【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

イギリス田園の夢

2011-04-23 16:15:16 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


「お客様がいらっしゃって、ようございましたね。
と彼女はミス・マープルに言った。
「あなたのお好きな スコーン を作って参りましたわ」
「フローレンスはいつもとても美味しい
お茶請けのお菓子を作るのよ」
とミス・マープルが言った。
礼を言われてフローレンスは全く思いもかけない
微笑に顔をしわ寄せて、部屋を出て行った。
           【A・クリスティー作「パディントン発4時50分」】 


   今日は雨。
  それでも午前10時頃までは、
  やんでいる時もありましたから、
  その合間に庭に出て。

   晴れた日の、
  光と影が織り成す陰影の模様。
  
   周囲の景色に花の色がしっくり
  溶け込む、真珠色の時。
  
   はたまた今日のような雨上がりと・・。
  それぞれ微妙に庭の趣きは変わります。

   雨の宝石は特に薔薇の葉っぱが素敵。
  何気なく撮った写真は背景が薔薇色に。

   実は、いつの間にか葉っぱを付けた
  「野村紅葉(ノムラモミジ)」 のお陰。

   つい昨日、「最後の一葉」 に
  一喜一憂していたような気がしますのに。
  こんな所にも季節の移ろいを感じます。

     さて、今日のような雨の日は、
    オレンジの灯りが恋しくなりますね。
    幸い、まだまだランプや蝋燭を灯しても邪魔になりません。
    
     おまけに雨のせいか、気温の割にはヒンヤリしていますので。
    庭からヴィオラ(これには香りがあります)を摘んで来ました。
    ランプと蝋燭も灯しました。

    10日振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』
  開店と致しましょう。

   今日は、ローラ・アシュレイの
  ピーターラビットも仲間入りです。
  友人からのプレゼント。

   洋服の花柄プリントは、
  ちょっと隠れてしまいましたね。
  
   カップも小花柄で。「ノリタケ」 です。
  小花柄って、優しい気持ちになりますね。