【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

梅の花に “ぽっ!”

2008-03-06 17:45:53 | 四季のスケッチ


   


   日の出までの朝の空は、刻々と変わります。
  起床時は、雲一つない空でしたが、アッ! と思えば、一面に雲・・。

   やがて、雲は切れ・・今度は抜けるような青空。
  慌ただしい事、しきりです。

   昨日は時折雪も舞い、寒い1日でした。
  今日は昨日ほどではありませんが、寒い事に変わりありません。

   それにしても、昨日のような日に自転車は困りますね。
  行きは、どうって事なかったのですが、帰りは散々。

   雪混じりの風が吹き、おまけに向かい風と来ていますから、前に進みません。
  その上、坂道。もう泣きたい思いでした。今日は、風はありません。




 


   

   
   冒頭の写真は、お隣の梅です。
  青空に白い梅の花が映えて綺麗です。

   “梅に鶯・・” の事は、【先日】 も記しましたね。
  実際は、鶯ではなく、目白だという事も・・。

   鶯の 「ホー、ホケキョ」 は、
  実は 「法、法華経」 と、聞き慣らされたものであり、
  目白は 「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」 だそうです。
  何だか面白いですね。

   そして、人が大勢押し掛ける時に使う 「目白押し」。
  この目白から来ているのだそうですね。

   目白は巣立った頃、何羽も身体をくっつけ、
  押し合うように止まるからだとの事。(~「美人の日本語」 より)

   「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」   ~服部嵐雪
  先日も記しましたが、春告鳥が鶯なら、この梅は 「春告草」

   香りも良いので、におい草」、「香栄かばえ草」
  春風を待つので、「風待草」 とも。

   本当にロマンティックな名前が並びますね。
  万葉集では、桜以上にその歌は詠まれたようです。

   「わが園に 梅の花散る ひさかたの 
           あめより雪の 流れ来るかも」

                               ~万葉集 大伴旅人