【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

仮面の笑顔・・?

2008-03-30 16:51:26 | リラのお気楽ユメ日記




   こうして太陽は、
  顔を覗かせましたが、
  一面真珠色の空に
  なりました。

   先日も感じたのですが、
  今日も太陽に環が、
  かかっています。

   朧(おぼろ)月ならぬ、
  朧太陽・・?

   それでも、
  午前中は晴れ間も・・。

   この所、花冷えが続いていましたが、
  今日は一番の冷え込みになりました。

   おまけに、いつの間にか雨も・・。
  冷たい雨。そうそう、「桜雨」 ですね。

   ただ庭の花達は、相変わらず嬉しそうに咲き誇ってくれています。
  桜は、こちらは、もう少しです。
  所によって開花は幾分、違うようですね。









   「それでいてどこか人を引き付ける所があるのですね。
  いつ見ても笑ってるもんで、
  ついこちらまで笑いたくなってしまうのですよ」
                   
                            【「虹の谷のアン」 第2章】

   


   今日の花の笑顔しかり。勿論、人間だってそうですよね。
  アンも言うように笑顔に出会うと、誰だってパッと心が明るくなります。
  笑顔に出会うと笑顔を返し、みんなが何だか幸せ気分・・。

   笑顔は、誰をも幸せにする・・と思っていました。ところが・・。
  先日 (3/18日付) の新聞に、
  「スマイル仮面症候群」 なる記事を見つけました。

   その文字を見た時、最初信じられませんでした。
  それでなくても最近の精神鑑定流行り・・? 
  に少々、疑問を感じる部分もあったからです。

   そんな事もあり、斜に構えて記事を読んでいた事は否めません。
  記事によれば・・。

   最近の若い女性の間では、皆に受け入れられたい、
  評価されたいと、笑顔を演じているうちに、それが常態となり、
  素顔との区別がつかなくなるそうなのです。

   そのため自分の素直な気持ちが出せず、ストレスが溜まり、
  やがては、身体の変調を来してしまうのだとか。

   しかも、過労やストレスでどんなに参っていても、
  そんな時だからこそ、笑顔が増えると言うのですから、厄介です。

   その上、絶えず笑顔でいるために、本当は大変な事になっていても、
  家族や周辺の人にも気付かれにくく、早期発見が遅れるとの事。
  何より当の本人さえも気付かないのですから、事は深刻です。

   一度、マニュアル化された笑顔が、脳にインプットされてしまうと、
  今度は、元に戻らない・・という訳です。

   私などは、ただ、ただ驚くばかりですが、それは、
  これから益々増える傾向にあると言います。

   成熟した社会に起こる病気なのでしょうが、
  「男は度胸、女は愛嬌」 なんて諺 (ことわざ) も、
  やがて死語になってしまうのでしょうね。
  いえ、もう既に。いやはや・・・