
まだまだ寒気が居座っている
せいか、今日は寒い朝でした。
北日本は思わぬ雪のようですが、
雪は幸せの花の象徴として
捉えられることが多いそうですね。
そのまま 「雪の花」 なんて
言葉があるかと思えば、天からの花
ということで 「天花」、そして 「牡丹雪」。
そうそう「風花」 というのもありますね。
雪の多い地方は、それどころではないでしょうが、
雪が多い年は豊作だと言われるように、
雪の一片(ひとひら)、一片に例えているなんて・・。
ここでも昔の人の豊かな感性に驚かされます。

先日泊めて貰った叔母から
朝一番の宅急便が届きました。
どうやら珈琲好きの私を
知って届けてくれたようです。
某大使館御用達(ごようたし)
という文字が見えます。
隙間に家庭菜園で採れた
パセリを入れてくれている所が
叔母らしいです。

香りの素晴らしさは、言うまでもありませんね。
以前から気になっているのが、
アン や ジム船長 も大のお気に入りの
さんざし と甘草(カンゾー)です。
“・・・又別の夕方、ジム船長はアンに、
さんざしを持って来てくれた。・・・・・
この世の美しさは、ジム船長のさんざしの
お陰で、更に申し分のないものになった。”
~と、アンが、さんざしの素晴らしさを語れば・・・
「わしは買った香水は好かんが ―― 甘草の匂いは、
婦人のいる所、至る所、いいと思いますね。」
以上 【「アンの夢の家」 第18章】
~とは、ジム船長の甘草に対する思いです。
勿論、私はさんざし(別名メイ・フラワー)は
知りませんし、甘草もお茶でしか知りません。
見たこともない、さんざしはともかくとして、
甘草(リコリス)、少なく共、お茶としての香りは、
所謂(いわゆる)漢方薬の匂いだと思うのですが・・・。
先日の羊歯(シダ)や、クローバーの
香りと共に疑問は益々膨らみます。
まだまだ知らないことが多く、興味は尽きません。
(↑ 写真は晩秋に採集して来た野草のドライ)