【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

レースで描く薔薇模様

2011-04-24 16:39:16 | 私の手作り夢時間


居間には青貝が散りばめられ、
城や 薔薇 が描かれている
小さい華やかな テーブル がいくつかあった。
底に暗褐色の絹地を当てた、
ひだのある袋が付いている、
上品な小さな裁縫台もあった。
紫檀の机やマホガニーの
ソファ用テーブルもあった。(中略)
ジャイルズと自分のために二つのふかふかした
柔らかいゆったりした椅子を買って
暖炉 の両側に置いた。(中略)
グエンダがカーテンのために選んだ布地は、
とり澄ました 薔薇の花瓶
黄色い鳥が止まっている柄で、
ごく淡いブルーの古風なさらさ木綿であった。
         【A・クリスティー作「スリーピング・マーダー」】 


   昨日の雨は上がりましたが、なかなかすっきりという訳には参りません。
  太陽は出ていますのに雷ゴロゴロ。ザ~ッと来て又、晴れて・・。

   そう言えば、昨夜、休む前に眺めたお月様は
  笠をかぶっていましたっけ。(明日25日は「下弦の月」)
  そんな半月のお月様は、より親しみ深く感じられたものです。



   さて、こちらの写真。 
  上記のイギリスの古い家にも
  レースは合いますね。
  (「ヒルサイド荘」 と言うのだそうです)
  
   このレース、ちょっと前に仕上がって
  いたのですが、仕上げの糊がなくて
  そのままになっていたものです。

   でも考えてみれば、
  これは窓辺を飾るレース。

   ドイリーならいざ知らず、カチカチに
  糊付けしなくても・・と思い至りました。

   どうせ風に揺れるのですから・・
  ~なんて、体(てい)の良い言い訳。

   その上、買い置きしていた、
  カーテンクリップが見当たりません。
  取り敢えずチェストの前にぶら下げて。

   それはさて置き、もう一つ、
  レースのセーター(前開き)に取り組んでいます。

   と言っても根気だけですが・・。
  ともすれば、挫けそうになる根気に鞭打ちながら花のモチーフ、40数個。
  
   おまけに、使わないまましまっていた糸を使用しましたので(絹100%)、
  糸と相談しながら臨機応変に変えて行かなければなりません。

   こちらも本当は長袖にしたかったのですが、結局三分袖に。
  あまり出番はなさそうな気がします。

   兎にも角にも後、もう少し。
  私の場合、モチーフを全部編んで・・
  最後に繋げるというのは駄目で、編んでは繋ぎ、又、編み・・。   
   
   昔からテーブルクロスとかカフェカーテンなどインテリア関係のそれは、
  どんなに大きくても、イソイソと編んだものですが、
  衣服はもう一つでしたもの。何なのでしょうね。