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雨となりました。
その雨も、お昼前には
一旦上がりましたが、
今又、少し降っています。
どうやら全国的に
荒れ模様のようですね。
陽射しがないにもかかわらず、
暖かいことに、変わりありません。
そう言えば、ゴミ出しの時、
ふっと沈丁花の香りを嗅ぎました。
この香りを嗅ぎますと、
本格的に春がやって来た気がします。(写真は午前11時の空)
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【芽を出した 「チューリップ」・「ストロベリー」】
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ストロベリーは着々と自分の牙城を築いています。
今年は何個、収穫出来るでしょうか。
ところで、昨夜は南の空に、
満月のお月様を見ることが出来ました。
ちょっぴり小さく感じたその月は、
丸い笠を付けているようで、お天気の崩れを
心配したものですが、その通りになりました。
お月様をこよなく愛したのは、アン ですが、
それは、次の文章からもよく分かります。
「・・・・・月夜に眠るなんて、
時間が勿体ないといつも考えているのですけれどね。・・・
でも、早く目を覚ましてお化けの森から射し染める
明け方の微かな光を見ることにしましょう。
空は珊瑚色になり、
駒鳥が気取って歩き回ることでしょうよ。
・・・・・多分、小さな灰色の雀が
窓敷居に止まるかも知れないし、
金色や紫の三色菫も見られることでしょうよ。」
こんなアンに対し、リンド夫人 の言葉は、笑えます。
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「まるで、空の大きな金貨みたいじゃないかね?」
リンド夫人としては途方もない詩的な飛躍を遂げた気がし、
マリラが聞いていなくて助かったと思った。”
以上 【「炉辺荘のアン」 第1章】
リンド夫人て、以前はどちらかと言うと苦手・・
と思っていましたが、その人となりがだんだん分かって来ると、
意外に可愛い女性ではないか・・
と、最近思えるようになりました。