【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春、麗(うらら)

2008-03-22 18:15:13 | リラのお気楽ユメ日記

【「ふくろうの時計」 は信楽焼】


   



   朝から雲一つない空になりました。
  昨日の風が嘘のような穏やかな行楽日和です。
  こんな日こそ、どこかに出掛ければいいのですが・・・。

   それでも、昨日までは出掛けようかな・・
  ~なんて、思っていましたのに、パス。

   ちょっと場所が遠いのも億劫になっています。
  結局、近所のスーパーだけ。
  以前は、こんな事などなかったのですが・・・。

   そうそう、今日のタイトルの 「麗(うらら)」。
  これは、「うらうら」 が、縮まったもののようです。
  心の中に何もない、爽やかな状態。まるで、今日の空のようです。

   そして、青い空と言えば、今の時期、「雲雀」(ひばり) ですね。
  雲雀は、雲の間から鳴き声が聞こえる事から 「雲雀」 なのだそうです。
  鳴き声は、「ピーチク、パーチク」 ではなく、「ピパリ、ピパリ」。

   それにしても、漢字って有難いですね。
  「雲雀」 から訳なく、どんな鳥か、想像出来ますもの。

   前述の雲の間から・・と言うのもそうですし、
  この鳥は、雀(すずめ) に良く似た、
  (ほんの少しだけ大きい) 鳥なんだそうです。

   当て字と言われれば、それまでですが、
  一生懸命に漢字を考えられた先人達。

   最近、平仮名重視 (勿論、立派な日本語ですが)
  の傾向にある事を少々、勿体ないと思うのです。






 
【ノースボール・ヒヤシンス】




   そうそう、昨夜はお月様が綺麗でした。
  そう言えば、今日は満月でしたね。

   満月には薔薇が似合うそうですが、
  そろそろ例の薔薇、開いてくれないでしょうか。

   それとも、今日という日を
  待っていてくれたのでしたら・・。

   “月光で開く薔薇” なんて、
  それはそれはロマンティックなのですが・・。

   でも、こんな風に薔薇ばかりに、
  気を奪われていてはいけませんね。
  いつの間にか小さな庭にも
  春の花が咲き、球根は芽吹いて来ました。

   そろそろ紫外線にも気を付けなければいけませんのに、
  ついつい庭で過ごす時間が長くなっています。

   今日は、黄色い蝶も姿を見せました。
  写真を撮ろうとすると、すぐに逃げてしまいましたが・・。

   



   「あんたは、自分の旦那様よりも、
  庭の方を大事にするのですね。・・・」
   「あたしの庭は、大変あたしに親切なんですもの。」

                                  【炉辺荘のアン」 第14章】 

   


   意地悪な、メアリー・マライアおばさん
  の非難を軽やかに交わす、アン。こうでなくっちゃ。
  言うまでもなくアンは、花と庭が大好きなのです。