【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

たった一つの自分の印

2013-02-13 16:18:28 | 私の手作り夢時間








美しく念入りの服装をし、
白い喉元に付けた 緋色 のゼラニウムに
いつもの色が見られた。
暖かい炉の火に映えて美しい髪は
溶けた金のように輝いた。
海の青さをたたえた眼は
静かな笑いと魅力に溢れていた。
その瞬間、小さな 『夢の家』 の影響を受けて
レスリー は再び少女に返った ――                   
                 【「アンの夢の家」 第12章】



   昨日、夕方から降り出した雨は朝には上がっていました。
  それにしても起床時は太陽燦々でしたのに。間もなく真珠色の空に。

   ただ気温の方は、一時の強烈な冷え込みはありません。
  “一雨ごとに暖かくなる・・” そんな気配すら感じます。

   そうそう、昨日、庭から摘んだ水仙。
  僅か数輪の花ですのに、豊潤な香りを漂わせてくれています。

   「私はここにいます」 無言な中にも確かな存在感。
  思わず、その香りの主に目を遣(や)れば・・。
  俯(うつむ)き、「我、関せず」 の風情。

   “やられた・・” ~なんて、他愛もない言葉を呟きながら、
  ふっと心が和み、綻(ほころ)ぶ瞬間です。




【レースの 「ワンポイント」 のつもり】




   とかく冬は家の中に閉じ籠ってばかり。
  外出時も、コートやマフラーで服装も隠れますから、
  ついいい加減に。でも、少しでも春の気配を感じたら・・。

   付属品にも目が向くようになって来ます。
  そんな時、手っ取り早いのはベルトなど。

   いつも身の回りのどこかに真紅の物を付けているのは、
  上記の レスリー ですが、私は、やはり 「レース&ビーズ」 でしょうか。

   どこか1点でも、それらに囲まれていたら、心華やぎ、幸せ気分に。
  レスリーの真紅も、きっとそうだったのではないでしょうか。  

   そんなこんなで、再び取り出したレース針。
  まだ途中ですが蝶のつもり。

   蝶のワンポイントはハナエ・モリですが、
  後、薔薇などレースで編んで、手持ちの物に付けましょう。
  栞などもいいですね。手紙や贈物などにも添えて。