【薔薇&硝子の煌き】
「でも、他にお客様がお見えに なるんじゃありませんの?」 (中略) 「誰も来る事になどなっていないのですよ・・・ ただ、そんなつもりに なってみただけなのです」 (中略) それで私は、お茶の会を 開くふりをしただけなのです。 お料理を作りテーブルを飾り、 母の婚礼の時の陶器を使い、 身なりを整えた訳なんですの」 【「アンの青春」 第21章】 |
【薔薇の連弾】
昨日以上の寒い朝を迎えた今日。
確か最低気温は5度近く下がったようですから。
ただ昨日と違うのは、朝から太陽が燦々と照っていた事でしょうか。
これって、どんなに有り難い事でしょう。
おまけに鶯(うぐいす)までが美しい声を張り上げ、
その有り難さに拍車をかけています。空は雲1つない快晴、五月晴れです。
さて、風香る5月、少々、肌に当たる風は
冷たいとは言え、まさに薔薇咲き月の昨今。
本来なら木漏れ日の中でのお茶・・は最高でしょう。
日中は、朝より気温が上がりましたが、
とは言え、それでもせいぜい20度止まり。
日射しのある所はそうでもありませんが、日陰はまだまだ。
レース編みなどしてゆっくりするにはもう少し・・
という事で、今日は室内でお茶タイムです。
アラッ、こんな所でも “戸外と室内の優劣” の逡巡がもう始まっていますね。
随分、久し振りになりましたね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
ミス・ラベンダーのように、
お料理は作りません。単なるお茶タイムですから。
でも、せいぜいテーブルは飾りましょう。
後、身なりを整える事も。箪笥の肥やしの整理にいいかも知れません。
ところで、先日の 【秤(はかり)】 を利用したポプリ。
ここで乾かしながら飾ります。
乾燥する途中で俄かに香りが強まりますから、
今はこの方法に夢中。尤も梅雨に入る前までですけれど。
そうそう、野原で摘んだ、蒲公英やクローバーだって十分、香りますね。
薔薇咲き月の5月は薔薇だけでなく、こんな風に野の花だって見逃せません。