【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

風の旋律

2008-03-27 17:50:20 | 香る庭の花綴り


 


   




   昨日、夜半に降った雨は朝には上がり、
  今日は朝から太陽が顔を出しました。
  それにしても昨日、今日と花冷えの一日となりました。

   毎年、この時期の暖かさに惑わされ、
  つい、このまま暖かくなるのでは・・。

   ~なんて錯覚し、灯油を買い忘れていたものです。
  慌てて灯油を買いに走り・・。今年は、その備えは万全です。






 


   



   “―― 香り高い、、象牙のような 白水仙 、炎のような チューリップ
  妖精の枝のような ブリーディング・ハート
  ピンクと白の混ざった、早咲きの、刺の多い、匂いの良い、
  小さな一重の 薔薇 であった。・・・”
               【「アンの友達」2.】



   若干の花の違いはありますが、
  我家の小さな庭にも、『アンの世界』 同様、
  次から次へと春の花が咲き始めました。

   「ヒヤシンス」 の青紫の花には、心を癒され、
  白い 「姫ウツギ」(卯の花) の花には、
  見ているだけで、心洗われます。

   おまけに両者とも、素敵な香りまで伴って・・。
  自然の芳香って、いいですね。

   かと思えば、明るい色の花には心踊らされます。
  思わず、スキップでもしたい気分。

   せめて・・と、毛糸のセーターを脱ぎ、
  先日の映画で高島礼子が着ていたような、
  水色の花柄のワンピースに、白いカーディガン
  という春らしい格好がしたくなったり・・。春ですね!!

   「春は、何もかも新しいわ。
  春そのものが、いつも真新しいんですものね。
  毎年、春は変わっているのよ。
  前の年と、そっくり同じと言うのは一つもないわ。
  必ず何か特別のものを持っていて、
  独特の美しさがあるのよ。・・・」

                               【「アンの愛情」 第9章】

   


   ところで、もう一度ヒヤシンスの事。
  こちらは、毎年何もしなくても咲いてくれます。甘い香り。
  何と言っても色は、この青紫色ですよね。

   このヒヤシンス、和名は、「風信子」。
  まさに、香りが風によって運ばれるさまを表わしていますね。

   ~なんて、去年も同じような事を記したような気がします。
  花言葉は、「しとやかな可愛らしさ」、「初恋のひたむきさ」 とか。
  何だか深窓の令嬢のような・・そんな花ですね。