて泣いている顔に見えました😅 

とっくに人生の半ばを過ぎていますが、まだまだ学ぶことが多いです。

 
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最近読んだ小説から~めだか、太平洋を往け

2021年11月03日 10時43分23秒 | 本(紹介・レビュー感想)

重松清さんの小説『めだか、太平洋を往け』、なるほどなあ~と教えられる感動作です。


小学校教師を引退したアンミツ先生は、突然、息子夫婦を事故で亡くし、遺された血のつながらない不登校の孫と暮らすことに。
「太平洋を泳ぐめだかになりなさい」と送り出したかつての教え子たちと再会し、おばあちゃんと孫は少しずつ家族になっていきます。

 
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大塚山〜御岳山(みたけさん)

2021年11月02日 18時14分30秒 | 山歩き
     

本日の山歩きは、青梅線『古里』駅から丹三郎コースで大塚山〜御岳山を巡ってケーブルカーで下りました。

古里駅から丹三郎コースの登山口に向かう万世橋から、多摩川を挟んで紅葉が綺麗でした。


雲が多めですが、11月に入ったのに気温が高めで、汗だくになりました。先週の山より暑かったかも。
登山道は比較的歩きやすいですが、大塚山の手前でバテバテになりました
大塚山山頂までは、古里駅から1時間46分でした。

大塚山山頂は、木に囲まれて眺望はないです。

大塚山山頂から32~3分で、御岳神社のある御岳山山頂に到着。

御岳神社の奥の方に、御岳神社の奥の院のある山が見える『奥宮遥拝所』がありました。

紅葉真っ盛りで、参拝者も多かったです。

ケーブルカー乗り場の手前から、御岳山(左)と奥の院(右)が見えました↓

帰りはケーブルカーとバスを乗り継いで、御岳駅から乗車。
そして、河辺駅前のビル5階にある『梅の湯』に寄りました。


本日の歩行時間は、約2時間45分でした。

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