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その 10 月の第 1日目は、
昨日の雨も上がり、
“空気もぴかぴか
光って” います。
庭の金木犀は、
案の定と言いますか・・
見事に、その花びらを
散らしています。
尤も、大分少なくはなっていたのですが・・。
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このお天気も今日だけとか。
唯一のお天気、
満喫しなければなりませんね。
一方、『アンの世界』 の10月。
それはそれは、美しい月のようです。
例えばある年の10月は・・。
“この 10月 はよく
風が吹いた。・・・ 略 ・・・”
こけももの繁みは緋色に変わり、
枯れた羊歯は深い赤褐色をしていた。
納屋の裏の漆の葉が赤く燃え、
上グレンの乾いた収穫畑のあちこちに緑の牧場が、
点在しているのが見えた。
芝生のえぞまつがある隅には金色や赤褐色の菊が咲いている。
りすは至る所で喜ばしげにお喋りをし、
無数の丘でこおろぎが妖精たちの踊りのために
バイオリンを弾いていた。・・・ 【「炉辺荘のアン」 第28章】
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「さぁ、どうぞ林檎を召し上がれ~!」 ~なんて。
今日は、林檎のアロマキャンドルを灯してみました。
本物の林檎の香りと、キャンドルの香りが微妙に混ざり合って鼻孔をくすぐります。
今日は又、夏日に近いほど暑かったのですが、私も物好きですね。
さて、昨日から香りについて記しています。
自然の香り、花の香り、精油などの天然の香りだけでなく、
香る水と書く 「香水」 等など・・。
香水なんて、こうして文字をしたためているだけで、優雅な気分になります。
病気は気の病(やまい)と書きますが、本当にそうですね。
気、精神が健康であるなら、病気にはならない・・
ある意味、的を得ているような気がします。
事実、イギリスでは1930年代にバッチ博士によって、それが唱えられています。
“病気というものは、「恐怖」 とか 「孤独」、「落胆」、
「絶望」 と言った心理的なものが引き起こす”
~このように唱え、それぞれの心理状態を改善すれば病気が治るとしました。
それが所謂、「バッチ療法(フラワー)」です。
花の中には特別なエネルギーがあって、
それが心の病んだ状態を癒やし、身体の病気を治すとか。
その抽出液を 「フラワーレメディー」 として市販されていますが、
そこまでしなくても花のエネルギーで、ある時は癒やしを貰い、元気を貰う・・。
本当に、お世話になっています。
最後に。花言葉ならぬ、「香り言葉」 があるのをご存知ですか?
フランスの女流作家、サガンの小説、『熱い恋』 からネーミングされた、
ゲランの 「シャマード(熱い鼓動)」。
探せば、他にもまだまだあります。
ティファニー 「トゥルーエスト(本物のロマンス)」、
ウォルト 「ジュ ルヴィアン(再会)」、ディオール 「ドルチェ ヴィータ(甘い生活)」
カルバン クライン 「エタニティ(永遠)」 等など・・。ロマンティックですね。