「私は屋根裏部屋に置いてあるあの 編んだ敷物 6枚をやる事になったのですよ。 あの子があれを欲しがるとは 思いませんでしたね ―― 何しろ昔風の物ですからね。 それに今では誰もかれも鈎針で編んだ 敷物しか欲しがらないらしいですしね。 (中略) それからあの子のジャムの戸棚に 貯蔵して置くように、こけもものジャム を 1年分作ってやるつもりです」 【「アンの夢の家」 第2章】 |
連休明けの今日は快晴の空で明けました。
しかしながら、起床時の空はボ~ッとした太陽。
まるで朧月のような。
これも中国の大気汚染のせいなのでしょう。
これから春に向けて黄砂や花粉も飛来します。
春に向けてこれらを思いますと、
待ち望んだ季節も暗澹(あんたん)たる気持ちになります。
暗澹と言えば、北朝鮮は地下核実験を強行。
こんな国に囲まれている日本の現状。
決して憲法9条に守られていた訳ではないでしょう。
日米同盟と、たまたま運が良かっただけ。そんな風に思えます。
さて、先日来からのレース。
糸が足りなくなったり、
(それも黒と茶の両方)
従って解(ほど)いたり
編み直したり。
結構大変でしたが、
やっと出来上がりました。
ドレスアップして登場です。
この編み方は、切る、繋ぐが
頻繁ですから、糸の後始末も
これまた大変です。
今回の物は、レース編み本の
パターンを下地にしていますが、
実際の物とはかなり違った、
私自身のオリジナルに
近いものとなっています。
おまけに廃物利用やランタンに
レースを組合せていますから、
ある意味、世界に1つしか
ない物ですね。
ところで、今日の引用文の 「マリラの三つ編みマット」
(これも並行して作っています)を初めとして、
申すまでもなく、『アンの世界』 は手作りが盛んです。
それにしてもジャム1年分も凄いですけれど。
そう言えば、マリラ は、ダイアナ が、
いちご水 と間違えて飲んだ、葡萄酒も作りますしね。
この時代の女性ですから、皆さん、何でも出来ますが、
強いて上げれば、マリラは 「料理」、リンド夫人 は 「刺子」、
ミス・コーネリア の 「縫物」、スーザン の 「レース編み」・・と言った処でしょうね。