【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

香り言葉

2009-10-01 17:35:38 | ハーブと香り雑学


   今日から 10月 ですね。
  その 10 月の第 1日目は、
  昨日の雨も上がり、
  “空気もぴかぴか
  光って”
います。

   庭の金木犀は、
  案の定と言いますか・・
  
   見事に、その花びらを
  散らしています。
  尤も、大分少なくはなっていたのですが・・。

   しかしながら、
  このお天気も今日だけとか。
  
   唯一のお天気、
  満喫しなければなりませんね。

   一方、『アンの世界』 の10月。
  それはそれは、美しい月のようです。
  例えばある年の10月は・・。

   “この 10月 はよく
  風が吹いた。・・・ 略 ・・・”

   こけももの繁みは緋色に変わり、
  枯れた羊歯は深い赤褐色をしていた。
   納屋の裏のうるしの葉が赤く燃え、
  上グレンの乾いた収穫畑のあちこちに緑の牧場が、
  点在しているのが見えた。
   芝生のえぞまつがある隅には金色や赤褐色の菊が咲いている。
  りすは至る所で喜ばしげにお喋りをし、
  無数の丘でこおろぎが妖精たちの踊りのために
  バイオリンを弾いていた。・・・
              【「炉辺荘のアン」 第28章】



   「さぁ、どうぞ林檎を召し上がれ~!」 ~なんて。
  今日は、林檎のアロマキャンドルを灯してみました。
  
   本物の林檎の香りと、キャンドルの香りが微妙に混ざり合って鼻孔をくすぐります。
  今日は又、夏日に近いほど暑かったのですが、私も物好きですね。

   さて、昨日から香りについて記しています。
  自然の香り、花の香り、精油などの天然の香りだけでなく、
  香る水と書く 「香水」 等など・・。

   香水なんて、こうして文字をしたためているだけで、優雅な気分になります。
  病気は気の病(やまい)と書きますが、本当にそうですね。

   気、精神が健康であるなら、病気にはならない・・
  ある意味、的を得ているような気がします。
  事実、イギリスでは1930年代にバッチ博士によって、それが唱えられています。
  
   “病気というものは、「恐怖」 とか 「孤独」、「落胆」、
  「絶望」 と言った心理的なものが引き起こす”


   ~このように唱え、それぞれの心理状態を改善すれば病気が治るとしました。
  それが所謂、「バッチ療法(フラワー)」です。
  
   花の中には特別なエネルギーがあって、
  それが心の病んだ状態を癒やし、身体の病気を治すとか。

   その抽出液を 「フラワーレメディー」 として市販されていますが、
  そこまでしなくても花のエネルギーで、ある時は癒やしを貰い、元気を貰う・・。
  本当に、お世話になっています。

   最後に。花言葉ならぬ、「香り言葉」 があるのをご存知ですか?
  フランスの女流作家、サガンの小説、『熱い恋』 からネーミングされた、
  ゲランの 「シャマード(熱い鼓動)」。

   探せば、他にもまだまだあります。
  ティファニー 「トゥルーエスト(本物のロマンス)」、
  ウォルト 「ジュ ルヴィアン(再会)」、ディオール 「ドルチェ ヴィータ(甘い生活)」
  カルバン クライン 「エタニティ(永遠)」 等など・・。ロマンティックですね。