【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

英国紳士の最高の暇つぶし

2009-10-06 18:15:18 | A・クリスティーの館


   今日も真珠色の空で明けました。
  天気予報に反して意外にも雨は降っていません。

   尤も昨、夜半、微かな雨音を聞きましたから夜のうちに降ったのでしょう。
  ~なんて、思ったりしていましたが、やはり雨は降って来ました。
  
   午前9時半頃でしょうか。ぽつぽつ・・から始まって、降ったりやんだり・・。
  そぼ降る雨です。その雨も、今はやんでいます。(午後5時半現在)
  ただ、こんなお天気のせいもあるのでしょうね。随分、肌寒く感じられます。



     さて、今日のようなお天気ですと・・。
    やはり、と言いますか・・。
    オレンジの灯りが、やたら恋しくなり、
    同時に揺らめきを感じたくなります。となりますと・・。

     「蝋燭の灯り」 と 「珈琲」、それに 「ミステリー」 でしょうか。
    この3点セットが、最近では一番落ち着けるように思います。     

     そうそう今日は、何とも思わせ振りなタイトルですね。
    英国紳士の最高の暇つぶしとは・・? 
    その答えは、「推理小説」 です。

     英国と言いますと・・。
    エルキュール・ポアロを初め、シャーロック・ホームズなど、
    世界的にも有名な名探偵がいますものね。納得です。
  
     そもそも、私が本格的な推理小説を読むきっかけになったのは、
    ウィリアム・アイリッシュ作、(又の名をコーネル・ウールリッチと
    二つの名前を持つ) 「幻の女」 を読んでから。確か小6の時。
  
     ハラハラ、ドキドキ・・その面白さに、ものの見事にハマッてしまい、
    推理小説の大ファンになったと言う訳です。
  
     その前にも少年、少女版のルパン物やホームズ物も読んでいましたが、
    いかんせん 「幻の女」 の面白さの比ではありません。

     それをきっかけに 「暁の死線」、「黒衣の花嫁」・・と言った、
    彼の一連の作品を読み漁(あさ)るという、
    この頃から・・今の私の癖(へき)が、そろそろと顔を出し始めたという訳です。
  
     後、カトリーヌ・アルレーの 「わらの女」 や、
    パトリック・クエンティンの 「愚か者の失楽園」 も心に残っています。

     この 「わらの女」 では、悪女ヒルデガルデ・マエナーが、
     “ロオシャの香水” を付けていたそうで、
     それを確かめるためにも、もう一度・・なんて思っています。
  
     「幻の女」 も 「わらの女」 も様々な形で映像化されていますから、
    ご存知の方も多いかと思います。

     「幻の女」 は、映画 「逃亡者」 の原作ですね。(主演ハリソン・フォード)
    映画 「わらの女」 は、若き日のチャールズ・ブロンソンの主演です。

     そうそう、アガサ・クリスティー。
    彼女のファンになったのは、ずっと後の事なのです。
  
     最初は、登場人物の多さについて行けませんでしたから。
    今では最も好きな作家の一人ですのに、面白いですね。

     という訳で私の場合、翻訳ものが先で松本清張や夏樹静子などの日本の作家は、
    高校生になってから。翻訳ものに比べ、随分遅れを取ったものです。



 
 



     明日(7日)は、ブログお休みさせて頂きます。
    勝手を申しますが、どうぞよろしくお願い致します。