香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

師走

2017年12月04日 19時48分00秒 | 月の別名

昨日は、第6回墨遊楽書道展の最終日。

撤収後は、麻布十番 燻製apartment別邸で、打ち上げでした。

燻製の魚介類や香ばしいチーズ、柔らかいお肉♪どれもすごくおいしかったです。

お箸やスプーン・ナイフ・フォーク類は、それぞれ座った場所のテーブルの引き出しにオシャレに収納されていました。

締めは、メンバーのお客さんが持って来てくれたホールケーキ↑

「墨遊楽」のプレート付きです

お店で銘々にカットしていただきました

幹事さん、はじめメンバーの皆様、楽しいひと時をありがとうございました。

 

今年も早1ヶ月を切りました。

講師をしている書道講座の今年度第3期も今週からスタート。

第1回目の授業は、月初め恒例の月の別名をはがきに書く、ということで今回も資料を作り。字書から集字して、いろいろな書体の「師走」を作りました。

見出しの「師走」は、2行目上段の顔真卿の楷書を参考に書きました。

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村


人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (2)

霜月~市民書道展

2017年11月11日 14時22分48秒 | 月の別名

11月の別名「霜月」。

今月も書道講座用に、字書でいろいろな書体書風の「霜月」を組合せ、由来や文字の成り立ちも載せて、資料を作成しました。

見出しの「霜月」は、真ん中上段の初唐三大家の一人、褚遂良が書いた「枯樹賦」から集字したものを参考に書きました。

昨日は、地元の市民書道展の搬入日。

伝統文化子ども教室のお手伝いさせていただいている縁でお声かけ頂き、昨年から参加しています。

昨年同様、今回も手持ちの中から以前書いたものを

孫過庭「草書千字文」の節臨(一節を臨書)です。

確か、ブログに載せたことあるなあ~と遡ってみたら、なんと7年も前でした2010年10月06日

市民文化祭は、明日まで。子供からご高齢の方まで、様々な書が展示されています。

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント

神無月~美千寿展・玄黄会書展観覧~

2017年10月11日 18時27分52秒 | 月の別名

10月の別名、神無月。

今月も字書から集字して、講座用資料を作成。いろいろな書体・書風の「神無月」を作りました。

見出しの「神無月」は、右から2行目下段の隷書体を参考に、変化をつけて書きました。

 

芸術の秋、昨日は友人たちが出品している書道展を梯子しました。

まずは、「第2回 美千寿展」。

友人たち三者三様の素敵な書展です

作品に合わせた表装は、どれも凝っています

表参道が最寄り駅のオシャレなギャラリーで10月15日(日)まで開催しています。

 

その後向かったのは、銀座の大黒屋ギャラリーで開催している「第42回 玄黄会書展」。

鳩居堂の並びのビルの6階にあるギャラリーは、ゆったりと落ち着いた雰囲気

窓からは、銀座の中心街が見下ろせます

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

長月(ながつき)-9月の別名

2017年09月01日 20時15分52秒 | 月の別名

陰暦の9月の雅語「長月」の名前の由来は諸説ありますが、秋も深まり夜がだんだん長くなる「夜長月」が略されたとする説が有力のようです。

夏休みも終わり、今日から9月。

今月も講座用に字書から集字して、いろいろな書体、書風の「長月」をプリントしました。

いつものように、これを参考に好きな「長月」をハガキに書き、お部屋に飾る書を仕上げていただきました。

私は、上段左から2番目の木簡文字を参考に書きました。

見出しの書は、その上から、マーブリングして仕上げたものです。

 マーブリングには、いつものようにこちらを使いました↓

墨運堂 彩液 マーブリング 6色セット 800-MB
墨運堂
墨運堂

私事ですが、先日、 初孫が生まれました

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

葉月ー8月の別名

2017年08月21日 20時52分49秒 | 月の別名

     

葉月は旧暦の8月のことで、その名の由来は、木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」から「葉月」になったというのが有力のようです。
旧暦の8月は、新暦の8月下旬頃から10月中旬頃。ちなみに2017年は、9月20日から10月19日が旧暦の8月に当たるようです。

講師をさせていただいている書道講座の今年度2期がお盆明けから始まりました。

8月も半ば過ぎてしまいましたが、今月も月初めの授業は月の別名を用意した資料を参考に好きな書体・書風で書いていただきました。

見出しの「葉月」は、その折りに書いたもので、中国清代の呉譲之が書いた篆書の発展的臨書です。参考にしたのはこちら↓

「葉」は、木の葉の象形ですが、まさにそんな感じです。

私も木の葉をイメージして書きましたが、受講者さんにカラスのようですね!と言われました(笑)

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (2)

文月ー7月の別名

2017年07月07日 19時36分18秒 | 月の別名

文月(ふづき・ふみづき)の由来は、七夕に詩歌や書道上達などの願い事を短冊に書いたことが関係しているという説があります。

で、今年の「文月」はバックに水色で「書道上達」と書いた短冊を書き入れました。

今月も月初めの書道講座は、月の別名をはがきに書きました。毎回、由来や漢字の成り立ちを添えて、字書から集字したいろいろな書体書風の資料を作ってお配りしています。今回はこちら↓

見出しの「文月」の文字は、徐三庚の隷書を参考にしました。

今日は丁度七夕。

久々に、笹の葉に願い事を書いて飾ったので、はがきの文月も添えてパチリ

今朝の天気予報で、7月7日に一晩中晴れたのは観測史上1回だけと言っていました。

今晩は、どうかなあ~

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

水無月(6月の別名)

2017年06月07日 11時55分14秒 | 月の別名

       

水無月(みなづき)の名の由来を調べたら、他の月と同様、諸説ありました。

「無」は「の」という意味の連帯助詞「な」のことで、「水無月」は「水の月」という意味で、田に水を引く月だからという説や、旧暦の六月は梅雨が明けて干上がる時期なので、「水の無い月」となったという説など。

新暦の6月は、梅雨の季節。

「水の月」が合っていますね。

梅雨と言えば、紫陽花。

我が家の柏葉紫陽花、今年は咲きました!

 

 剪定で花芽までカットしてしまった年が続いたので、久々に大きな花房が見られました♪

7年前に植木鉢に挿し木した子も小さな花を咲かせ始めました。

関東甲信越も今日、梅雨入りしたそうです

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

皐月(さつき)ー5月の別名

2017年05月12日 21時37分36秒 | 月の別名

「さつき」の語源を調べたところ、「さ」には田植えの意味があり、5月は田植えの月として「さつき」になったという説や早苗を植える月「早苗月(さなえづき)」が略されたという説もあるようです。

漢字「皐」の成り立ちは、白い頭骨と四足の獣の死体の象形で「しろくかがやく」という意味を表し、転じて水面の白く輝く沢や沼の意味になったそうです。水田の表面が白く輝くことから、この漢字が当てられたのかな~と思いましたが、「神に捧げる稲」という意味もあるそうです。

今月も講師をさせていただいている書道講座で、月の別名を書きました。

左側は、白い光が差し込んでいるような雰囲気で薄墨にしました。薄すぎたかな

右は、新緑をイメージして、ハガキ大に切った緑の画用紙に「皐月」を一筆書きしました。木の形に見えるかな~。無理があるかな~

5月に入って早2週目も終盤。気温差が激しいので体調崩しませんように

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

卯月(うづき)

2017年04月07日 22時57分01秒 | 月の別名

          

4月の別名「卯月(うづき)」をひらがなで書いてみました。

「卯月」の由来は諸説ありますが、卯の花が咲く月「卯の花月」の略とする説が有力のようです。「卯(ぼう)」は、同形のものを左右対称において、等価の物を交易する意味を表す「貿」の原字で、十二支の第四位に用いられています。一説に、左右に開いた門の象形で、万物が冬の門から飛び出す、陰暦の二月を表すそうです。

書道講座の講師をさせて頂き早1年、引き続き本年度も更新になりました。

第1回目は、前期と同様、月初め恒例の「月の別名をはがきに好きな書体で書く」。

ということで、前日、「卯」と「月」を字書から拾って組み合わせて、様々な書体の「卯月」を見本に書きました。↓

↑甲骨文で由来の花をイメージにしてみたり、金文と隷書体を万物が冬の門から飛び出す感じにしてみしたり、異体字の「月」を使って遊び心を入れてみたり、いろんな書体をベースに夢中になって書きました つるつるの百均はがきはカスレが出にくいですが、濃淡が出るので、研究すればもっと面白いものが書けそうです。

今回は、ご自宅で飾れるように、はがきサイズのクリアポケットを黒い紙に貼り、はがき掛けを制作。書き上がった作品を入れていただきました。

見出しの書「うづき」を入れたのが、そのはがき掛けです。

 

今年も、講座会場近くの公園の桜が見事に咲いていました。

富士山もそうですが、桜も青空に映えますね~

今年度も1年頑張ります

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (2)

弥生(やよい)

2017年03月04日 00時43分04秒 | 月の別名

3月の別名「弥生」は、草木がいよいよ生い茂る月であることからその名がつきました。(「弥」は、「いよいよ」「ますます」などのの意味があるそうです。)

今月も月初の書道講座で、月の別名をはがきに書きました。

今回も字書で集字した様々な書体の「弥生」を参考までに書きました。

電子辞書の漢字辞典によると、「弥」の旧字体「彌」は、金文では「弓」+「日」+「爾」とありました。のちに「弓」+「爾」となり、「爾」は省略形の「尓」になったそうです。「爾」は華やかに咲き誇る花の象形で、「弓」と「日」がついて時間的にも空間的にも、のびやかに満ちわたるという意味を表し、「生」は、草木が地上に生じてきた様子をかたどった象形です。

文章だけではピンときませんが、字書と合わせてみると合点が行きます

見出しの「弥生」は、篆書の「弓」+「爾」を「生」と組み合わせて、草木がぐんぐん生い茂るイメージで書きました。

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (2)

如月(きさらぎ)・・・タートルネックを着た女の子風

2017年02月04日 00時18分20秒 | 月の別名

2月の別名「如月」の語源は諸説あるようですが、寒さで衣「きぬ」を更に着る「衣更着(きさらぎ)」が有力のようです。(漢字は、中国の2月の異称「如月(じょげつ)」に由来しているようです。)

2月月初の書道講座は、この如月を好きな字体ではがきに書いていただきました。

先月と同様、字書から様々な書体書風選んで、参考までに書いたものをホワイトボードに貼りました。今回は、100均で購入した和紙ハガキやカラーハガキを使用しました。

100均のはがきでも、薄墨にすると濃淡が出て、いつもの画仙紙ハガキより味が出ました

見出しに載せたのは、これらの字体を組み合わせて書いた「如月」です。寒くて重ね着することから連想して、「タートルネックを着たお姉さん」風にしてみました

見出しのは、画仙紙ハガキに書きましたが、薄墨で100均のカラーハガキに書いてみたら、

タートルネックを着たお姉さん風になりました

 

今年も早2月!

ブログを始めたのは、2010年1月末からなので、丸7年が過ぎて8年目に突入しました!!

が、・・・

ブログの見出しには毎回内容に合った書を載せると決めておりますので、展覧会に行ったり感動したりしたことをブログに書きたいと思っても、見出しに載せる書が書けないためにUPできないこともしばしば

山歩きに関しては、山頂で書いている書を見出しに載せられるのでUP出来ますが、山に行かないと放置状態になってしまうこともしばしば

反省しつつ、細く長くマイペースで楽しみながら続けていきたいと思います。

今年も1年、どうぞよろしくお願いします。

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

睦月(むつき)

2017年01月08日 18時56分49秒 | 月の別名

1月の別称「睦月」の語源は諸説ありますが、年始に親族が集まって親睦を図る月「睦び月(むつびつき)」が転じたという説が有力のようです。

年明けの書道講座は、この睦月をはがきに書きました。

私の勉強法は、字書から先人たちの書を抜き出して、先ず臨書。

それを発展させて、言葉の意味に合うような作品に仕上げます。

参考までに、臨書したものを教室のホワイトボードに貼りました。

見出しにUPした「睦月」は、下段左から3番目の中国隋代の智永の関中本千字文の草書体を睦まじい雰囲気のにこちゃん顔に仕上げました。

 

そして、昨日と今日はお手伝いしていた地元の書道連盟主催の伝統文化親子教室の発表会でした。

はじめの頃に書いた名前から漢字一文字の半紙作品や紙漉きした和紙に一発書きした書、

夏に団扇やTシャツに書いた書、

半紙の3倍の大きさの紙に大きな筆で書いた力作の軸装、

合作の屏風作品、

などなど6月から12月までの11回の授業で作成したいろいろな種類の作品が展示されました

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (2)

師走

2016年12月02日 22時41分40秒 | 月の別名

今年もあと一ヶ月を切りましたね

今年度、講師をさせていただいている書道講座も第三期が始まりました。

初回の今日の課題は、「師走」。

字書からピックアップした「師」と「走」を組み合わせて、さまざまな書体の「師走」を練習した後、はがきに仕上げていただきました。

見出しの書は、その参考に書いたものの一つです。

はがき掛けは友人にもらったもので、時々ブログに登場していますが、なんと今朝まで7月に書いた「文月」が飾ってありました

目に入るたびに気になっていましたが、ようやく替えられました

それにしても、月日が経つのは本当に早い

コメント (2)

文月(ふみづき)

2016年07月07日 18時45分32秒 | 月の別名

昔、七夕の風習は短冊に詩歌や字を書いて、文や書道の上達を祈ったそうで、7月の別名「文月(ふみづき・ふづき)」の語源という説もあります。

前回の投稿から早3週間 最後にUPした展覧会も終了してしまったので、新たに何か更新したいと思いつつ、今頃になりました~

暑いですが、刻々、書き書き、元気です

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (4)

水無月ー蘭秀会書展ご訪問

2016年06月09日 23時55分07秒 | 月の別名

ブログつながりの沙於里さんとお母様が主宰する書道教室の展覧会、蘭秀会書展~暮らしの中で楽しむ書~に、初日の昨日、お邪魔してきました。

沙於里さんとお会いするのは、久しぶり♪

いつもの明るい笑顔に迎えられ

楽しみにしていた沙於里さんならではの作品を堪能させていただきました

独特な表現に今回も良い刺激をいただきました

↓案内はがき クリックすると大きくなります。

 

相模原のギャラリーで、6月12日(月)まで。

詳細は、沙於里さんのブログで→心の免疫力~書とことばから

 

冒頭の書は、はがきに「水無月」(6月の別名)を書きました。

水無月の由来はいろいろあるようですが、「無」は「の」のことで、「水の月」という意味だというのが有力のようです。旧暦の6月は梅雨が明け、田んぼに水を引く月なので、そう呼ばれるようになったとのことです。漢和辞典で調べたところ、「無」には「ない」のほかに、「ゆたか。草木のゆたかにおいしげること。」という意味がありました。「水の豊かな月」という考え方もできるかも~

 

ランキングに参加しています。ポチッとして頂けると嬉しいです
にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村

人気ブログランキングへ
どうぞ宜しくお願いします

コメント (6)