ミス・マープルはすっかり物想いに耽っていた。 ・・・・・ 編み針こそ絶えず動かしてはいたが、 心は編物の方にはなかった。 【A・クリスティー作「復讐の女神」】 |
今日も厳しい暑さとなりました。
「ジッ、ジッ、ジッ」 と蝉の啼き声は相変わらずです。
変わった事と言えば、裏庭に生息している? 黒い蜻蛉、
羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)が南側にも進入して来た事でしょうか。
尤も何か遠慮しているかのように、おずおずなのですが・・。
そして今日も夕立。
昨日は、パラパラと降った程度で、すぐにやみましたが、
今日はいきなりの大雨。雷を伴って30分も降ったでしょうか・・。
さて私は、映画 『しあわせの雨傘』 以来、
すっかりその 【音楽】 の虜(とりこ)に。となりますと・・。
同じ、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画 『シェルブールの雨傘』 抜きには考えられませんね。
そんなこんなで先日、そのCDを買い求めて来ました。
音楽は何かをしながらでも聴けるからいいですね。
勿論、最初は真剣に聴きますが・・。
そうそう、今日やっと先日の 【映画】 で惚れ込んだ、
レースの肩掛けマントを編み始めました。
それこそ、CDを聴きながら。それにしても今日の引用文には思わず苦笑。
私もミス・マープルと同じで編物をすると、
なぜか色々な事を考えてしまうのです。
それでも編み針は動いているのですが、時には編み目を間違える事も。
特に大きな円形のテーブルクロスの場合には悲惨です。
兎にも角にも、ミス・マープルが 「同類」 である事は間違いないようです。