【暁の空】 【1時間後の空】
こんな風に明けた空ですが、
今日もいいお天気になりました。
昨夜と言っても、もう今朝になりますが、
丁度南の空には、お月様を眺めることが出来ました。
障子を開けて今日と言う日を迎え入れた私に、
前日と違って、ちょっぴりオレンジがかったそれは、
ちょっとはにかんでいるようにも見えたものです。
時々の色や気持ちの持ちようによっても、
その印象は、まるっきり違うのですね。
さんざしや、すみれと共に
アンも愛した薔薇は、
相変わらずの状態を
今も保っています。
ただ違うのは他にも
新芽が続々、出て来たこと。
年末から待つこと、優に3ヶ月余り・・。
今年は例年より相当暖かかったとは言え、
少しですが雪も降り雨も降ったのに、
よくここまで耐えてくれました。
でも、この薔薇が微笑んでくれるのも、
もう少しですね。
ところで、その薔薇の蕾のこと。
「赤毛のアン」 には、よく出て来ます。
尤も本物の花ではなく、急須だったりお皿、
はたまた洋服だったり・・。
例えば、第7巻 「炉辺荘のアン」 だけに限っても・・
“スーザンが、薔薇の蕾 が輪になって付いている、
リラの美しい青いお皿を出してくれたけれども。
そのお皿は、この間のリラの誕生日に、
リンドおばさんが贈ってくれたもので、
普通は日曜日にしか使うことを許されなかった。・・・”
“薔薇の蕾 模様の、スリップの上に着る、
あの新調の青林檎の色の網目の服にしようか?”
でも、薔薇の蕾模様の物って、なかなかありませんね。
先の青いお皿に似たような物を私も持ってはいますが、
輪にはなっているけれど、やはり開いた薔薇です。
かろうじて、開いた薔薇と蕾の薔薇両方
というのはあるのですが・・・。
こんな他愛のない事をああだ、こうだと
言ったりするのも、結構楽しいものですね。