【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

残香飛

2008-03-03 16:16:40 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編




   こちらは今日も気紛れな
  天気となりました。

   パラッと雨が落ちたかと思うと、
  お日様が・・。そう言えば・・。

   “~灯りをつけましょ
  雪洞(ぼんぼり)に ” 

   今日は 「雛祭り」 ですね。
  雪洞に照らされた仄かな灯り。

   なぜ今の季節が、
  こんなにもワクワクするのかと淡い記憶を辿れば・・。

   お雛(ひな)様の飾り付けの準備とか、
  そういう事も一因かも知れませんね。

   そんな心躍らされる行事が少なく共、
  今よりは沢山あったような気がします。それにしても・・。

   箱から一対ずつ出して雛壇に飾る時のワクワク感に比べ、
  片付ける時の妙に寂しい気持ち・・。

   でも、季節は春爛漫(らんまん)。
  ましてや子供時代の事ですから、
  すぐにそんな事は忘れてしまったものですが、
  懐かしい思い出として、今でもしっかり記憶に残っています。



   さて昨日は、美容院へ行った帰りに
   「珈琲の香り」
  のお香を買って来ました。

   そんなこんなで今日は
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  の開店です。(こちらは 【前回】

   カップは、雛祭りに因み、
  “和”(人形の絵付け)に
  してみました。

   柄にも一応拘りました。
  今日も、ティーベル代わりの
  土鈴は、「大原女」 です。



   珈琲の香りに薬効がある事は、
  千年も前から言われていたそうです。
  という事は平安時代。

   情緒を司る右脳の働きを活発にし、
  安静度を増し、最もリラックスした
  状態をもたらしてくれるとも。

   珈琲を入れ、珈琲香の蝋燭に
  火を灯し、そして今回の珈琲のお香。
  “極楽、極楽・・” 気分です。

   ところで、このお香のネーミングにも
  なっている 、「残香飛」(ざんこうひ)。

   ちゃっかり今日のブログタイトルに頂いてしまいました。
  梅林に続く、沢の飛び石の事だそうです。

   早春に、ここを渡る時、梅の香りが仄かに漂って来る事から、
  このように名付けられたとか。それにしても何と風雅な・・。
  又一つ、勉強になりました。