【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さき花の心意気

2011-04-05 16:08:18 | 香る庭の花綴り



【「チオノドクサ(雪の栄光)」】

アンは窓を開け放って身を乗り出した。
子供たちの庭には既にレタスの新芽が
曲がった小さな列を作っていた。
夕日はかえで林の後ろに柔らかく淡紅色に沈もうと
しており、窪地から微かに子供たちの
美しい笑い声が響いて来た。

「春があまり美しいので、
眠って少しでも逃すなんて嫌だわ」
と、アンは言った。
                【「炉辺荘のアン」 第23章】


     起床時は相当冷えたものの、
   昨日同様の快晴の朝を迎えました。晴れ渡った美しい空。

    今日は全国的に見事に晴れマークが並んだようですね。
   この空が被災地の方々の励みになれば・・と思わざるを得ません。

   一方、予断を許さない状況の福島原発。
  一向に出口が見えなくて不安は増すばかりです。

   それにしても低レベルとは言え、
  1万トン余りもの汚染水を海に流すなんて。
  そんな事、絶対に止すべきでしょう。

   既に海外からは農作物だけでなく、
  チョコレートなどの加工品にさえ、規制がかけられているとか。
  
   検査の強化は当然ですが、世界から 「汚染列島」 なんて、
  レッテルを張られる事のないように・・と祈る事しか出来ません。

   さて、冒頭の写真。
  名前を知らない、この花は本当に小さな小さな花なのです。

   初めは1、2輪だったものが、
  今では1、2・・10・・数え切れないほど。

   でも小さいので、それほど場所を取る訳ではありません。
  何だか遠慮して咲いている気がして。
  遠慮なんかしなくていいのに・・でも、精一杯生きています。

   そしてもう一つの花は 「チオノドクサ」、別名 「雪の栄光」。
  去年より今年はかなり遅く、雪のない季節に咲きましたが、今満開です。