日の出までの朝の空は、刻々と変わります。
起床時は、雲一つない空でしたが、アッ! と思えば、一面に雲・・。
やがて、雲は切れ・・今度は抜けるような青空。
慌ただしい事、しきりです。
昨日は時折雪も舞い、寒い1日でした。
今日は昨日ほどではありませんが、寒い事に変わりありません。
それにしても、昨日のような日に自転車は困りますね。
行きは、どうって事なかったのですが、帰りは散々。
雪混じりの風が吹き、おまけに向かい風と来ていますから、前に進みません。
その上、坂道。もう泣きたい思いでした。今日は、風はありません。
冒頭の写真は、お隣の梅です。
青空に白い梅の花が映えて綺麗です。
“梅に鶯・・” の事は、【先日】 も記しましたね。
実際は、鶯ではなく、目白だという事も・・。
鶯の 「ホー、ホケキョ」 は、
実は 「法、法華経」 と、聞き慣らされたものであり、
目白は 「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」 だそうです。
何だか面白いですね。
そして、人が大勢押し掛ける時に使う 「目白押し」。
この目白から来ているのだそうですね。
目白は巣立った頃、何羽も身体をくっつけ、
押し合うように止まるからだとの事。(~「美人の日本語」 より)
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」 ~服部嵐雪
先日も記しましたが、春告鳥が鶯なら、この梅は 「春告草」。
香りも良いので、「匂草」、「香栄草」。
春風を待つので、「風待草」 とも。
本当にロマンティックな名前が並びますね。
万葉集では、桜以上にその歌は詠まれたようです。
「わが園に 梅の花散る ひさかたの
天より雪の 流れ来るかも」
~万葉集 大伴旅人