朝早い時間こそ、
霧に霞んでいましたが、
時間の経過と共に
晴れて来ました。
ご覧のように、
雲一つない青空です。
それにしても、
空が霞むと、
すわ “黄砂・・?”
~なんて思う私が悲しいです。
元々春は、“霞みか雲か・・”
と昔から言うように、
絹のヴェールが空にかかるのは、至極当然の事ですのに・・。
“・・・教会の婦人会からの帰り道、
マリラは、老いた者にも悲しむ者にも、
若い者、幸福な者の差別なく春がもたらす喜びで、
胸が時めくのを覚えた。――
春は陸地に広がり、その深い、大地から湧き上がる喜びに、
ものに動じない中年女のマリラの足取りも、
つい軽く速くなるのだった。・・・”
【「赤毛のアン」 第27章】
【雪柳】 【古木の銀杏の木】
春ですね!
マリラも心弾む春。
だからという訳では
ありませんが、
私も陽気に誘われて・・
ついつい道草して
帰ってしまいます。
見上げた空・・。
この時期には、珍しく
何もありません。青、蒼・・。
それは、終日続きました。
彩 (いろどり)、溢れる道。
最初に梅が咲き、次に桃。
そして、ワクワク、ドキドキ。
そしてフィナーレを飾るのは・・。
いよいよ待ちに待った、桜の季節の到来です。
こちらは、だまだ蕾がほとんどですが、
それでも少しだけ開花しているのも見つけました。
満開の花を咲かせるのも、もうすぐそこですね。
桜はなぜに、こんなにも人々の心を
ざわめかせ? 打つのでしょう。
桜の季節は、人それぞれ・・様々な思いが、
重なっているからなのでしょうね。
旅立ち、別れ、出会い。
そよ風、青い空、淡いピンクの花びら・・。
咲くのも見事なら散り際の美も、これほどのものはありませんものね。
今年は、どんな桜と出会えるでしょう。今から楽しみです。