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昨夜は思いの外、冷えました。
そのせいもあって、
空気が澄んでいたのでしょうね、
ふと見上げた夜空には、
大層綺麗な星と月が、
輝いていました。
その上、昨夜のお月様は、
ちょっとはにかんでいるようにも見え・・
可愛らしく? 感じたものです。
いつもはそんな風に
感じたことはありませんのに不思議ですね。
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私の小さな庭でさえ、
そこはかとなく花の香りを
感じるようになりました。
こちらでは、もうそろそろ終焉を迎える沈丁花も、
かぐわしい香りを未だに放っています。
それも、お向かいの家のが・・。
そして、精一杯咲いてくれた花は、
今度はポプリへ。
姿を変え、楽しませてくれるのです。
もう暫くしましたら、
ラベンダーや、チェリーセージで
一杯になり、今から待ち遠しい限りです。
ラベンダーは、ぼつぼつ花芽を付けて来ました。
「春になると、わしも若い時から目指したら、
詩人になっていたか知れんと思うことがあるですよ。」
【「アンの夢の家」 第18章】
~・・とは又々、アンの友達 ジム船長 の言葉です。
詩は無理でも、詩集でも紐解いて、久し振りにボードレールでも・・
なんて思ったものですが、私は、やはり春より秋の方ですね。
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香りを楽しんだ後は、いよいよ香り付けして
熟成させなければなりません。
香り付けで重宝しているのが、
スーパー等でも売っているスパイス類です。
特にシナモンは、お助けです。
主となる香りを決めたら、集めた花びらに、
オイルやスパイス(形ある物)を混ぜ合わせます。
1ヶ月程度冷暗所に置いて熟成させましたら、
自分だけの香りの出来上がり。
そして、好みの瓶やサシェスに。
初めは “エッ!?”
という香りでも心配ありません。
熟成させることによって、
本来の香りをより引き出してくれます。
ポプリの香りも永久ではありませんが、
敢えて言うなら、その儚い所が魅力なのかも知れません。
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友人が博多の 「明太子」 を届けてくれました。
明太子というと 『福太郎』 が、大好きなのですが、
好物なので殊の外、嬉しいです。
温かいご飯に・・想像しただけで、食欲が増しそうです。