【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

季節の狭間~往く夏

2011-08-26 16:15:17 | 香る庭の花綴り
 





「今年の は何と楽しかったのだろう」
と、アンは思った。・・・その後から・・・
ハイランド・キティおばさんが言った事を
思い出して胸に微かな痛みを覚えた・・・
「同じ は2度と来ませんよ」
(中略)
そうだ、それが人生なのだ。
喜びと苦痛・・・希望と不安・・・変化。
絶えず変化するのだ! 
変化せずにはいられないのだ。
古いものを放し、新しいものを胸に入れ、
それを愛するようになり、又、
それも順に放すのだ。
春は美しくあっても夏に屈せねばならず、
は秋の中に身を没する。
誕生・・・結婚・・・死・・・
                 【「炉辺荘のアン」 第35章】



   昨日以上に不安定な天気の筈が、
  雨は降りません。
  それどころか青空も。

   尤も昨日だって今にも降りそうで、
  結局降りませんでしたもの。

   それは駆けっこのスタートライン
  に立って、いきなり不意打ちを
  食らった気分。

   ~なんて。ここまで記した処で・・
  何と雨! いきなりですもの驚きます。
  でも、それが今年の特徴なのですよね。

   でも雀の涙。
  すぐに上がってしまいました。

   さて、一向に治まらない残暑。
  朝顔もしっかり咲いています。

   しかしながら、そこかしこに
  往く夏の気配を感じてもいます。
  
   今年は随分遅く、今頃になって食用にもなる 「セージ」 が開花。(上から3枚目)
  観賞用の 「ボッグセージ」 や 「チェリーセージ」 は、
  それこそ長い事咲いてくれているのですが・・。



【インウォールクラータ】


      こちらは、一時の面影こそない
  ものの、まだまだ元気な 「半夏生」 です。   
     でも、もうそろそろ引退の様相。

     淡化粧のそれは、いつの間にか
    素顔に。スッとした立ち姿だったのに
    少々、腰も曲がって来たような・・?

    一方、まるで切絵細工のような
   葉っぱは、「インウォールクラータ」。

     側にはセージ類が所狭しと植えて
    あるのですが、そちらは綺麗なもの。

         葉っぱに香りのない
        インウォールクラータが、
       格好の犠牲になったのですね。

      この季節、もう一つ面白いのが空。
       今日も青空に浮かぶ白い雲で
     しばし空中散歩を楽しんだものです。