こうして太陽は、
顔を覗かせましたが、
一面真珠色の空に
なりました。
先日も感じたのですが、
今日も太陽に環が、
かかっています。
朧(おぼろ)月ならぬ、
朧太陽・・?
それでも、
午前中は晴れ間も・・。
この所、花冷えが続いていましたが、
今日は一番の冷え込みになりました。
おまけに、いつの間にか雨も・・。
冷たい雨。そうそう、「桜雨」 ですね。
ただ庭の花達は、相変わらず嬉しそうに咲き誇ってくれています。
桜は、こちらは、もう少しです。
所によって開花は幾分、違うようですね。
「それでいてどこか人を引き付ける所があるのですね。
いつ見ても笑ってるもんで、
ついこちらまで笑いたくなってしまうのですよ」
【「虹の谷のアン」 第2章】
今日の花の笑顔しかり。勿論、人間だってそうですよね。
アンも言うように笑顔に出会うと、誰だってパッと心が明るくなります。
笑顔に出会うと笑顔を返し、みんなが何だか幸せ気分・・。
笑顔は、誰をも幸せにする・・と思っていました。ところが・・。
先日 (3/18日付) の新聞に、
「スマイル仮面症候群」 なる記事を見つけました。
その文字を見た時、最初信じられませんでした。
それでなくても最近の精神鑑定流行り・・?
に少々、疑問を感じる部分もあったからです。
そんな事もあり、斜に構えて記事を読んでいた事は否めません。
記事によれば・・。
最近の若い女性の間では、皆に受け入れられたい、
評価されたいと、笑顔を演じているうちに、それが常態となり、
素顔との区別がつかなくなるそうなのです。
そのため自分の素直な気持ちが出せず、ストレスが溜まり、
やがては、身体の変調を来してしまうのだとか。
しかも、過労やストレスでどんなに参っていても、
そんな時だからこそ、笑顔が増えると言うのですから、厄介です。
その上、絶えず笑顔でいるために、本当は大変な事になっていても、
家族や周辺の人にも気付かれにくく、早期発見が遅れるとの事。
何より当の本人さえも気付かないのですから、事は深刻です。
一度、マニュアル化された笑顔が、脳にインプットされてしまうと、
今度は、元に戻らない・・という訳です。
私などは、ただ、ただ驚くばかりですが、それは、
これから益々増える傾向にあると言います。
成熟した社会に起こる病気なのでしょうが、
「男は度胸、女は愛嬌」 なんて諺 (ことわざ) も、
やがて死語になってしまうのでしょうね。
いえ、もう既に。いやはや・・・