今回は、久々に泊まりがけで山歩きして来ました。
初日に新幹線富山駅から富山地方鉄道(立山まで)、ケーブル(美女平まで)、立山高原バスを乗り継いで立山室堂まで行って、宿泊する雷鳥荘まで散策しました。
翌日、奥大日岳(2,611m)までピストンして立山室堂から行きと逆ルートで帰りました。
初日、立山室堂でバスから降りると硫黄のにおいが立ち込めていました。
雲が多く、立山室堂から見渡せる立山連峰は顔を出したり隠れたり。
時々日も射して、雷鳥荘に向かう途中のミクリガ池のバックに立山連峰が撮れました。
右から浄土山、立山、真砂岳、別山です。翌日登る奥大日岳は、さらに左側ですが、雲にすっかり覆われて見えませんでした。
立山室堂から雷鳥荘まで、約30分で到着。
玄関の向かい側に別山と麓の雷鳥沢キャンプ場も見えました。
雷鳥荘を入ると木彫りのクマさんがお出迎え。
早速、硫黄の温泉に入りました。気持ち良かった〜
夕食後、日は山に沈んでしまいましたが、向かい側の山が夕陽に照らされて綺麗でした!
夕陽に照らされた立山です。
一旦部屋に戻ったら、窓から奥大日岳の雲が消えて、美しい姿を現していました。
部屋の窓から身を乗り出して撮りました
もう一度、外に出て、日が沈んだ方角の夕焼けも撮りました。
地獄谷から火山ガスが立ち昇っています。
地獄谷から火山ガスが立ち昇っています。
翌朝は晴天でしたが、昼頃から雷雨の予報なので、朝食をお弁当にしてもらって、早朝に食べて早めに出発しました。
お弁当は五目寿司弁当でした♪
日の出の頃、窓から見た空をパチリ!
出発は5時5分。
階段を下りた地獄谷が見える所の空も赤みがさしていました。
さらに長い階段を降りて、雷鳥沢キャンプ場から奥大日岳が見えました。
登山道に入り、木道を進みます。
チングルマの花が終わり、綿毛になっていました。
山は秋の気配です。
登り始めると、山小屋が点々と見えました。
真ん中の一番上が立山室堂のホテル立山、そのすぐ左下が宿泊した雷鳥荘です。
同じ場所から立山もパチリ!
地獄谷をバックに、チングルマの綿毛の群生。
標高差は200mくらいですが、アップダウンが激しく、標高2,000m以上あるので、岩ゴロゴロの急登では、ハアハア呼吸が激しくなります。
でも、久々の壮大な風景は心が洗われるようでした
これから登る奥大日岳がもう目の前!
ゴツゴツした岩肌を見ると、ちゃんと登れるか、ちょっと不安😅
日本百名山の剱岳は、上りは逆光だったので、帰りに撮ったものを載せます。
そして、無事山頂到着!
ツキノワグマくんと撮った剣岳は、やっぱり逆行で真っ黒
日射しが強かった!
下りは来た道をピストン!
乗って来た立山高原バスの道(雪の回廊で有名)が見えました。
よく見ると、バスも走っています!一般の車は走れないそうです。
下山時、逆光から脱した勇壮な剱岳!
標高2,999mあるので、富士山のように雲が出たり消えたりしていました。
奥大日岳ともお別れ。
無事下山してホッとしたのもつかの間、帰路に着くため、立山室堂に戻るには下った長階段を上らねばならず、これがきつかった〜
途中通過の雷鳥荘から、奥大日岳をパチリ!
初日は日中、奥大日岳が雲に隠れていたので、やっとツーショットが撮れました!
さらに上り階段地獄中、雷鳥荘全体と奥大日岳のツーショットも撮れました!
山頂は、真ん中あたりのポコッと出たところです。
エンマ台からも地獄谷の後ろに、初日は見えなかった奥大日岳がドーンと鎮座していました!
見られて良かった!!
そして無事、立山室堂に到着!
11時20分の立山高原バスに乗った途端に雨が降り出しました天気予報ピッタリ!逃げ切れて良かった!
下山中、上って行く登山者にたくさん居ましたが、皆さん、大丈夫だったかな。
今回の歩行時間は、初日の立山室堂から雷鳥荘まで約30分、翌日、雷鳥荘から奥大日岳山頂まで約2時間半、山頂から立山室堂まで約2時間42分、合計約5時間12分!久々の5時間超えでした!
片道6時間の移動時間がかかりましたが、雄大な景色はホントに素晴らしかったです。幸い天気に恵まれましたが、夜は雲が出て、降るような星が一部しか見られなかったのと、立山高原バスから行きも帰りも山々が見られなかったのが残念です。いきなり変わる山の天気にはビックリしました。
単線の富山地方鉄道も趣がありました。