リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

キャビネットを接着剤で取り付けると言う発想

2021年02月13日 | 日々の風の吹くまま
2月12日(金曜日)。☀☀。朝7時過ぎのバルコニーの気温はマイナス3.4度。でも、週明けには概ね普通の気温に戻るそうだから、あとちょっとの我慢かな。でも、日曜日の午後にバレンタインデイのディナーをバンクーバーのTojo’sまで取りに行くのに、べちゃ雪なんてことになったらやだなあ。

今日は昼近くまで誰も来ないので、朝ご飯の後はちょっとのんびり。壁の中のびっくり玉手箱の手当てやら、コロナで乱れた物流の影響による納品遅れで、リフォームの段取りも狂って、ワルデマーの予定もぎちぎちになって来たらしい。それでも「このプロジェクトが最優先だから心配しなくていいよ」。1日中携帯が鳴りっ放しなのに、細かなところへの目配りを緩めず、日程が遅れるのも承知で、私たちの日常生活の不便が最小限で済むように配慮してくれているからありがたい。だからこそ口コミだけの商売でも引っ張りだこなんだろうな。(引っ張りだこだったら、営業する暇なんかないか。)

ワルデマーが到着したのはランチが終わった頃。すぐに園芸ルームに水を通す作業にかかって、5分ほど元栓を締めただけで、20分ほどで「開通式をしよう」。そこで、カレシの趣味の場だからと、オフィスにいたカレシを呼んで、はい、水を出してみて。何となくおっかなびっくりの手つきでそろりとレバーを持ち上げたら、じゃぁ~っと勢い良く水が出て、シンクの下においた青いシートをチェックしたワルデマーが「よし、水漏れなしだ」と、園芸ルームの稼動開始を宣言。これでキャビネットにドアをつけて、壁にタイルを貼って、グローエの水栓に取り替えたら、それこそリッツカールトン級の園芸ルームになりそう。種まきの時期だと急かせるから最優先で使える状態にしてもらったんだから、カレシにはサラダ用に新鮮なベビーリーフやメスクラン、それとマイホームに彩を添える花をどんどん育ててもらわないとね。

来週早々にドロータとヤチェクがバスルーム2にキャビネットを取り付けに来ると言うので、カウンターに置いてあった日用品をバスルーム1に移して、キャビネットの中からタオルやクリーナーの類を出して、取り外しの準備。ついでに物置代わりにしていた古いキャビネットの中身もバスルーム1に移して、当面はトイレは両方で使えて、シャワーはバスルーム2、それ以外はバスルーム1ということになるけども一歩前進。ステファンが加わって、まずは大きな鏡の取り外しなんだけど、これが曲者。接着剤で貼り付けてあるとわかっているので、壊さずに外すには、まず縁のシリコーンをナイフで削り取って、端からそろそろと楔を差し込んで、しまいにはワタシが持って来た1メートルの物差しを突っ込んで接着剤を剥がして、やっと壁から離れるまでスリル満点。次に天板をシンクごと外して、最後にキャビネット。これがまた曲者で、目に見えるねじを外したのにびくともしない。何のことはない、鏡と同様にキャビネットも強力な接着剤で壁に貼り付けてあったという、びっくり玉手箱。ワルデマーとステファンが廃材を台車に積んで引き上げた後は接着剤の跡が点々。何だか、もう・・・。

   


マニュアルとは次元の違う思考力だね

2021年02月12日 | 日々の風の吹くまま
2月11日(木曜日)。☁☀☁。寒いよぉ。朝7時半のバルコニーの気温はマイナス2度。でも、予報ほどには下がらなかったようで、それほどの大寒波にはならずに平年に戻るんじゃないかと言う予感。日曜日にべちゃ雪が降らなければなお良しってところ。

今日は11時近くにワルデマーがDIYセンターのレジ袋3つと大きな箱を抱えて.て出勤。レジ袋の中身は「とりあえず」取り付ける水栓。モダンな感じのバスルーム用のもので、「1セット8千円で安いけど、見た目はいいだろう?」とワルデマー。大きな箱の中身は継ぎ手のコレクション。使い残したり、不要だったりしたものを無駄にしないで取っておいたんだそうで、何だかワタシのミニチュア工作の残り物のコレクションみたい。排水トラップを付けるのに、箱をかき回しては、ちょうどよい角度になりそうな継ぎ手やパイプを探し出してお試し。パイプが長過ぎたら、パイプカッターをパイプに嵌めてぐいっと回すだけでスパッときれいに切れるからすごい。ワタシが大まじめに見ているもので、接着剤やテフロンのテープの使い方、継ぎ手を水漏れしないようにつなぐテクニックを説明しながらの作業。ワタシはワルデマーがシンクの下にもぐっている間に上で水栓を押さえていたり、ごみをどけたり、授業料代わりの手伝い。

ポーランドではワルデマーは大学で経営管理の修士号を取ったものの、共産党政権の窮屈さに嫌気が差して、亡命するチャンスを狙って外航船に乗ったんだそうな。で、バンクーバーで休日に下船できたときにそのまま船には帰らずに亡命を申請したんだって。私たちの親しい友だちのヤネクも大学生のときに東ドイツに旅行する許可を得て、そのまま西へ進んで行き着いたベルギーで亡命を申請したと言っていたな。ヤネクはモントリオールに親戚がいたおかげでカナダに来て、マギル大学を出て会計士になったけど、ワルデマーの場合は修士の学位が役に立たず、工業専門学校に行って配管工の資格を取ったんだって。最初は我が家から見える埠頭の会社で入港する船の配管の修理をしていたけど、長時間労働なのに3年、4年と経っても昇給も昇進も見込めなかったので、独立して仕事先で会った電気工のステファンとチームを組んで互いの技能を教え合って来たとか。そうやって25年前におひとり様の「総合請負業」の看板を出したというからすごい。

難問に出会ったら「クリエイティブに行かないと」が口癖で、実際にものすごい勢いで考えて、解決策を見つけて実行する能力は、マニュアルに慣れた思考とはまったく次元の違う思考力だと思う。ワルデマーのように、母国で高等教育を受けた人たちがカナダに移民して来て、専門分野の仕事に就くごとができずにブルーカラー労働者になったケースは数え切れないんだから、ゆめゆめブルーカラーだから、英語が訛っているからと見下すなかれ。すごい頭脳を持った人たちが互いに助け合いながら自分たちの手で生活を築いているんだから。


工事を野次馬して、ついでにポーランド語も覚えて

2021年02月11日 | 日々の風の吹くまま
2月10日(水曜日)。☁❄☁。今日もマイナスの気温。午前中にはさぁ~っと粉雪が降って、ルーフデッキはちょっぴりだけと冬景色風。北極の寒気団がずっと南まで流れ出して来る「arctic outflow」というやつで、平年の気温から一気に10度くらい下がって、これに風も加わると体感温度がさらに下がる。今夜は最低気温がマイナス8度、体感温度はマイナス16度ということで、警報発令中。



9時過ぎにワルデマーとステファンが台車に照明器具の箱を山のように積んで「出勤」。カウンターの天板が来るのは10時半ごろということで、それまでに臨時に取り付けてあった合板を外して、天板の下にシンクを取り付ける準備。ワルデマーが見つけて来てくれた長方形の小さいシンクはホームバーなどに使うもので、特注サイズのキャビネットにぎりぎりはめ込める大きさなので、キャビネットのふちを金具で補強したり、シンクの一端をちょっと切ったりと、今日も朝から大仕事。ニューウェストミンスター市内での先約の取り付けに手間取ったそうで、厚さ3センチのクォーツの天板を4人がかりで運んで来たのは11時。でも、取り付けはシリコーン樹脂の接着剤を使って、まず園芸ルーム(チョコレート色)、次にバスルーム1(ホワイトチョコレート)とあっさり完了。





4人組が帰った後で、さっそく天板の下にシンクを取り付ける作業にかかって、これもシリコーン樹脂接着剤をシンクの縁にぐるっと付けて、下から天板にあけた穴に合わせて当てて、排水口の穴にクランプを通してガチッ。バスルーム1は(カップル用に)シンクが2つあって、これもワルデマーが選んでくれた楕円形の深めのものを同じ要領でガチッ。こっちのシンクは重いので、取り付けたばかりの天板の接着に影響しないように、重石代わりにタイル用のセメントの袋をどんっ。ステファンが照明器具を取り付けるための配線の準備をしている間に、ワルデマーがシャワーブースのシャンプーボトルなどを置く小さいアルコーブに天板と同じホワイトチョコレートの縁取りを取り付け。あは、何だかちょっとおしゃれっぽい感じになって来た。



あしたは照明器具を取り付けて、注文したグローエの水栓がまだ入荷待ちなので、とりあえず適当な安い水栓を買って来てつけて、園芸ルームとバスルーム1のシンクを使えるようにしてくれる予定。1日中興味津々で2人の作業を見学していて、今日はずいぶんいろんなことを教えてもらったり、ポーランド語の「タク」はイエス、「ニェ」はノーと言うことを覚えたりで、ああ、楽しかった。


ペンキ屋でペンキ選び、タイル屋でタイルを注文

2021年02月10日 | 日々の風の吹くまま
2月9日(火曜日)。☀☁。バルコニーの気温はマイナス1度。ということは地表はマイナス4度くらい行ったのかな。ワルデマーがバルコニーに置いていた水を張ったバケツ2つの表面はコッチコチの氷。でも、水曜日あたりには最低気温がマイナス12度なんて言っていたのが今日はマイナス9度に変わっていたから、あんがい超低温はあまり長く続かないのかもしれないな。そうだといいけどね。

9時半にワルデマーが来て、「バスルームに塗るペンキを調達するんだけど、色の見本を持って一緒に来る?」と、何だかおもしろそうなお誘い。明日の午前中に園芸ルームとバスルーム1のカウンターが届くので、その前に壁を塗っておきたいとのこと。二つ返事で、色見本のフックを袋に入れて、いざ出発。ワルデマーの大きなトラックの助手席によじ登って、我が家から一番近いプロが使うペンジャミンムーアを扱っているペンキ屋まで道案内。いかにも商店街の店と言う感じの古ぼけた建物で、小さなショールームの壁には、微妙に濃淡の違う色を3色か4色並べた細長いカラー標本がずらり。フックの台の色と比べながら、ちょっと濃いかな、ちょっと薄過ぎるかな。どの色も知恵を絞ったネーミングがおもしろい。あまり迷わずに見本から何段階かトーンダウンした色調のグリーン、イエロー、オフホワイトを選んで、調合。順番待ちがなかったおかげでささっと済んだ。

次に行ったのはタイル屋で、こっちは産業団地の中の巨大な店。注文するタイルは決まっているけど、実物を見ようとショールームへ。うはっ、タイルの見本パネルが延々とどこまでもっ。ワタシが選んだのは今は売れ筋ではないので展示していないとのことで、サンプルを持って来てもらうのを待っている間、いろんな色、形、大きさ、テクスチャがわかる見本パネルを、ワルデマーの解説を聞きながらあれこれ評定。まるでおもちゃ屋の子供のような気分で、一番びっくりしたのは木目の床タイル。セラミックなのに見たところフローリングとまったく区別が付かなくて、手で撫でてみると木よりも温かい感触。いつかフローリングを取り替えるときはタイルにしちゃいたいな。ワルデマーは「値段が高いし、敷くのにすごく時間がかかるよ」と言うけど、それでもいいなあ・・・。

ワタシはファッション品のショッピングはつまらなくて好きじゃないけど、こういう工具や建築資材の店となると俄然元気が出る。道具や材料を見て、それで何をするのか、何ができるかをあれこれ想像するのが楽しくてしょうがないんだと思う。生まれつき自分の手で何かを作るのが好きな性格なのかもしれないな。注文を入れたら、トロントの本社からの取り寄せになるので入荷まで2、3週間。ま、壁の仕上げまでそのくらいかかりそうだから、いっか。照明器具は今日「全品揃いました」というメールが来て、思わずワルデマーとハイタッチ。帰りにピックアップしてもらうことにして、さて、あしたは園芸ルームとバスルーム1のカウンターが来る日。きのうのうちに午前中のエレベーターの予約を入れて確認してあるから、朝から忙しくなるな。でも、ワクワクする気分・・・。


何もしない日というのは実行するのが難しい

2021年02月09日 | 日々の風の吹くまま
2月8日(月曜日)。☀☁☀。8時起床で、バルコニーの気温は2.4度。北極寒気団さまご到着か。フレーザー川を遡った内陸の郊外ではちょっとだけ雪が降ったらしい。まあ、あっちは川下の沿岸部に比べると冬の気温がだいたい5度くらい低いところ(逆に夏には5度くらい高い)。オフィスから見えるコクィットラムの山の斜面に造成した住宅地ウェストウッドプラトー地区はかなり積もったと見えてまっ白。あそこはけっこう標高が高いこともあってバンクーバー圏でも積雪量は多い方だから雪かきがタイヘンだろうなあ。どさんこのワタシが経験した最低気温は高校時代の名寄でのマイナス36度だったけど、けさはノースウェスト準州のイエローナイフではマイナス37度、アルバータ州中部の州都エドモントンはマイナス27度、さらに南のカルガリーでもマイナス25度。ぶるっ。

今日のワルデマーは「外回り」の日。Fir Stoneの加工場に園芸ルームと寝室のバスルーム1のキャビネット天板の製作状況を見に行って、Splashesで注文して取り寄せ待ちになっているグローエの水栓7点の入荷見込みを調べに行って、Vancouver Lightingできのうワタシのクレジットカードで先払いしておいた照明器具7点の在庫状況を聞いて、あるものはその場でピックアップして残りの入荷予定を聞いて、家に帰ったらキッチンの壁のタイルを注文して、入荷待ちの家電(食洗機と小型冷蔵庫)について問い合わせと、何だかきりきり舞い。これは、ワルデマーよりも長くおひとり様稼業に勤しんでいたワタシが冗談に「Chief Everything Officer(何でも最高責任者;CEO)と自称していたように、表方と裏方をすべて自分でやらなければならないおひとり様稼業の宿命。互いにアイデアがツーカーで通じるのはそういう背景があるからだろうな。

今日のワタシは「何もしない」日。ニューヨークタイムズのクロスワードパズルのアーカイブで未挑戦の過去パズルを解いたり(もう少しで1998年12月分が終わるところ)、のんびりとステンシルの本を開いてイメージ作りをしたり、しっかり防寒対策をしてクィーンズパーク地区でウォーキングしたり(家々の庭のあちこちにスノードロップの白いつぼみと気の早いクロッカスの紫のつぼみ)、うろうろ歩き回って塗り替える壁の色合いを想像してみたり。今は薄いピンクのダイニングエリアを薄いイエローにして、キッチンの柱と玄関エリアとバスルームは薄いグリーン、ドアのケーシングはオフホワイトにしたいな。この組み合わせはバスルームの壁に付けてあった古風な鍵のフックからヒントを得たもので、色調をトーンダウンすれば、シャワーブースのタイル、キッチンのカウンター、キッチンの壁に貼るタイル、床のタイルに色合いとよく合うし、リビングの濃いオレンジ色との釣り合いが取れて、全体的に暖かな雰囲気になりそうな感じがする。



ということで、結局は何だかんだといろいろやって、午後には白いものがちらつく中を買い物。先に角の酒屋によってムッシュ・ヘネシーを2本買って、スーパーでは逆浸透法でミネラルを除去した水の4リットル入りボトルを2本と卵1ダースと寝酒のおつまみの野菜チップを2袋買って、ゆうに10キロはありそうなカートを引っ張って帰宅。はて、何もしない日ってのは言うが易しで、実行はけっこう難しいもんだなあ。


考え疲れで、コロナ疲れで、遊び疲れ

2021年02月08日 | 日々の風の吹くまま
2月7日(日曜日)。☀☀☀。とってもいい天気で、バルコニーに出て思いっきり伸びをしたら、風はちょっと冷たかったけど、すかっとするいい気持。でも、北極の寒気が南下して平年よりも5度から10度低い日が今週いっぱい続くという注意報が出ていて、週の後半は最高気温までがマイナスになって雪もちらつくという予報。ちらついているうちはいいんだけど、積もると嫌だなあ。(午後にほんの数分だったけど、あられがぱらぱらと降って来た。)

きのうせっせと家事をしてくたびれたので、今日はシーツ類の洗濯だけにして、後はのんびり。ゆうべ寝しなに量った体重がいつもより1キロ減っていたので、けさの体重も予想通り1キロ減。まあ、夜寝る前と朝起き抜けの体重の差はだいたい1キロなので、寝る前に減っていれば朝起きたときも減っていて当たり前。BMIにすると21の枠内に収まっていて、もう3年くらいずっとほぼ横ばい(てことは太りも痩せもしていないっこと)なので、夜と朝の体重差が減ったら運動量が多かったか、増えたら大食いしたのかストレスで代謝率が下がったかのどっちかで、だいたいは1日か2日で元の横ばいに戻る。血中酸素や血圧と共に時間の経過という枠での変化を観察するのがワタシの健康管理法というところかな。腰や肩が痛いことはあっても、生理的には年齢の割に上々の健康体なんだと思う。

今日はアメリカンフットボールの「スーパーボウル」の日で、カナダでもファンが集まってのパーティでお祭り騒ぎをしながらテレビ観戦というのが定番になっているけど、今年はあちこちの州でコロナ感染の拡大を防ぐために大人数の集まりが禁止されているから、どうなるかな。BC州では同居世帯以外との交流が禁止されたままで、スポーツバーやパブには労働基準局の抜き打ち検査が入るという話。スキーのメッカであるウィスラーでは若い人たちのアプレスキーパーティが後を絶たなくて、ウィスラー全体がクラスターになっている観があるし、バンクーバー市内の超高級マンションの最上階で「ナイトクラブ」をやっていて逮捕された男がいたりするから、たぶんあちこちの家でスーパーボウルパーティがありそう。まあ、1週間、10日と経って新規感染者の数が増えないことを祈るしかないな。

日本でも、緊急事態宣言が出ているのに週末の人出は増えているそうで、新聞サイトを見たら江の島なんか押すな押すなの賑わいだったらしい。怖い、怖いと言いながら、何なんだろうなあ。パンデミックが長引き過ぎて、「コロナ疲労症候群」にかかってしまった人が大勢いるのかもしれないな。精神的に常に緊張して、気をつけているのに疲れ果ててしまったということで、感染者数が下降線になっている今が勝負時だろうに、これじゃあいつになったら収束するやら。「自分は(マスクしてるから)大丈夫」という気持で遊びに繰り出しために、また感染者がど~んと増えて、規制の強化とか厳しいロックダウンという結果になったら、お疲れ様じゃ済まないよね。




今日は働きすぎてくたびれた

2021年02月07日 | 日々の風の吹くまま
2月6日(土曜日)。☂☁☀。いろんなものが完成待ち、入荷待ちなので、この週末は「休み」ということで、私たちはのんびりできるし、働き者のポーランド軍団もゆっくり骨休めができるかな。これが会社組織の工務店だったら、労働法に従って1日2回の休憩時間にランチタイムに(7時始業なので)午後3時終業で決まった賃金を稼ぐわけだけど、我が軍団はみんな「自営業」だからそんなの関係ないよという感じ。せっせと仕事をすればしただけ自分の稼ぎになるわけだから、そのあたりはワタシも自営業だったからよくわかるな。

休みではあるけど、土曜日は我が家のクリーニングデイなので、朝ご飯が済んだら、まずは洗濯。バスルームのハンドタオルを毎日取り替えていたので、いつもよりボリュームたっぷり。次はダスターで家具の埃を払って回って、その後は箒で床掃除。今週は石膏ボードを切るような作業がなかったので、埃は少し減った感じ。それでも、臨時に動かした家に遮られて先週掃除できなかった部分には床も家具の上も薄っすらと白い埃。幅木の上をさっと箒でなぞると白っぽい埃。ダイニングの家具は濃いワインレッドに近い深い色合いなので、少し埃がたまると目立ってしょうがない。床の埃を2、3ヵ所に掃き集めたら、掃除機の出番。こっちもいつもよりていねいにかけて回ったら、集塵ボックスの中がまっ白。新しい壁にペンキを塗る前に、石膏ボードの継ぎ目に塗ったパテを紙やすりで平らに均していたので、そのとき落ちたパテの粉が隅っこに溜まっていたらしい。やれやれ。

最後の仕上げのモップかけが終わったら、掃除機の集塵ボックスを外して、バルコニーでごみ袋に空けてから、ダスターで埃をふき取って、中を除菌ワイプでていねいに掃除。コロナで最初に買いだめ騒ぎがあった後で、スーパーの棚に見つけるたびに買っていたら、なぜか80枚入りのチューブが3個。それまで使ったことがなかったんだけど、せっかくだからと掃除機の集塵ボックスのクリーニングに使い始めて、あら、もう1年近いんだなあ。今日は石膏やパテの埃がびっしりだから、2枚使って念入りに掃除。ついでにフィルター2枚を外して洗って、しまいにはHEPAフィルターも外して、キッチンのシンクで熱いスプレーをかけて汚れを掃除。これだけで今日の掃除は2時間もかかってしまって、全部終わったら11時。あぁ~あ、くたびれて、モップかけで肩と腰が痛いし、おなががすいたし・・・。

午後にはやっと日が差して来て、ちょっとだけ春めいた気分。でも、来週は寒波が来るという予報で、週中には最低気温がマイナス9度なんて言っている。晴れの日が続いて冷え込んだ後で暖かい湿った気団が来ると、まず雪が降って大騒ぎした後で、雨に変わってからまたひと騒ぎしていつもの天候に戻るのがこのあたりではよくあるパターンなんだけど、やぁ~だぁ、もう・・・。


悪戦苦闘もいろいろ

2021年02月06日 | 日々の風の吹くまま
2月5日(金曜日)。☁☀。まあまあの朝で、晴れるという予報。きのう痛かった左肩の調子もまあまあ。サロンパスを貼って寝たので、鼻もすっきり。頭の方はちょっと早起きだったせいですっきりとまでは行かないけど、朝ご飯を食べていて100ワットの電球がポッ。バスルームの壁は最終的にペンキを塗り直すんだけど、その後でステンシルで模様を付けよう。旧居の2階のバスルームを改装したときは、バスタブの周りに貼ったタイルの模様をスキャンしてトイレの周りの壁と天井際にぐるっとステンシルしたり、さらに模様の一部を切り出して、バスタブとトイレの間の低い壁にインパストのテクニックで浮き彫り風にステンシルしたりして、けっこうおしゃれっぽいインテリアになっていた(と思う)。バスルームは2つとも窓がないから、ステンシルでちょっと明るくしてやろうか・・・。

9時過ぎにワルデマーとマーティンが「出勤」して来て、マーティンはきのう貼り終わったタイルにグラウトを埋める作業。ワルデマーは投光機みたいなランプでバスルームの中を煌々と照らして、キャビネットの上の照明を取り外す作業。電球4個の長い器具がそれぞれのシンクの上に取り付けてあるんだけど、カレシ側の電球1個が壊れたままで、いくら考えてもシェードを外す方法がみつからないまま3年くらい。ワルデマーがどうやって外すのかと、バスルームの入口で見学していたら、あら、ワルデマーもちょっと苦戦。それでもシェードが外れたら、見たこともないような電球。つまり、取り替えようにも、さんざっぱら苦戦してやっと外して初めて特殊な電球とわかるってことで、そりゃねぇ~だろ。照明器具そのものはキャビネットと同じ模様の板に取り付けてあって、その板を外すのにもっと悪戦苦闘。何のことはない、ここでも接着剤が活躍していたというお粗末・・・。

作業が調子に乗ったところで、ワタシは新しい貯蔵フリーザーの中に入れるバスケットのショッピング。棚が6段あるので、品目ごとに仕分けしてバスケットに入れて収納すれば、見つけやすいし、出しやすい。横型の場合は底に入ったものを探し出すのにいつも悪戦苦闘で、結局忘れてむだになるのが欠点だった。道路向かいの店にはこれというものがなくて、ウォルマートに行こうと6番アベニューを歩いていたら、百均みたいな店の外の商品棚に大小のプラスチックのバスケットが積んであるじゃないの。広げた親指と中指(20センチ)で大きさを測ってみたらぴったり。大きいのが300円、小さいのは深いのと浅いのでそれぞれ200円という激安。意気揚々と抱えて帰って来て、さっそく大きなビニール袋に入れてあったものを、魚はこっち、肉はあっち、グルメはこっちと仕分け。けっこう大きなフォアグラの塊があったり、個別に包んで冷凍したマツタケがあったり・・・。

   

午後1番にシャワーブースの強化ガラスのシートをカットする(ポーランド人)夫婦が来て寸法取り。外したもの再使用できるかと思ったけど、まず天井との間が狭すぎる(天井を低くしてあるのに規格サイズのシートをそのまま入れたらしい)、取り付ける金具が貧弱、新しいタイルが厚いので2枚とも再使用は無理、でも、ドアのハンドルはけっこういい良質。へえ、そのハンドル、2人とも好きじゃなかったんだけどなあ。ま、新調することでハンドルを変えられるからいいか・・・。


腰は痛いし、肩は痛いし・・・

2021年02月05日 | 日々の風の吹くまま
2月4日(木曜日)。☂☂。今日は7時に起床。注文してあった新調の家電が来る日で、朝ご飯もそこそこに、「倉庫部屋」の隅にあるガラクタや段ボールの空き箱を片付けて、すぐに取り付けしないオーブンなどの保管場所を確保。カレシが奥の棚に並べた鉢物に水遣りできるように、すり抜けられるだけのスペースが必要なので、カレシが置きっぱなしのカセットテープやCDを入れた重い箱をあっちに動かし、こっちに動かし、カレシの園芸道具を園芸ルームの戸棚に移したりの大奮闘で、どうやら思った以上の広いスペースを確保。8時半に電話が鳴って玄関からの呼び出し。エレベーターの予約は9時からなのに、もう来ちゃったぁ。

すぐにロビーに下りて行ったら外に大きなトラック。配達の若い2人にエレベーターの予約は9時なのと言ったんだけど、最近の移民なのか英語がよく通じてない様子。そこへ我が「ポーランド軍」がそろって到着して、司令官のワルデマーが配達のお兄ちゃんたちと相談?して「運び上げてしまおう」。(後で聞いたけど、次の配達先があって待てないからロビーに置いて行くと主張してたんだって。)ということで、ワルデマーにスペアのフォブを預けて、ワタシは我が家に直行。ほどなくして、ステファンが電子レンジの箱を抱え、配達員が台車に乗せたオーブンのでっかい箱。でか過ぎてレクルームに入れられないので、廊下で梱包を解いてもらって搬入。(後で聞いたけど、動作ががさつでもう少しで天井のスプリンクラーを壊すところだったって。やれやれ。)

新しい冷蔵庫とフリーザーはワルデマーがすぐに電源を入れて使えるようにしてくれて、古いのは即撤去。フリーザーはゆうべのうちに整理して、移動するものは適当にビニール袋に入れておいたので、とりあえずそのまま新しいフリーザーに突っ込んで切り替え完了。冷蔵庫は、ワルデマーとステファンがレクルームの小さい冷蔵庫と廃棄する戸棚をトラックに積みに行っている間に、中のものを全部カウンターに出して、捨てるものはシンクに、ワタシのものは両開きドアの右側、カレシのものは左側、共通のものは真ん中。2人が戻って来た頃には冷蔵庫もフリーザーも空っぽ。ワルデマーが「捨てるのはもったいないから、どっちもうちのガレージに置いて使うよ」。おお、それはいいね。手入れをすればまだ使えるものをゴミ捨て場に持って行くのはエコじゃないもんね。古いものがなくなって、やっと家の中が広くなった感じ。ぴかぴかの新しい冷蔵庫は古いのと同じ型のサムスンだけど、両開きでフリーザーは引き出し式。ドアに2人の旅行記マグネットを付けたら、あは、「住み慣れた我が家」の感じ。





マーティンがシャワーブースのタイル張りを済ませて帰って行った後、ご飯の支度をするのに、2人とも冷蔵庫を開けるのに今まで通りに左端に手が行っては「間違った」。ま、すぐに慣れるだろうけど、あまり考えずにやる動作ってのは癖になるってことだろうな。それにしても、今日は重いものを動かしたり運んだりして、良く働いたぁ。腰が痛いし、それよりも左肩がしくしく痛い。まさか靭帯を痛めたわけじゃないだろうけど、「七十肩」になってしまわないように大事にしないとねえ・・・。


あんまり迷わずに決められるのが取り柄かも

2021年02月04日 | 日々の風の吹くまま
2月3日(水曜日)。☀☀☀。起きたとたんにまぶしい朝日っ。冬至の頃はベーカー山の(我が家から見て)ずっと右側だった日の出がいつの間にか左側。日々の日の出の位置は如実に季節の移ろいを感じさせてくれる。遠くの山並みも半分くらい冠雪。でも、色はもやっとした灰色だし、どぉ~んと積もれば穏やかな羊顔になるコクィトラム山もゴリラ顔にもなっていないから、積雪量は少ないってことかな。近場のノースショア山脈はバンクーバー圏の水源地なので、冬の間にどっさり雪が積もってくれなければ、夏に水不足になることがあるから、ちょっと心配。

でも、久しぶりの雲ひとつない青空には心も弾んで来る。午前9時にワルデマーが電話して来て、「マーティンが玄関前にいるから入れてやってね。今、シンクを買いに来ているから1時間くらいでそっちへ行くから」。はぁ~い。さっとマスクをつけてロビー階へ下りて行って、外で待っていたマーティンと一緒に部屋まで。晴れているからか、今日はちょっと寒いねえと言ったら、「けさは車が霜でまっ白だった」。え、それは寒いなあ。どこに住んでるのか聞いたら、「メープルリッジだよ」。おや、うちも義弟一家が3代そろってみんなメープルリッジなの。おまけにみんな義弟の業務用の照明器具を作る小さい会社で働いているの。今は娘が社長で、娘婿が営業部長で、息子が製造部長で、元妻がカスタマーサービス担当で、孫娘のボーイフレンドも勤めているの。「それってほんとのファミリービジネスだね」とマーティン。

マーティンは寝室のバスルームに直行して、ワタシはのんびりとワルデマーを待ったけど、なかなか現れない。資材のディーラーはオフィスが狭いところが多くて、面積に従って一度に入れる人数が制限されているから、前に並んだ客が終わるまで外で待たされるので、ああだこうだと製品選びをする客がいるとタイヘン。わっ、それじゃあ雨の日やうんと寒い日はたまったもんじゃないなあ。ワルデマーが来たのは正午をちょっと回った頃で、マーティンが台車を持って迎えに行って、大きな箱を2つ運んで来た。ひとつ開けて見せてくれたのはバスルームのシンク。ちょっと大きめな楕円形でなかなかいい感じ。すぐにはいらないので、すっかり倉庫と化したレクルームにおいて、今日は新しい壁のペンキ塗り。ローラーでしゃっしゃっと塗った後でビニール袋がないかと言うから、手近にあったきれいなのを渡したら、ペンキがついたままのローラーを入れて、「こうしてぎゅっと空気を押し出して巻いておくと乾かないからペンキが無駄にならないよ」と節約指南。

今日のワタシの仕事はタイルのグラウトの色と、キャビネットの取っ手と、キッチンのシンクを選ぶこと。これでもあまり迷うことなくけっこうぱっと決断する方なので、ワルデマーはその場でディーラーに電話をかけまくって注文。みんなこんな具合に進むと楽なんだけどなあ。ふと、窓の外を見たら、空いっぱいに不思議な雲が・・・。








春はもうすぐでも世の中の流れはまだ真冬

2021年02月03日 | 日々の風の吹くまま
2月2日(火曜日)。☁☂☁。今日はグラウンドホッグデイ。グラウンドホッグというのはウッドチャックの別名でマーモットのこと。アメリカとカナダの東部では19世紀からこの日に冬眠の巣穴から出て来て、もしも自分の影が見えなかったら春はもうすぐ、影が見えたら後6週間は冬という天気占いの行事をやっている。最近は各地に「名物グランドホッグ」がいて、春が来るのかまだ冬が続くのかで意見が分かれるおかげでメディアは大賑わい。今年は、カナダでは一番有名なオンタリオ州のワイアトン・ウィリーを筆頭に概ねも「春は近い」とのご託宣だったのに対して、アメリカでは一番権威のあるパンクサトーニー・フィルが「後6週間は冬」と、南北逆転の気候大変動みたいな結果になって、だったらアメリカに避寒に行くことないじゃんと大笑い。

   
   我が家のグラウンドホッグは「えぇ?もう春なのぉ?」

今日は早々と9時にワルデマーがタイル工のマーティンを連れて来て、開口一番に「色の組み合わせが最高だよ」と興奮気味。実はきのうシャワーブース用に選んであったグリーン系のタイルの在庫が地元にないことがわかって、急遽ワルデマーがオーナーと知り合いという別のタイル屋のサイトで選び直し。グリーンの濃淡2種類を選んだら運良く在庫があったので、ワルデマーが帰りに調達しに店に寄ったところ、実物のタイルを並べて見て「これは色合いのコントラストが最高だ」。店のオーナーもすっかり惚れ込んで、「カタログに使うから、貼り終わったら写真をくれ」。箱から出して並べて見せてくれたタイルは、ほんとにすてきっ。たまたま在庫がなかったおかげで、最初に選んだのよりも何倍もおしゃれなシャワーブースができることになってラッキー、ラッキー。

マーティンが早速作業にかかって、ワルデマーはペンキ屋へ。新しい壁は、カレシのたっての希望でリビングの壁の色を延長することにしたんだけど、引っ越したときに塗ってもらった色は、カレシが絶対にこれだと主張して選んで、ワタシも大いに気に入っている濃いオレンジ色。ペンキ屋に新しい壁のそばの見えないところから切り取ったサンプルを持って行って配合を注文して来たんだけど、午後になってペンキ屋から作業場のLED照明の下ではぴったりマッチしたけど窓際の自然光ではぜんぜんマッチしなかったがどうしたらいいかと電話があって、ワルデマーは「窓際で見える色にマッチするように配合しろ」。そっか、LEDの光は自然光のとは波長が違うから、同じ色でもLEDと自然光では微妙に色合いが違うってことかな。タイルだってモニターで見た色と実物の色が微妙以上に違ってたもんね。いいことを覚えた。

ワルデマーが壁の下地を縫っている間、ワタシは新しい照明器具の注文。バスルームのライトが3つ、キッチンは4灯の長い固定トラック、園芸ルームは4灯の四角いトラック。それとダイニングテーブルの上のライト、そしてライト付のシーリングファンを来週の水曜日までに揃えられるという返事が来て、ほっとひと安心。キッチンの壁のタイルも今から注文を入れておこうということになって、どころどころに挿入する模様タイルの数を決めて、ワルデマーが必要量を計算。コロナのおかげで物流システムがガタガタなのでしかたがないけど、取り寄せとなるとドえらい時間がかかることがあるから、地元で在庫があればほんっとにラッキー。コロナ、早く退散してくれないかなあ。


ろ過装置の取り外し、雨漏りの手当て、シャワーブースの防水

2021年02月02日 | 日々の風の吹くまま
2月1日(月曜日)。☂☂☂。今日から2月。けっこうぐっすり眠って、パチッと目が覚めたらもう8時になるところ。やぁだっ。今日も忙しいんだから、寝坊なんかしていられないの。9時を過ぎたばかりで電話が鳴って「ろ過装置の取り外しに来ました」。わっ、早っ。受話器の「9」を押してドアとエレベーターのロックを解除。ほどなくして上がって来たお兄さんが手際よくシンクの下のろ過装置を外し始めて、最後に重そうなタンクから水を出して、おしまい。でも、水を多量に出すとウォーターハンマーが起きるんだけど、いったん外すことで直るかしらと聞いたら、「タンクの中の圧力が低いからでしょう。何年使ってますか」とい返って来たで、旧居で使っていたから10年くらい。どうやら「賞味期限」を過ぎているらしい。そんなの知らなかったよ。外した一式は新しいカウンターが来るまで箱に入れて保管。後にはぽっかりと穴・・・。

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9時半ごろ、ワルデマーが「来たよ」と電話。マスクをして廊下に出たら、隣のドアの外に脱いだ靴が2足。ロビー階に下りたら、道路に外壁専門会社XTRのトラックが2台。ワルデマーがシャワーブースの内側に防水膜を貼る作業にかかって、ほどなくしてドアにノック。バケツや道具を持ったお兄さん2人が「雨漏りを見に来ました」。そっか、ラドが壁の中を調べると言ってたっけ。はい、どうぞと言ったら、靴を脱いで入って来て、ソファとフロアランプをどけて、さっそく壁の一部を切り取る作業。そろっと覗いてみたら、うはっ、黒かびが生えているような・・・。


ラドがやって来て、壁にもう一つ穴を開けさせて、中を懐中電灯で照らしながらよぉ~く観察して、う~んと難しい顔。「上からホースを下げて、外から放水してみる」と、1人を連れて出て行って、しばらくして窓の外にノズルの付いたホースがするする。戻って来たラドがルーフデッキに出て、浸入箇所と思われるあたりにじゃぁ~っと放水。どうやら浸水が確認されたようで、「内側からシーリング剤を注入した方が効果的なので、管理会社に検討してもらう」。あらら、何だか大仕事になりそうな雲行きになって来た。穴を開けた壁2ヵ所を「臨時に」と言ってていねいに塞いで帰って行ったけど、浸水現場はリビングの窓際だから、キッチンから見ると反対側でリフォームの作業には支障なしなのがラッキー。ま、外壁からの浸水の修理は管理組合の責任だから、ここは後はよろしくぅ~っと管理会社と理事会にお任せして、ワタシはリフォームに集中・・・。



シャワーブース内部の防水膜を貼るのはなかなか技術のいる仕事で、見学しているワタシにワルデマーがドイツ製の膜の切れ端を見せて「100%防水だよ」。おお、マスクみたいに口に当ててみたらぜんぜん息ができないじゃないの。もしかしたらウィルスでも通り抜けられないかも。ほぼ1日がかりでしっかりと防水膜を貼り終えて、「明日からいよいよタイル張りだよ」とワルデマー。3時半、「タイルを調達して帰るから、また明日」。うん、ごくろうさま。また明日・・・。




2人の間に流れる時間はゆっくり?早い?

2021年02月01日 | 日々の風の吹くまま
1月31日(日曜日)。☂☁☂。あぁ~あ、今日で1年の最初の月が終わり。今年の12分の1が過ぎてしまったってことだねえ。今ごろは落ち着いているだろうという(希望的)観測があったけど、非常事態宣言が出てから10ヵ月を超えて、コロナの感染拡大防止の規制は強化はされても緩和されそうな気配はさっぱり。再来週のバレンタインデイは何とファミリーデイの三連休と中国正月が重なったトリプルリスクだから、家族でも友達でも自由に行き来できない交流禁止は少なくもと2月末まで延長されそうだな。大方は守っているからこそ、派手な違反ケースはニュースになるわけで、こともあろうにバンクーバーのダウンタウンのタワマン最上階(ペントハウス)でナイトクラブをやっていたバカが逮捕され、来ていた「客」77人は違反切符を切られて、その総額は170万円を超えたそうな。この分じゃあ5ヵ月先に予定の地中海クルーズがまた怪しくなりそうな予感。あぁ・・・。

でも、こうなったらなるようにしかならないので、まずはバスタブの排水口にもう一度Liquid Plumberを流し込んで、栓をしてバスタブに3分の1くらいお湯を入れて、栓を開けて一気に排水。うん、どうやら排水管の詰まりは解消したもよう。午後になって、カレシが散髪と足の爪切りの「予約」を入れて来たので、まずはバリカンでジャッ、ジャッ、ジャッ。考えたら80年代、90年代はいつもワタシがこうしてカレシの散髪をやっていたんだっけ。ということは昔取った杵柄かな。カレシがシャワーを浴びている間に今度はネイルサロンの開業準備。バスルームから出てきたカレシに排水口の様子を聞いたら、「何も気づかなかった」。おや、いつもは流れが遅いとこぼしていたので、いい兆候。バスタブをチェックしたら、ほんと、すっかり排水して底が乾き始めている。ばんざぁ~い。

ネイルサロンでは、カレシがスマホを片手にソファに寝転んで、片方の足を端っこに座っているワタシの膝にドン。うは、ちょっと伸び過ぎだよ、カレシ。ソックスを履くのに引っかかって穴が開くか、爪が剥がれるかってくらい。足の爪専用の大きなクリッパーで長い爪をパチン、パチンと切って、ちょっとやすりをかけて滑らかにして、はい、もう片方をどうぞ。なぁ~んか甘やかし過ぎてるような感じがしないでもないけど、カレシは下の方の脊椎に軽微な先天性の奇形があるせいで昔から前屈が大の苦手。それが年を取るほどに背中が硬くなって来て、足の爪を切ろうに手が届かない。あのさぁ、こうやって足の爪を切ってくれる奥さんがいるアナタ、シアワセものだって自覚してる?

リフォームの作業が休みの日は束の間の安息日。と言っても、ワタシはねじ回しを出して来て、延長キッチンになる壁にまだ残っていた棚2枚を撤去。引っ越して来たときに、スパイスや酢や油のビン類を置くために取り付けたもので、リフォームするまで「一時的」に付けたつもりがいつの間にか5年半。外した棚板はオフィスのカレシ側の壁に今度は「恒久的」に取り付けてあげるつもりだけど、カレシの都合しだいと言ってあるから、先延ばし名人の決断はいつになるのかな。でも、この1年の時間の足の速さを考えたら、のほほんとしていられないよぉ~。