香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

ご依頼印2顆&今井凌雪回顧展

2014年07月28日 23時08分41秒 | 篆刻

右の小さい変形印は、個展(香彩閃書展)に来てくれた実力派の書友からの依頼で制作した仮名半紙用の落款印です。

素敵な作品作りの一助になれたら幸せです

左は、以前、ブログを見てご依頼くださった方から再度ご注文いただき♪お作りした7分(2,1cm角)の落款印です

メールのやり取りで、今井凌雪先生に師事されていたとお聞きしたものの、恥ずかしながら書家の先生方のお名前に疎いもので、どんな書を書かれる先生なのだろうと気になっていましたら、ブログつながりの沙於里さんの情報で、上野の森美術館(7月25日~29日)で回顧展を開催していると知り、丁度上野に行く用事もあったので、行ってきました♪

おおらかに書かれた篆書作品などの大作も素晴らしいですが、様々な古典臨書の原帖そのものの書きぶりの生きた線に目を見張りました。

古典臨書は上達の近道と常々思っていますが、書けば書くほど形ばかりを似せようとしているつまらない線になってしまっていたので、今井先生の意臨作品を拝見して目から鱗でした。

会場では、テレビで放送された書道講座などのDVDの放映もあり、時間があれば全部見たかったです。

すっかり今井先生の作品に魅了され、奮発して立派な2冊組の今回展の作品集を買っちゃいました。

一冊は印譜集で、あとがきに「書を学ぶ者は、篆刻を学ばなければならない」と先生が話されていたと書かれていました。

書も篆刻も並行して勉強していきたいと思っている者としては、心強いお言葉です。

 

沙於里さんのブログも合わせてどうぞ→今井凌雪回顧展―人と書のすべて- ・ 今井凌雪回顧展レポート

 

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檜洞丸(ヒノキボラマル)

2014年07月26日 23時06分00秒 | 山歩き

                   

一日休んで、また山歩きしてきました。

一昨日の筋肉痛の真っ最中だというのに・・・

今回は、西丹沢の檜洞丸です。

出発地点は、小田急「新松田」駅からバスで1時間10分の西丹沢自然教室。

そこから檜洞丸まで5,3kmを往復してきました。

休憩込みで、上り約3時間、下り約2時間40分。

下りは、途中で道を間違えて引き返したため、予定より時間がかかってしまい、1時間に1本しかないバスに乗れなくなりそうになって、舗道に出た途端全力疾走

この暑い中、頑張った甲斐あって、間に合いました

眺望は、やはりこの季節、霞んでいました。

檜洞丸山頂に向かう道と山頂はこんな感じです。

  


一昨日登った蛭ヶ岳には、檜洞丸からも行かれるようです。

 

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丹沢(蛭ヶ岳山荘)で一泊

2014年07月24日 22時21分20秒 | 山歩き

泊りがけで丹沢を歩いてきました~

大倉尾根から塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳を縦走して蛭ヶ岳山荘に泊まり、翌日、同じルートで大倉バス停に下りました。

二日とも晴天でしたが、初日は、塔ノ岳山頂に着く頃には霧が発生して、蛭ヶ岳に向かう稜線も雲の中

残念ながら眺望を楽しめないまま、休憩込みで約7時間半かかって蛭ヶ岳山荘に到着。

蛭ヶ岳山荘は、5時半夕飯(レトルトカレー)、8時消灯、5時朝食(漬物バイキング)。

春と秋は登山者が集中し、多い時には100人くらい泊まるそうですが、今の季節はぐっと減り、今回も3組5人だけだったので、ゆったりできました。

ただ、水は雨水なので、飲み水はペットボトル、もちろんお風呂はなくて、相部屋ですが

夕食後、部屋から日の入りが見られました♪

何よりラッキーだったのは、蛍を見られたことです。

ハコネヒメボタルという種類で、笹の葉の裏に産み付けられて霧で育つそうです。

鹿が増え葉が食べられて姿が見られなくなっていましたが、鹿の駆除が行われ食害が減り、下草の成長によって一昨年からまた見られるようになったそうです。

しかも、昨日(23日)は今年初の発見で、2匹確認されました♪

蛭ヶ岳山荘からの星空も素晴らしいそうですが、霧のため諦めていたら、蛍を見ている間に雲が切れ、一部分だけ見られました♪

そして、翌朝も雲の切れ間からご来光が拝めました~♪

富士山もうっすらと♪・・・わかるかな~

そして、朝食後、5時45分頃出発。

昨日はほとんど何も見えなかった稜線からも、うっすら富士山が見えました。

蛭ヶ岳とうっすら富士山さんの2ショットも♪

丹沢山からも辛うじて、うっすら富士山♪

塔ノ岳からも僅かに、うっすら富士山が見えましたが、写真には上手く映らなかったので、代わりに歩いてきた蛭ヶ岳から丹沢山の稜線をパチリ

猛暑の中、初日の上りはきつかった~尋常じゃない汗の量でありました~

2日目は休憩入れて約5時間半。下り中心なので、初日に比べたら楽でした。

見出しの書は、初日にそれぞれの山の山頂で書きました。

丹沢山は日本百名山の一つなので現地で描印のつもりで書きましたが、筆ペンの朱墨なので色も出来栄えもイマイチでした

丹沢山からの富士山は、昨年の暮れに主人が一人で登頂して、すっきり澄んだ空気の中に見える富士山を撮ってきてくれたので、ブログに載せました。→

その時の写真はコレ↓

上のどんより写真とは全く違う、暑さが吹き飛ぶような雪景色です

この時のブログの見出しの書は、この写真の富士山をイメージして「澄」を書き、過日の初個展(閃書展)に額装して展示しました。

少しでも涼を感じてもらえますように~

 

蛭ヶ岳山荘の情報はこちらからどうぞ→

 

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高水三山で三筆

2014年07月21日 18時27分03秒 | 山歩き

 

3年前に行った高水三山(高水山、岩茸石山、惣岳山)に同じルートで行ってきました。

今日の見出しの書は、絵手紙用の折帖の3ページ分。

それぞれの山頂で一筆ずつ、計三筆してきました。

右端の「高水三山」は、帰宅後、印首印風に朱墨で描印(かきいん)しました。ちょっと太くなりましたが

   

3年前は「あしガクガク」になりましたが、今回はだいぶ山歩きに慣れ、急な岩場もなんのその・・・なんちゃって

「あしがくがく」になった3年前のブログはこちらからどうぞ→

 

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今年も毎日展へ

2014年07月19日 13時39分38秒 | 展覧会ご案内・訪問

 

昨日は友人の作品が展示されている東京都美術館に行ってきました。

友人の作品は木簡風の隷書。

私の好きな書体でもありますが、隷書の得意な友人の作品はさすが!お見事

見出しの書は、この書風を真似して書いてみましたが、う~ん、やっぱり付け焼き刃では難しい・・・

なので、個展用に作った最近お気に入りの落款でごまかしました~

 

仮名で出品しているマイミクさんの作品も鑑賞してきました♪

美しい料紙とマッチした表装も素敵

以前、お作りした落款印を使ってくださっていました

 

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あきぱんや(天然酵母パン教室)さんの印

2014年07月16日 07時58分33秒 | 篆刻

姉が通っている「あきぱんや 天然酵母パン教室」のあき先生が香彩閃書展にいらしてくださったご縁で、印(2cm角)を作らせていただきました♪

デザインは、あき先生作成の「あきぱんや」を参考にしました。

パンでかわいらしく表現された「あきぱんや」の画像を見ていたら、これを印ならではの表現にしたい!という制作意欲に火が付きました(笑)

で、考えついたのが食パンの辺縁であります

楽しく制作させていただき感謝♪

見出しにUPしたものは印泥をつけて押印したものですが、あき先生から「スタンプのインクでバッチリ押せました!」とメールをいただき、ホッとしました

いろいろな場面でご活用いただけますように

 

* 追記 : あき先生もブログで「あきぱんや」印を紹介してくださいました♪ →『今日から教室が始まりました。&素敵なあきぱんや印

* あき先生のブログも合わせてどうぞ → 『あきぱんや 天然酵母パン教室

 パンはもちろん、おいしそうなお料理がいっぱいです

 

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朱文 落款印2種

2014年07月14日 12時08分09秒 | 篆刻

どちらも個展が終了して落ち着いた頃、ほぼ同時にご依頼いただきましたが、相変わらずのスローペースで、大変お待たせしましたm(__)m

左は、先輩書友を介してご依頼いただいた、漢字かな交じりの半紙作品用の3分印(9mm角)です。

デザインはお任せとのことでしたので、オーソドックスにお作りしました。

右は、ブログを閲覧くださった方からのご依頼で、1寸の関防印用の石(3×1,5cm角)でお作りした仮名条幅用の変形印です。

ご希望は細長いまあるい感じで、少し瓢箪のようにくびれのあるかわいい雰囲気とのことでした。

ご要望にお応えすべく、制作開始♪

この季節は、気温が高くなって印泥も柔らかくなり勝ちです。

印泥をつけ過ぎても線が太くならないように細目にしよう!と補刀を繰り返していたら、線が弱くなってしまったような・・・

OKいただいた印稿とも雰囲気が違うような・・・

・・・お送りする段になって、どうにも気になったので、結局、削って作り直しました

作り直す前の印影と印稿はこちら↓

まだまだ未熟ですが、作品作りのお役に立てたら嬉しいです。

末永くお使いいただけますように

追記(2015年2月4日) : 後日、変形印をご依頼くださった方から、再度ご依頼いただき、半紙用の落款印(1,5cm角)を制作させて頂きました。

再度のご依頼嬉しかったです。ありがとうございました

 

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高尾山ー天狗焼と熊筆

2014年07月12日 21時15分37秒 | 山歩き

 

今日の山歩きは高尾山。

昨日は台風一過でものすごい暑さでしたが、今日も猛暑になりそうだったので、早朝出かけて早々と帰ってきました。

山頂到着は、朝8時半頃。

富士山も丹沢も雲に隠れていましたが、青空と白い雲が気持ち良く、爽やかな風が吹いていました。

で、見出しの書は先週に続き、山頂で書道。

爽やかな風をイメージして、「高尾山」を一筆入魂。

左側の絵は、下山途中のケーブルカー駅前に売っている「天狗焼」です。

絵は上手くないけど、黒豆のあんこがたっぷり入っていて、すごくおいしいです♪

 

そして、さらにその左に書いた「熊筆」は、下山し京王高尾山口駅に向かう途中、中国の民芸品を売っているお店で見つけました。

一番上が熊の毛、下の2本は山羊の毛の筆で、試し書きさせてもらって購入しました。

山羊の筆は書き味最高!熊の筆はもう入荷がなく珍しいものだそうで、予想に反して柔らかいです。

熊の筆で書いた「熊筆」の書は、帰宅後に熊の毛の筆で書きました

 

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鍋割山~山頂で書道

2014年07月06日 21時38分25秒 | 山歩き

先週に続き、丹沢を歩いてきました。

今回は、新松田駅からバスを利用して、寄(やどりき)バス停を出発。

鍋割山南山稜コースから鍋割山を登り、西山林道コースから大倉バス停に下りました。

先週は、ヤマビルと遭遇して恐ろしい目に遭ったので、今回は完全装備にスプレー式ヒル忌避剤もプラスして、いざ出発!

すると、登山道をしばらく歩いた所で、若いお兄さんが小走りに下りてきたので、聞けば、ヒルがすごくて引き返したとのこと

ここも先週と同じくらいいるのかと恐怖と興味で進んで行きましたが、幸い数匹見かけただけで、被害は皆無でした♪

ジョニー(忌避剤)のお陰かな

天候は、先週と同じく、登るにつれ霧が深くなり、富士山も雲の中でした。

もちろん、鍋割山山頂では鍋焼きうどん

見出しの書はいつも帰宅後に書いていますが、山頂書道の発案者の紙匠 雅の店主吉田さんからの勧めもあって、山頂で書きたいと思っていたところ、先日鎌倉に行った折に東慶寺で高級筆ペンを見つけ、はがきサイズの絵手紙帳に書こう!と閃きました

で、見開きページに、鍋焼きうどんを作ってくれる鍋割山荘の屋根を眺めつつ「鍋割山」を書き、さらに初の絵まで描いちゃいました。

まだ筆ペンを使いこなせない上、一発書きなので、なんともお粗末な感じですが、これをスタートにより良いものを書いていきたいな~と思っております

 

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