

秋らしい空で明けました。
間もなくその雲は途切れ、青空に。
今日も秋晴れです。
そして今日の幸せ。
起床して雨戸を開けた途端に、
甘い香りに包まれました。
そう、金木犀です。それも2度目。
思わず、サンダルをつっかけ、
庭に出てみました。
つい先日は、僅かに蕾が認められただけでしたのに、今日は木全体がオレンジに。
まだ蕾は閉じていますが、明日には完全に開くでしょう。ここまで記して・・。
これと同じ事を 【先月】 にも記した事を思い出しました。全く進歩がありませんね。
でも、もう一度時計の針を巻き戻した気分。
そう言えば・・昨日のコメントで、信州にお住まいのめぐみさんから、
今、その金木犀が満開だという事をお聞きしたばかりです。
やはり例年でしたなら、こちらはとっくに終わっていた筈・・
いいえ、詳しく詮索するのは止しましょう。
兎にも角にも、思いもかけない二度目のプレゼント、ここはもう一度楽しむ事に致しましょう。



来たような気がしています。
しかしながら昨日もそうですが、
季節をもう一度、
確認するかのように・・今日は、
動けば汗ばむ陽気になりました。
そう今丁度、金木犀が咲いているの
ですものね。となれば、まだ 9月。
そう思って周りを見渡せば、
未だに朝顔も、ハイビスカスだって、
天を真っ直ぐ見上げて咲いています。
こんな風に、行きつ戻りつしながら、
それでも確実に季節は老いて
行くのでしょう。
“若い月は、だんだんに
老いて来たが、まだ夏の
気分の漂っている秋で、
集りの日は 10月 というよりも 6月 のようであった。・・・”
【「炉辺荘のアン」 第34章】
ところで、この季節に薄紫色の花を見つけますと・・・。
つい憧れている花、“紫苑・・?” と、思ってしまう私です。

右上の写真の花、思わず衝動買いしてしまいました。
似ていますが、何だか違うような気もして・・。
でも、いいのです。薄紫色は大好きな色ですし、紫苑だと思う事に致します。