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【「露草」 と 「シジミ蝶」】
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「海岸通り って素敵に聞こえるわ。 名前と同じように素敵な所かしら。 小母さんが海岸通りっておっしゃったとたんに、 パッとその景色が目に浮かんだのよ。 それにホワイト・サンドも綺麗な名だけれど、 でもアヴォンリーほどじゃないわ。 アヴォンリー はたまらなく、いい名前ですもの。 音楽みたいな響きがするわ」 【「赤毛のアン」 第5章】 |
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厳しい暑さが続きます・・・」
~なんて、どなたかに手紙でも
したためたいような昨今。
朝早くから蝉が姦しいこと!
その蝉の声に負けじと今、
毎日のように聴いているシャンソンの
ボリュームを上げている私に気付きます。
それに気付くのは先程までの喧騒が
嘘のようにピタッと治まった時。
僅か数日しか生きられない蝉と
張り合ったって仕方ありませんのに。
さて今日の写真。
猛暑日の毎日とは言え、
こんな青い花は心を癒やし、
一時(いっとき)、
暑さを忘れさせてくれます。
同時に 「瑠璃色」 という言葉も。
これ程、言葉の響きも又文字(漢字)も美しい言葉を知りません。
先日のバラが 「薔薇」 であるように、文字(漢字)の美も見逃せませんね。
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ところで、こちらの朝顔は、ゴーヤと一緒に植えたものです。
不思議な事に(自分をゴーヤと勘違いした訳でもないでしょうが)
より高くより上に・・と言った調子で、どんどん背丈を伸ばし、
今では屋根に届くほど高い位置に咲いています。
これまで狭い鉢の中でいかに窮屈だったことか。
伸び々と咲いていて。こんなに嬉しそうな朝顔は初めてのような気がします。