【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

あの道この道

2008-03-25 19:57:27 | レトロ(素敵)な空間~散策




   朝早い時間こそ、
  霧に霞んでいましたが、
  時間の経過と共に
  晴れて来ました。

   ご覧のように、
  雲一つない青空です。

   それにしても、
  空が霞むと、
  すわ “黄砂・・?”
  ~なんて思う私が悲しいです。

   元々春は、“霞みか雲か・・”
  と昔から言うように、
  絹のヴェールが空にかかるのは、至極当然の事ですのに・・。

   




   “・・・教会の婦人会からの帰り道、
  マリラは、老いた者にも悲しむ者にも、
  若い者、幸福な者の差別なく春がもたらす喜びで、
  胸が時めくのを覚えた。――
   春は陸地に広がり、その深い、大地から湧き上がる喜びに、
  ものに動じない中年女のマリラの足取りも、
  つい軽く速くなるのだった。・・・”
                   
                          【「赤毛のアン」 第27章】








【雪柳】                         【古木の銀杏の木】




   春ですね! 
  マリラも心弾む春。

   だからという訳では
  ありませんが、
  私も陽気に誘われて・・
  ついつい道草して
  帰ってしまいます。

   見上げた空・・。
  この時期には、珍しく
  何もありません。青、蒼・・。

   それは、終日続きました。
  彩 (いろどり)、溢れる道。

   最初に梅が咲き、次に桃。
  そして、ワクワク、ドキドキ。

   そしてフィナーレを飾るのは・・。
  いよいよ待ちに待った、桜の季節の到来です。

   こちらは、だまだ蕾がほとんどですが、
  それでも少しだけ開花しているのも見つけました。
  満開の花を咲かせるのも、もうすぐそこですね。

   桜はなぜに、こんなにも人々の心を
  ざわめかせ? 打つのでしょう。

   桜の季節は、人それぞれ・・様々な思いが、
  重なっているからなのでしょうね。

   旅立ち、別れ、出会い。
  そよ風、青い空、淡いピンクの花びら・・。

   咲くのも見事なら散り際の美も、これほどのものはありませんものね。
  今年は、どんな桜と出会えるでしょう。今から楽しみです。