【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夢運ぶトレー Ⅳ

2009-10-05 17:05:17 | 私の手作り夢時間


   昨日の秋晴れの空から一転して、
  今日は早くも真珠色の空になりました。
  気温も低め。長袖でも寒い位です。

   それにしても・・。
  昨夜の満月(十六夜)の美しかったこと!
  雲一つない空に、白い月が冴え冴えと
  輝いていました。
  
   一昨日の雲間の月と、昨夜の透明な月。
  それぞれ異なる、趣のある月を両方見ることが出来て幸せです。

   このようなお月見、江戸時代などは特に盛んだったようですね。
  月を愛(め)でる宴(うたげ)を開き、お客を招くのだそうです。
  何と風流で贅沢な遊びなのでしょう。さすが江戸人!

   そして興が乗った所で、ここに集(つど)っている方たちは、
  それこそ、“ここで一句・・” ~なんて。
  
   筆を取り、水茎麗しい文字で、さらさらと短冊に詠んだ歌をしたためるのでしょう・・。
  「粋人」・・今では死語になりつつある言葉ですが、ふとそんな言葉を連想します。



   さて、話は本題に。
  つい先日、“トレーに描くのは、もう終わり” と、申し上げたばかりですね。

   その舌の根も乾かないうちに、4度目のトレーの登場となりました。
  実は、このトレーの存在をコロッと忘れていたのです。
  ひょんな所からひょっこり出て来て・・。

   素材は勿論、木。
  しかも周りを籐で編んであって私自身、結構気に入ってもいたのです。
  
   となりますと・・そのまま描けます。
  という訳で今回は、地を塗り潰す事なく、
  その素材を活かして又々、薔薇を描いてみました。

   薔薇の色を少し変えただけですが、地色で全体の受ける印象も、
  少しばかり変わったのでは・・と思います。
  このトレー、同じ物がもう1枚ありますので、今度は薔薇以外で・・と思っています。

   ところで、浅いこのトレーは、ランチョンマットとしても利用出来ますね。
  お昼など1人の食事の時、これに食事を並べ、
  終わるとそのまま流しに直行出来るというものです。

   そうそう、トレーも兼ねていれば、外での食事にもぴったりです。
  意外に役に立ちそうです。