【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

大地の林檎カモミール

2011-04-16 18:53:08 | レトロ(素敵)な空間~散策




小径のへりにはほっそりした若い樺が、
幹は白く、しなやかな枝で、
どこまでも立ち並んでいた。
羊歯しだや星花や鈴蘭や真紅の草の実が
ずっとその径に沿って茂り、
空気にはいつも快い香気が漂っていた。
木々のこずえでは小鳥がさえずり交わし、
風がひそひそ囁き合ったり笑ったりしていた。
                【「赤毛のアン」 第15章】 


   昨日、午後から降り出した雨は、朝には上がりました。
  と言っても、ごく弱い小ぬか雨でしたが・・。

   そんな雨も桜が、とうとうこれで終わりかと思うと、
  無性に淋しさを覚えたものです。

   それでも今年は随分長い事、楽しめましたものね。
  良しとしなければいけませんね。

   案の定その桜、今日は葉桜になりつつあります。
  風が強かったので、気温のわりには寒く感じられ・・。
  
   おまけに残っている花びらも、ひらひら、ひら~り・・。
  雨と共に風も、桜にとっては大敵ですね。
  ~なんて、まだ言っています。


【梨園】




   さて、私は連日の外出。
  幸せ色の黄色い花は昨日でしたが、
  今日は純白の花を。

   ここには林檎の木こそ
  ありませんが、良くしたもので
  林檎の香りのする 「カモミール」 が・・。
  
   そして樺の木の代わりに?
  「梨の花」。今、満開です。

   いずれも清楚な花。
  カモミールは、まさに
  「大地の林檎」 ですものね。

   それにしても、このカモミール、
  どこから種が飛んで来たのでしょう。
  野生化しています。

   私の家では何度植えても
  いつの間にか綺麗に
  なくなっていますのに。

   可憐で愛らしくて大好きな花。
  ある時は、マーガレットだったり、小菊のようだったり。

   そんな中で1番華奢(きゃしゃ)で消え入りそうな花。
  「ミモザ」 と言い、このカモミールと言い、私が好きな花には、なぜかふられてしまいます。
  「リラ」 も1度も咲きませんし・・。今年こそは・・と思っているのですが・・。